雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

木犀の夜道に香り触れぬまま過ぎて追憶夢に続かむ

2014-09-27 20:18:06 | Weblog



  帰り道に。





  なお金木犀がやさしく漂う。


  視覚を狭められた夜のほうが嗅覚はするどい。









  よい時間を過ごせたと思う。





  皆さんご訪問ありがとう。
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木犀の香りそひくる温かき飲みもののやうに思ひ出してよ

2014-09-27 10:12:56 | Weblog



  きんもくせいの香りがする。どこからだろう?



  追憶、思い出、すぐさまそんな言葉が浮かぶ香り。古今集、伊勢物語などでは橘の花に昔の人を想うと。




    五月待つ花橘の香をかげば昔のひとの袖の香ぞする     よみびとしらず




 こころよい追憶のありかたはさまざま。あなたには、どんなふうに懐かしむ感覚は訪れますか?


 






  
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潮呼ぶ少女の襞のひろがりて海辺に立てば天のきざはし

2014-09-27 08:44:51 | Weblog



 朝の海に






 すっかり風がつめたい。樹々のさやぎを運び、さらりと乾いてきんもくせいの香も。









 まめやかに、なだらかに。


 よい一日を作りましょう。
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