市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

夏の横顔傾けて風さやか少女の背丈母に並びぬ

2021-08-22 21:41:00 | Weblog

 琵琶倶楽部、平和展に参加。

 今日は午前中ギャラリー当番をつとめた。心配していた雨は降らず、雲の合間の陽射しは適度に明るくて、解放した窓からの風が涼しかった。

 













 何度も絵のモデルになってくれた美しい友人が家族と訪れ、彼女の娘さんとは久しぶりの再会だった。娘さんも母に似てきれいな子だが、この子は両親のどちらにも似ている。
 すくすく伸びてゆく背丈に体重の増加が追いつかない思春期の、歪みのない、なめらかな、ほっそりした姿は、森や泉の妖精のようだ。
 こんな子を見ると、幼児期、思春期、青年期などの他に、人間にも期間限定の妖精時代があると思う。ただのセンチメンタルかもしれないけれど。

 今日も良い日だった。さまざま感謝。



 

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