残暑に。
実家を片付け、館山に戻った。一週間,クーラーなしの扇風機と氷枕でしのぎ、甲府盆地の濃厚な夏を久しぶりに味わったが、暑苦しいよりも、なつかしさのほうが大きかったと思う。
昔は大きな蚊帳を吊ったっけ、とか、たまには蛍も見たなあ、とか。レトロな感慨。
実家は、結局、自分の好ましい感じにまとめてしまった。片付け過ぎたかもしれないが、無人でも時が経つにつれて、埃や蜘蛛の巣は増えるから、これからも後々の掃除のしやすいように、と。
甲府の家、母の居間。
ニャンコヘッドガーデンにも、好きな草花を育てたいが、どうだろうか。ひと月に一度、数日の滞在では草取りがせいぜいかな。水やりができないし。
油彩 野花。M8号。
さまざま感謝。