生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

ワインの味と恋の味

2006年03月12日 | 第2章:心理療法の基本
世界中で愛読されている小説<ダ・ヴィンチ・コード>を読んだ友人がパリ郊外南西にあるシャルトル大聖堂を訪ね、生まれて初めてカトリツクのミサに預かりました。そこで神父さんから人々がパンとワインを貰い口に入れている情景を驚きながら見た話を私に語りました。大脳生理学を学ぶ友人は驚きます。神の愛を信徒に想い出させる為にパンとワインを使用する知恵に驚いたのです。古代エジプトやローマ帝国、古代ギリシャの時代からパンとワインの味は人々の幸福の象徴。旧約聖書の詩編や特に<雅歌>ではワインの味わいを美しく詠み上げています。舌の先で味わう優れたワインは神聖な愛の味、人類を繁栄させ幸福にした味の一つです。神様の愛の伝達に使用された五感の一つであるパンとワインの味覚の意味をもう一度、静かに考えたいもの。:<原初感情:72-3>:

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