プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★時差ボケ

2008-05-17 11:42:49 | 日記・エッセイ・コラム

031 5月7日、関空に隣接するホテルに一泊し、翌日AF291便でパリへ。ツアー参加者は、ふた組の新婚カップルを含む6組12名。私たち夫婦のヨーロッパ旅行も10度目の節目を迎えたので、卒業式のつもりで参加した。

 モンパルナス地区のホテルに6連泊し、”暮らすように過ごす”ことが目的。ミシュランガイドに載っているレストランでのグルメ三昧に誘惑されて、苦手なスーツ・ネクタイまで持参したのだが、”時悠人”には不似合いなようで期待外れに終わった。

084 建物の高さを揃え、電柱やケーブルがない都市構造は素晴らしいし、セーヌ河畔に建ち並ぶ建造物の重厚華麗な景観は見事の一語に尽きる。モンサンミッシェルやベルサイユ宮殿、フォンテンヌブロー城、或いは、ノートルダム寺院、オペラ座、ルーブル・オルセー美術館巡りも交え、見どころはすべて回ったがなぜか無感動だった。私の感性がかなり衰えたせいに違いない。139_2 155_2

 しかし、高級フランス料理店やパリ随一と評判のクレープ屋、或いは、モンサンミッシェル名物のオムレツのどれ一つとして満足できず、「機内食の方が美味しい」で感想が一致した。海外旅行のたびに、「いろいろあっても、やっぱり日本は良い国だ」と実感する。