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★沖縄:「慰霊の日」

2010-06-23 10:44:52 | 日記・エッセイ・コラム

 記念日には、国や公的機関が定めたものから個人の記念日までいろいろ。販促活動の語呂合わせまで含めると、毎日が記念日で、大切な記念日の意義が埋没しないかと懸念している。

 今日は「慰霊の日」。この記念日は、国ではなく沖縄県が制定したものだが、広島・長崎の原爆投下の日や終戦記念日と同質の意義を持っている。とりわけ、今年の戦没者追悼式に寄せる沖縄県民の思いは、重い。

 しかし、民放メディアは、角界の野球賭博やサッカーW杯に多くの時間を割き、視聴率稼ぎに躍起だ。政治の話題にしても、消費税10%の賛否や内閣支持率・参院選のアンケート等、あたかも人気投票さながらの軽薄さだ。

 普天間基地移設を巡る政府の対応が沖縄県民の心の琴線に触れ、前鳩山総理大臣は辞任に追い込まれた。追悼式に参列後、仲井真知事と会談する菅総理の発言内容に注目している。