散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

石神井川の遊歩道

2010-10-02 | Weblog
いい天気だったから、よく歩く散歩コースのひとつ、石神井川の遊歩道をまた歩いた。

王子の駅で降りるとすぐ、せせらぎのある音無親水公園にでる。そのせせらぎが石神井川。

北区の音無親水公園から、練馬区の石神井公園まで、川沿いにずっと遊歩道が続いている
ということだけど、まだ残念ながら全コース歩き通したことはない。いつも途中でバスや電車に
乗り込んで、気まぐれに帰ってしまう。それで構わないと思っているけど。


道端に彼岸花が咲いていた

ゲリラ豪雨に襲われてバスに飛び乗り、終点の板橋駅から電車で帰ったこともあるけど、今日は
そんな目に遭わずに済みそうだ。散歩用のバッグに入れてある東京の地図によると、石神井川は
ほぼ東西に練馬区・板橋区・北区を流れて、どうも隅田川に流れ込んでいるらしい。


道端に谷津大観音があった

いつも王子から川沿いにクネクネ西へ歩いて、旧中仙道の板橋宿のところにある板橋本町駅から
都営三田線に乗って帰るか、もう少しだけ足を伸ばして、中板橋駅から東武東上線に乗って帰る。
だいたい1時間かそこらの散歩になる。


道端に人の遊ぶ広場があった

少しだけ気合を入れて、いつもの倍の2時間ぐらい歩けば、たぶん豊島園までいけるんじゃないかな。
さらに覚悟を決めて、本腰で3時間ぐらい歩き続ければ、きっと石神井公園にも辿り着けると思うけど、
なかなか気合を入れたり覚悟を決めたりできない。


道端に人気のない遊具があった

王子から板橋までのクネクネ道がなかなか楽しくて、そこから先にいってみたいとは、あまり思わない。
なんとなく一本調子でつまらないのではないかという、期待の持てない感じさえしてしまうんだけれども、
歩いてみれば全然そんなことなくて楽しいのかもしれない。


どうしてこうなった

この道をときどき歩きたくなるのは、重力がゆがんで働いているかのような、この眺めが好きだからかも
しれない。初めて見たときは「風のせいだろう」ぐらいに思ったけど、そうじゃなくて「光あるほうへ」枝が
伸びた結果が、まるで重力異常みたいな斜めの並木道なんじゃないだろうか?


もっと光を・・・!

それにしても散歩に適した日だ。土曜日だけど午前中に仕事の用事があって、さて午後からはどうしようか
と思ったとき、なんか明るくて爽やかで気持ちいいから、どこか適当に歩こうと思って石神井川の遊歩道に
きたのは、ちょうどよかったんじゃないかな。


「板橋」と呼ばれる橋

旧中仙道にでた。板橋は江戸から数えて、中仙道の最初の宿場があったところ。東海道でいうところの
品川とだいたい同じような・・・・・・宿場町を通ると思うのは、道幅がどこも同じ(感じがする)ということ。
計ったことはないけど、江戸を遠く離れた宿場でも、やっぱりそう思う。


現在の町のようす

仲宿というのは、板橋宿が3つの地区に分かれていたころ、このあたりがそう呼ばれていたのを商店街が
掲げているようだ。橋のたもとの案内板にそういったことが書いてあった。ふーん、なんでもないような町も
由来をたどると面白いんだね。気が済んだので電車で帰ることにした。
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