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時悠人chosan流処世術

★アフター・コロナ社会③人的交流の基本

2020-05-24 08:17:30 | 日記・エッセイ・コラム
 日常生活において、「ソーシャル・ディスタンス」ほど、現実離れした概念は無いと思う。

 コロナ対策としての暫定的措置であれば、やむを得ないが、「新生活様式」の基本だと言われると、人間性を否定されるようで、抵抗を感じる。

 たとえば、ホテルの自動チェック・イン(アウト)や、各種ドライブ・スルーは、衛生的にも機能的にも有効なので、主流になっても抵抗はない。

 しかし、雀荘で2m離れたり、1人か2人の客しか入れない居酒屋や、横並びで人形を挟んで食べるレストランを想像するとぞっとする。オンラインによる宴会やライブ、演芸等は、一時的な好奇心を刺激しても、すぐに飽きられ、廃れる。

 人間の感情は、その場に流れる空気に左右されるので、フェイス・ツー・フェイス抜きに、人間社会の交流は成り立たない。

 AI・IOT万能時代になろうとも、人間性を否定するツールは、必ず、淘汰されると確信している。