プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★羊の国へ帰ります!

2006-05-21 13:14:15 | 日記・エッセイ・コラム

 二人を見送った帰路、日本の英語教育のあり方に、またまた疑問が沸いてきた。私は、片言の英会話レベルだが、それでも何とか意思の疎通が出来た。特に、小泉VS小沢の党首討論をみて、義務教育は国の責任において一貫性を持たせるべきとの点で彼と意見が一致したし、両国の教育の違いを理解しあうことも出来た。

 別れるにあたって、彼に笑うに笑えない失敗談を伝えた。

先日、娘に電話した際、彼が電話に出た時のこと。「シー イズ アウト トダイ」(she is out to die)と言うので、びっくりしたのだが、実は「she is out today)だった。ご存知の通り、我々が学校で習う英語は、米語が圧倒的。NZLやオーストラリアは英語(=イギリス語)だ。さらに、なまりがひどいので、聞き違えるケースが多くなる。「セイム」(same)は「サイム」と聞こえ、ちっとも同じではなかった。

 このささやかな交流を通じて、文部科学省の国際人育成のために英語(アメリカ語)教育を義務化する方針は、ナンセンスだと実感した。必要に迫られれば勉強するものだ。一生、国内で活躍する日本人が大半なのに、何故、小学校から英語を学ぶ必要があるのか? アメリカン・スタンダードをグローバル化する危険性を国民はもっと真剣に受け止める必要があると思う。


★羊の国からコンニチワ!④

2006-05-21 09:38:56 | 日記・エッセイ・コラム

 長い旅も残り1週間。今日(21日)、彼らは金沢から京都に向かうので、朝から買い込んだ物の整理に追われている。京都・奈良・大阪と巡り、27日に関空からJAL便でクライストチャーチへと発っていく。

 おそらく、次の再会は3年後になるだろう。2011年にラグビーの世界大会がニュージーランドで開催されるからだ。私はラグビー・ファンだし、彼は元ラガーマンだから一緒に観戦する約束を交わした。

 彼は大怪我をして若くして引退したが、順調だったらオールブラックスのメンバーになれたかも?仔細は分からないが、少なくとも、目標にはしていたようだ。現役時代、80㎏の体重が今は120㎏。とても、フルバックを守っていた面影は想像出来ない。松井の負傷もこれありで、洋の東西を問わず、「無事これ名馬」だとつくづく感じた。