生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

洞窟絵画の神秘

2006年03月11日 | 第2章:心理療法の基本
西南フランスのクロマニヨンの洞窟絵画は今から約35、000年前の絵画です。どんな人が、どんな思いで描いたのか、誰も知りません。この人々は現代人と同じ大脳組織を持つているようですので、五感や体感は私達とほぼ同じ、と考えて良いでしょう。そこに描かれた基本文様は京都の神社仏閣でも描かれている文様と同じようなものがあり、不思議な感じです。話は飛びますが明るく元気に人生を送っている人々を調査すると、どの人もどの人も<日常生活>で<大変な努力>をして<美しいもの>を爽やかに楽しむ傾向があるようです。朝、目が覚めて夜寝るまで、目には美しいもの、耳には心地よい音を、美しく感じる香り、心地よい触覚、体に相応しい健康的な味、この<五感と体感>に<美>を感じるものを<理性>で探求する。洞窟絵画の文様が現代人を感動させるように人間の原初感情を無視した人々の幸せはあり得ません。美しいのもを求める人間の原初感情を大切にしたいものです。:<原初感情:72-2>:

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