カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『嗤う猿』J・D・パーカー ハーパーBooks

2020-12-19 22:12:54 | 洋物
 『悪の猿』の続編。シカゴの連続殺人鬼四猿4MK。「見ざる、聞かざる、言わざる」に「悪をしざる」を加えた四猿の異名を持つアンソン・ビショップ。前作で操作に当たったシカゴ警察署の刑事ポーター、ナッシュ、クレア。FBIに事件を奪われたポーターは思い切った行動に。シカゴ署IT担当のクロズはちょっと引き気味ながらいい仕事をし、FBIのプールが新たな役回りを。ビショップを取り逃したままのシカゴで新たな事件。そして事件。4MKとは手口は違うが、何かがある。今回も、視点を次々と変えながら、物語は進むのだが、終盤の怒涛の展開には驚かされる。そして、最後が次作の予告編とちょい見せ。ううむ、早く次作を出してくれ!どうなっちまうんだ!!!☆☆☆☆☆。