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時悠人chosan流処世術

★地方の底力で「克コロナ」

2020-05-03 08:06:50 | 日記・エッセイ・コラム
 人口10万人あたりのコロナ感染者数で、北陸三県が揃って上位を占めており、肩身が狭い。その中でも、金沢市は、4月15日時点で、東京16.8人に対して、20.6人。その後も深刻な状況が続いている。

 しかし、自己の権利意識が強い東京に対し、温厚で冒険を好まず、近所の目に敏感な金沢市民が、自助・共助活動に動き出し、心強い結束力を見せ始めた。

 クラスター化の恐れがあるパチンコ店が閉鎖されると、隣県の店に押し掛ける東京にくらべ、金沢では、パチンコ店の駐車場に仮設のドライブ・スルーを設け、10数件の飲食店が、持ち帰り弁当を売り始めた。

 種類が豊富で、毎日、違う味を楽しむことができ、早々に完売しているのを見倣って、異業種同士がタッグを組んで水平展開し、「コロナ憎し」から「コロナに負けない」、「克服する」へと舵を切った。

 苦しい時の行政頼みではなく、消費者に直結した知恵と行動力に活路を感じる。金沢が、汚名を返上する日が、二週間後に到来すると確信している。