書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

親父

2014年10月23日 21時16分32秒 | 日記
10月20日の夜,父が亡くなりました.
21日に通夜,22日に葬儀と初七日を済ませてきました.
昭和3年生まれの86歳で,まあ天寿を全うしたと言っていいのではないかと思います.
高等小学校を出て,中学には行かずに新聞社に勤め始め,結局定年まで勤め上げました.
私の嫌いな某新聞社ですけどね.
私とはかなり人生観の異なる人でした.
趣味を生活の第一に置き,仕事はあくまで生活の糧を得るためのものと割り切っていた感があります.
その趣味ですが,「釣り」と「カメラ」でした.
実家の2階は釣り道具置き場と化し,足の踏み場もない状態.
腕の方は,僕には理解できないですが,岸釣りと船釣りと両方好きで,若い頃はほとんど毎週末に釣り道具を持って出かけてました.
カメラの方は機械に凝る方で,上から覗き込むタイプのライカを始め,最新のデジカメまで沢山持っていたようで.
とにかく凝り性でした.
写真雑誌にもよく投稿して,たまに掲載されては喜んでいました.
僕が毎日遅くまで仕事をしたり休日出勤したりするのを,批判することはしませんでしたが,不思議そうにしてましたね.
こいつは何が楽しくて仕事してるんだろう?みたいな.
昭和と平成の86年間を思い切り,好きなことだけをして謳歌し,83歳のお袋さんを残して冥途に旅立ちました.