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時悠人chosan流処世術

★「ねんきん特別便」の波紋

2008-05-20 10:18:49 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の午後、「ねんきん特別便」が届いた。舛添厚労大臣名によるお詫びに始まり、記録確認・回答の依頼、年金記録の読み方や回答票の記入例、さらには加入記録の確認の流れにいたるまで6ページにわたり、細々と解説してあった。

 一見して、読む気にならない代物だったが、「もれ」や「間違いがない場合」も回答しないといけないので、読み流してみた。典型的な官庁作成の文書だ。「ねんきん特別便」の送付から記録統合までの全体フローを最初に示したあと、本人が協力すべき事項を記述してくれれば理解し易いのだが、構成が全く逆。各論から入り、最後に全体の流れを示しているので、すべて読まないといけない。

 私は、年金受給前に社会保険事務所に加入期間を確認し納得していたのだが、年金記録を貰って不安になった。加入期間の通算は合うのだが、資格の得・失時期の区切りが理解出来なかった。出向・退職・再雇用や合併等による異動は自分でチェック出来たが、無関係な時期に資格の異動があった。給与事務担当が必要な手続きをしたのだと割り切った。

 物事は疑い出せばきりがない。といって、疑ってかからないと騙されるのでは情けない。年金に限らず保険や医療を含め、国と国民の間の信頼関係を大前提とした社会福祉制度は、真摯でシビアな管理をお願いしたいものだ。