ミステリーではないかもしれないが…。一杯半のカクテル。飲めない主人公が彼女に連れられていったバーでアブジンスキーというカクテルを一杯半飲んだ。酔って彼女のアパートに着くが、彼が毎朝食べるリンゴが無いことに気がつき、彼女が買いに走る。そして翌朝、彼女が帰ってこなかったことに気がつくが、出張に出かけてしまう。帰ってもまだ彼女が戻ってないことを知り、彼女探しが始まる。謎解き風でもあるけれど、確かに青春小説です。それで人間を考えてみたり。映画になって原田泰三クンが主人公やってました。男性と女性では捉え方違うみたいです。☆☆☆☆。