プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★金沢・出羽町界隈

2008-05-26 10:46:33 | 日記・エッセイ・コラム

025 027_2  日頃見慣れている人には 何の変哲もない風景写真だが、私が金沢市内でもっとも好きで思い出多い地区だ。「杜の都」と言えば、仙台の代名詞のように使われるが、金沢も緑の多い町だ。中でも、兼六園から出羽町・本多町にわたる市の中心部にひろがる緑の空間は、癒しのゾーンを創出している。026 029 金沢と言えば誰もが兼六園を挙げるが、私はその周辺の城下町特有の都市景観の方がすぐれていると思っている。写真は、兼六園につながる出羽町界隈を撮ったもので、加賀百万石の貴重な遺産でもある。

私が通った中学校は兼六園の真下で、大学はお城の中、勤めた北陸支社はこのゾーンの一角にある。右下の写真は、「金沢能楽堂」前庭の銅像。先週23日に宝生流宗家を迎えた発表会に出掛けた際に撮ったものだが、会場は立ち見席まで超満員の盛況振りで、今なおその人気は根強い。

 北島三郎の大ヒット曲”加賀のひと”に出てくる「うた(謡曲)が降る降る加賀宝生の木漏れ陽青い石畳」の一節が思い浮かぶ夕暮れ時だった。