プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★羊の国からコンニチワ!②

2006-05-19 14:59:28 | 日記・エッセイ・コラム

 日本について、先ず驚いたことは、人と車の多さだという。それもその筈。ニュージーランドは、人口400万人の国だから、その3倍もの人が住む東京は化け物に見えて当然だ。車は数の多さ以上に、車体が綺麗なのが印象に残ったとか。国内生産せず輸入車に頼るNZLは中古車が主流だけに、日本の車が高級車に映ったようだ。

 都内では、渋谷のスクランブル交差点を行き交う人の群れを興味深く眺めて動こうとはしなかったとか。NZLで、日本の映画やニュースに登場する場所は渋谷が圧倒的に多く愛着を感じたのだそうだ。東京タワー、都庁ビル、新宿等の高層ビルには圧倒されたみたいだが、スモッグと排気ガスには参ったようだ。また、レストランや居酒屋でのタバコの煙にも驚いたふうだ。NZLでは、建物内での喫煙は一切禁止されているだけに無理もない。

 一方、金沢へ着いて開口一番、「空気が美味しい」だった。新緑が目に鮮やかで、つつじの花の最盛期だけに、ガーデンシティを思い出したようだった。金沢は人口46万人だが、クライストチャーチよりも大きく、便利で緑豊かな環境が気に入った様子。

 最初、ステーキや焼肉、中華等の料理に切り替えようと思っていたのだが、東京での居酒屋の雰囲気とメニューが気に入ったようで安堵した。勿論、全て初体験だったが、感想は、「美味しい、美味しい」の連発だった。娘に美味しい以外の日本語を教えていないのじゃないかと訊いたが、彼は真面目顔でデリシャスと言ってくれた。今夜は我が家で久しぶりのしゃぶしゃぶに挑戦する。