プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★さくら前線異常あり!

2013-05-09 10:03:13 | 日記・エッセイ・コラム

 5月12日に開催される「ノーザンホース・パークマラソン」にむけ、11日に北海道に出発する。

 レース後の楽しみとして、日本一といわれる新ひだか町の静内二十間道路の桜並木見物を計画したのだが、どうも雲行きが怪しい。

 桜まつりは、5日から開催(12日まで)されているが、肝心の主役は、まだつぼみの状態だ。事前情報では、過去10年間で、5月13日以降に満開の時期を迎えたのは1度だけだったのに、、、、。

 GW期間中、弘前公園を訪ねた観光客が期待はずれだったように、東北・北海道の天候は例年にない厳しさで、「桜前線異常あり」の様子だ。

 レース結果を含め、5月15日にブログ更新予定。


★クロアチアの旅:蛇足

2013-05-08 17:41:05 | 旅行記

 クロアチアの通貨は、クーナ(Kn)で、ユーロは、ごく一部の店を除き、通用しない。ユーロ払いOKと言われても、おつりはKnで支払われたり、小額だとおつりをくれない場合もある。

 トイレは有料なので必ず、小銭が必要。また、現地の人は、観光ずれしていないので、値引きする文化は無く、値切り交渉はご法度と心得たい。

 両替は、現地で、「ユーロ・ドル・円」のいずれからでも両替え可能だが、必要の都度、「円⇒Kn」(1Kn≒15円~20円)で交換するのが賢明だ。

 国境越えする場合、スロヴェニアは問題ないが、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロ等との出入りは、長時間待つ覚悟が必要だ。検問を待つ間に写真を撮るのは、言うまでも無く厳禁。

 最後に、クロアチアは、7月のEU加盟を目指していたる所でインフラ整備を進めている発展途上国なので、日本と同じ感覚で捉えない方が無難だ。


★東欧4カ国見聞録⑥おわりに

2013-05-07 09:05:23 | 旅行記

 美術館や博物館、或いは、宮殿や教会を訪れる度に、そのスケールの大きさを「文化は、権力の象徴的存在で、一種の搾取・略奪により形成される」と、形容した。

 しかし、破壊から復興を遂げた東欧の世界遺産を訪ね、古くからの民族・国家間の紛争の歴史に触れ、「権威は、権力の前に無力」との思いを強くした。

 ツアーは、関空~ローマ乗継~トリエステの往復ルートで、行きはブレッド、帰りはトリエステに宿泊するハードな日程だった。

006004 スロヴェニアのブレッドは、ブレッド城と聖マリア教会を中心に広がるリゾート地で、レガッタ競技のメッカとしても知られ、ボート世界選手権が、過去4回も開催されている。

261_2264 また、スロベニアと国境を接するイタリアの港湾都市トリエステの市庁舎(左)は、重厚で落ち着いた風情を呈し、早朝ジョグで時悠人に戻った。


★東欧4カ国見聞録⑤その他

2013-05-06 10:11:05 | 旅行記

 クロアチアには、ドゥブロヴニク、スプリットのほかに、トロギール、シーべニック、プリトヴィッツェ湖群国立公園の5つの世界遺産を訪れた。

021026 「トロギール」は、スプリットの西方約27㎞にある島で、陸地と橋で結ばれ、城壁に囲まれた旧市街地は、世界遺産に登録され、市庁舎や時計塔、教会が見所だ。

 また、「シーべニック」は、街のシンボルであるヤコブ大聖堂が世界遺産で、15~16世紀にかけて建造されたが、当初、ゴシック様式だったのをルネッサンス様式に変更した点でユニークだ。

248253 16の湖がある「プリトヴィッツェ湖群国立公園」は、1979年に世界遺産に登録されたが、ユーゴ内戦時に危機遺産リストに乗せられた。現在では、危機リストからはずされ、ヨーロッパでは珍しい大きな瀑布とエメラルド・グリーンの湖面が多くの人を集めている。

 クロアチアが誇る世界遺産は全部で7(文化6、自然1)だが、その多くは1990年代の内戦で、破壊された悲しい歴史を持っている。日本では、三保の松原や鎌倉が除外されたと嘆いているが、普遍的な価値は、登録されたか否かではない。


★東欧4カ国見聞録④スプリット

2013-05-05 08:25:23 | 旅行記

194 クロアチアの首都ザグレブに次ぐ第二の都市スプリットは、アドリア海沿岸に位置し、その史跡群とディアクレティアヌス宮殿が1979年に世界遺産に登録された。

199 ローマ皇帝ディアクレティアヌスは、キリスト教徒を迫害したことと、唯一、存命中に退位したことで知られ、宮殿は隠居所として建設を命じた。

192210 皇帝の没後、キリスト教が国教に指定され、大聖堂の陰に皇帝霊廟が追いやられたかのように位置する。現在、宮殿の一部は、ホテルや民家、或いは、土産屋・カフェになっているユニークな遺産だ。

221223 日曜日は、安息日のため、店はすべて休業のはずだったが、一部の土産店が営業していた。その代わり、税金を上乗せされるそうで、宗教的な合理税制だ。

 滞在中、7月のEU加盟に向けて、クロアチアの全国力を傾注する活動をいたるところで感じた。