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時悠人chosan流処世術

★生き返りの旅①出羽三山参拝

2019-06-07 13:31:10 | 日記・エッセイ・コラム
 出羽三山は、羽黒山、月山、湯殿山の総称で、古くから精霊の山として崇められ、西の伊勢神宮を「陽」とし、東の出羽三山を「陰」と見立て、一生に一度は参拝したい人生儀礼の一つとされてきた。

 羽黒山の山頂には、月山と湯殿山とを合わせた三神合祭殿があり、一度に3社にお参りできることと、今年、合祭殿再建200年記念なので、参拝者が絶えない。

 山頂まで、バスや車を利用すれば手軽に行けるが、私は、麓にある隋神門から1.7kmほどの参道を歩いてのぼることをお勧めする。

 2,446段の石段は、高齢者にはきついが、樹齢300~500年ともいわれる杉の巨木を見ながら、浮世の雑念を洗い流す時間だと思えば、清々しい気分になる。

 また、隋神門から300m位の所に「国宝五重塔」があり、是非、立ち寄りたい。近くには樹齢1000年の巨杉「爺杉」があり、パワースポットになっている。

 私たちの目的は、明治以降に公開されたことのない国宝五重塔の内部と本邦初公開の羽黒三所大権現の秘仏公開見学だった。

 今後、再度の公開予定はなく、現世御利益を授かったと喜んでいる。