映画「翔んで埼玉」
埼玉県人、差別されまくり。そして自虐ネタ満載。ぶっとび映画。
BL。ボーイズラブって、こんなんだったの。知らなかったあ。
おおげさなのが、おかしい。「テルマエ・ロマエ」武内英樹監督。
阿部寛みたいに濃いひといないし、ヤマザキマリみたいな原作じゃないけど、場内から笑いが翔ぶ。埼玉解放戦線だってさ。なぜか麿赤兒でてくる。
映画「翔んで埼玉」
埼玉県人、差別されまくり。そして自虐ネタ満載。ぶっとび映画。
BL。ボーイズラブって、こんなんだったの。知らなかったあ。
おおげさなのが、おかしい。「テルマエ・ロマエ」武内英樹監督。
阿部寛みたいに濃いひといないし、ヤマザキマリみたいな原作じゃないけど、場内から笑いが翔ぶ。埼玉解放戦線だってさ。なぜか麿赤兒でてくる。
わたしより1年うえの1955年。国立二期校教育学部のあと公務員。転職志向があって小説講座に通うと。わたしは弁理士試験講座だったけど、なんだか境遇が似てるせいもあって、90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞したデビューからずっと注目していた。そして新しい作品分野のたびに、彼女の意欲に喝采していた。
97年『女たちのジハード』で直木賞は、たいへん嬉しかった。でも、いつからか宗教絡みは苦手になってきた。
そして彼女らしい農業とサラダ工場すさまじい 篠田節子の「ブラックボックス」から5年ぶりに詠む。
エンタテイメント長編小説の大作。なのに誰ひとりとして共感できるひとがいないという類まれな感覚で500頁を超えて読み進む。途中からは、なんだか意地で読んでしまった500頁超え。うーん、マザーテレサ苦手だからかなあ。今年に入って吉川英治文学賞を取った。
本ブログのために調べてたら20年以上も母親を一人で看護してきたとある。知らなかった偉いなあ。それをも作品のなかに昇華させてるんだ。チェロも聞いてみたくなった。
毎号、読んでいる年報。今回は、重い。なにしろ大逆事件なみの大量処刑。
緑字の箇所が心に刺さった。
2019年3月16日(土)10時半開場 11時開会
場所:みどりコミュニティセンター(墨田区)
第1部 総会
第2部(13時~)
講演 「関生弾圧の現状とこれからの治安弾圧」
講師 永嶋靖久(弁護士、大阪弁護士会)
電話番号 03-3591-1301 さあ極入り意味おーい
映画「月夜釜合戦」
初日の初回に見参。渋谷ユーロスペース。
田中登監督の「丸秘色情めす市場」を彷彿とさせる、味わい。飛田遊郭の私娼が主人公だからかな。
16ミリで撮ったって。アングラ芝居っぽいかんじ。
映画サイトでは、こんなふうに紹介している。
>「安心・安全」を名目とした再開発により、街には監視カメラや野宿者の排除を目的としたオブジェやアートが配置され、じんわりと再開発がなされていく中で、そこにいる労働者たちも場を失いつつある。そのような状況に対抗する喜劇として「月夜釜合戦」は誕生したのである。
映画と別らしいが、佐藤零郎監督はカメラを回してただけで逮捕&勾留100日くらったことがあるって。最新号「キネマ旬報」133頁
とあるメーリングリストからの転載----------
みなさま、賛同人のお一人で鍼灸師の田中美津さんからイベントのお知らせです。
70年代のウーマンリブ運動からこれまで、独自のスタンスで発信を続けてきた田中美津さん。『いのちの女たちへ—とり乱しウーマン・リブ論』(パンドラ)などの著作でも知られますが、この秋にはドキュメンタリ映画も公開されます。それに先立つイベントが以下のように予定されています。ぜひご参加ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Subject: 遺言代わりの映画ができました(笑
みなさま
田中美津です。
3年にわたって「私」を撮り続けたドキュメント映画がこの秋、渋谷・ユーロスペースで公開されます。
クラウドファンディングの助けを借りて作られるので、それに向けてのトークライブも3月から6回!にわたって開催されます。
チビの後期高齢者は「私のいのちも今年限りか・・・・」と、ひそかに呟きつつ必死に頑張っているという状況です。お暇なときにでもイベント告知ページhttps://tanakamitsu1.peatix.com/をご覧いただければ幸いです。
またお知り合いの方々に、情報を拡散してもらえると、大変ありがたいです。よろしくお願いします。
トークライブのお知らせ
申し込みは、トークライブ告知ページ右側の、「チケット申し込み」から。または、 konooshi2019@gmail.comに、「氏名・ご連絡先・トークイベント名」を記載の上、お申込みください。
・・・・・・・・・・・・・
1) http://tanakamitsu1.peatix.com
3月12日(火)19:00〜(朝日新聞東京本社)
栗原康(政治学者)×田中美津
「わかってるようで、わからない魅惑——“自由”ってなに?」
2)https://tanakamitsu2.peatix.com/
3月18日(月)15:15〜(朝日新聞東京本社)
田原総一朗(ジャーナリスト)に聞く(聞き手:田中美津)
「右傾化、不祥事の数々・・・それでも安倍政権の支持率が落ちないのはナゼ?」
3) http://tanakamitsu3.peatix.com/
3月22日(金)19:00〜(朝日新聞東京本社)
鈴木邦男(活動家)×竹信三恵子(ジャーナリスト)×田中美津
「目から鱗!右傾化とは、要するに男性化のこと?」
4) https://takanamitsu4.peatix.com/
4月6日(土)14:00〜(朝日新聞メディアラボ渋谷分室)
中山千夏(作家)×田中美津
「自分以上にも以外にもなりたくない、あなたと私のものがたり」
5) https://tanakamitsu5.peatix.com/
4月10日(水)19:00〜(朝日新聞メディアラボ渋谷分室)
千田有紀(社会学者)×上岡陽江(ダルク女性ハウス代表)×田中美津
「あの、「千葉10歳女児虐待死」母親逮捕は妥当か?不当か?」
映画「運び屋」
なんと「グラン・トリノ」以来十年ぶりで、クリント主演監督! うれしい!!
何度も賞を取った栄光の「ユリ栽培」事業が傾き、インターネットのせいで農場は破産し差し押さえされ、家族を顧みない生活で関係悪化が続いたすえ、家も無い90翁。
腰も曲がった姿は演技なのかな。よぼよぼ爺さんなのに、しだいに魅力に惹かれていくわ。
麻薬の「運び屋」になる老人。名優だなあ。脚本も良い。誰かの命令に縛られるじゃなくて、やりたいことをやるんだ。横暴白人警官を追い払う頓智に、にっこり。
麻薬取締局の捜査官を「アメリカン・スナイパー」愛弟子ブラッドリー・クーパーが演じる。ふたりの会話が伏線でもある。
90点をあげよう、名作。
たまに集会で見かける、ちいさなリーフレット。黄色と黒は勝利の色、なんだと。
われらが救援連絡センター
03-3591-1301←「さあ獄入り意味おーい」も紹介されてる。ありがたや。
30部で200円とかなので、ともだちに配るひともいるようだ。あ、ダウンロードもできるよ。
著作の法学館、ありがとうね。
リーフレット 「市民運動において注意すべき事~警察対応など」(伊藤真弁護士)
山谷の玉姫公園に、1999年から2年間通って撮影した男たちの写真と文。
なつかしい、ヤマの男の佇まい。読みながら、ふたつ思い出したことがある。
70年代末に同居人が山谷に行っていた。しばらく後に家に刑事が来たことがある。寄せ場で働いてるひとは、みな本名を名乗らないんだって。通帳を持ってないひとが大半らしい。現金を持っていると使ってしまうからか危ないからか、事情は知らないが知り合いにキャッシュカードを貸したからだった。知り合いと言っても、名前も住所も知らないんだけど。
国家権力おそるべし。戸籍の附票を辿ったのか。いや、そもそも住民票も届け出てないのに同居人の居所を調べあげたのだ。公安ルートか?
そして盗まれたのかと聞きにきたのだ。違うと言って、同居人は追っ払った。「被害届だせ、ださないと詐欺の共犯にするぞ」と展開されなくて幸いだった。
こんな出来事があったのは、筆者が写真を撮ってた2000年頃かなあ。みすぼらしい格好をした同居人に、なにやら「帰りの切符代を貸してくれ」と言ってきたおじさんがいた。わたしは貧しかったら5駅くらい歩く主義なので「歩いて変えればいいじゃないの」と小声で言った。同居人があとで「いや、あれは交通費がないんじゃないよ。食べるものすら買えないけど、恥ずかしいから電車賃を貸してくれと言ったんだ」と。えー、そこまで考えが及ばなかったと反省したことがある。
-------- 目次 緑字は千恵子メモ ---------------
泪橋の交差点にあった丸善食堂
投げつけられたコップと一枚の写真
玉姫公園ではじまった屋根のない写真館
用心棒とマネージャー 39 ふふ そういうおじさんいるね
朴訥男の報告
丸善のシャッターと映画
母とカメラ
山谷ブルースを生きる男 77 三里塚に弁当つきのバスがでる 酒もか 79 活動家の異様
チャンピオンとにせもの
津軽の三味線弾き〔ほか〕 104 父が刺される 悲しいありさま
「ドキュメント候補者たちの闘争 選挙とカネと政党」 井戸まさえ 岩波書店
ちょうど3年前に「無戸籍の日本人」たち1万人 実態さぐる井戸まさえ本で分析に感動した著者。
松下政経塾、元政治家の妻、国会議員という特異な経歴を辿った彼女。有象無象の代議士は知らないわたし。そもそも政党の名前も覚えきらないので、理解が追いついてないかもしれない。
19 若狭勝さいてい 女だけ公認するんだって 従順だからって ざけんな
106 女の議員は酌婦 それが悲しい実態か
108 稲田朋美が政治家になる経緯
113 井戸も電話一本で選挙区替えさせられる ひどいなあ
151 杉田水脈 こうやって重宝されるんだ
------ 目次 -----------
はじめに 「選びたい人がいない」「異端の選挙」が暴いた代議制の機能不全
第1章 二〇一七年「異次元総選挙」を闘って 野党第一党の消滅,「排除」をのりこえ新党結成
第2章 候補者とカネ 「異次元総選挙」にぶち壊された資金計画
第3章 政治は常に人材を求めている 候補者リクルーティングの実態
第4章 自民党は二〇一七年総選挙をどう闘ったのか 失われた刷新の機会
第5章 新しい政治はどこにあるのか 不寛容なリーダーシップの果てに
終 章 そして,また「候補者」は誕生する
おわりに 「候補者にしか見えない景色」
風邪をひかないひとだと思ってた。しかし、どうやら風邪だ。頭が、ぼーっ。
んー、よく考えたら2年前にもひいたのを思い出した。たんに忘れっぽいだけなんだ。
鼻水に黄色い塊、喉からも黄色い塊。わが白血球くん健闘ちゅう。
原題の意味は、1930年代から1960年代に黒人が泊まれる宿などを紹介した切実なガイドブック。
1962年、天才ピアニストが南部を回る旅をしたときの、白人運転手との実話を元にした作品。
カーネギーホールの上に住んでいる、博士号を3つ持ち、数カ国語を話すインテリ黒人。王様みたいなかんじ。インド人執事もいるし。
かたやキャバレーの用心棒をしてた白人。イタリア移民でブロンクス育ちの野卑な大食い男。ヴィゴ・モーテンセンが強撃の演技。スウェーデン系なのに、還暦なのに20kg増量して、びっくりんりん(寿命を縮めたよね、らぶヴィゴ!早死しないでね)。
ぜんぜん違う二人が、バディを組むようになる映画。すごく感動、とても嬉しい。
大統領のまえでも何度か演奏しているほどに成功している黒人音楽家が、なぜ1/3のギャラ。屈辱を受ける南部に演奏しに行ったかの謎が解ける。
なんせ黒人が夜に外にいるだけで逮捕されるんだもんね。そんなとこ、よく行ったよえ。芸術家の前衛性を感じる。
白人が安心する範疇の黒人が主人公という批判があるが、そういうのを超越しているぞ。
「物流危機は終わらない 暮らしを支える労働のゆくえ」 首藤若菜 岩波新書
即日配達、無料配達。おかしいだろの中身の分析。
宅配運転手にしても、トラックドライバーにしても過酷な労働。見えない労働なんだなあ。ブラジルみたいな大ストライキないし。
--------- 目次 ----------
第1章 宅配が止まる? ――ヤマト・ショックから考える
1 ヤマト運輸の「サービス残業」問題
2 「即日配達」と「送料無料」――ネット通販以後
3 「お客様のために」――形骸化していったルール
4 社会を維持するコスト
第2章 休めない,支払われない,守られない――トラックドライバーの現実
1 物流の九割を占める日本経済の黒衣
2 ドライバーを取り囲む法制度の「抜け穴」
第3章 悩む物流――なぜこんなに安く荷物が届くのか
1 激化する業界競争
2 賃金の低下と成果主義の強化
3 物流二法は何をもたらしたか
第4章 経済のインフラを維持できるか――持続可能性の危機
1 危機の解決策はあるのか
2 深刻化した人手不足
3 「適正な料金」に向けて
4 運賃が先か,賃金が先か
5 荷主を巻き込む
第5章 物流危機が問いかけるもの
1 「適正」な企業が淘汰され,「不適正」な企業がはびこる
2 「高い質を安い価格で」の限界
3 ルールづくりの重要性
藤田孝典NPOほっとプラス代表理事、聖学院大学人間福祉学部客員准教授のするどい指摘。
わたしの言葉でいえば
1 こども食堂の、はきちがえ 意図的か?
2 貧困を作り出す側なのがコンビニ 利用者にはコンビニエンスだが、かたや朝早くから夜遅くまで働く低賃金労働者&経営者なのに??
3 ほんらい公的支援すべきものを、めくらましか???
(画像は、ヒンキーちゃん)
林眞須美さんから書面が届いた。
救援紙に書いた 「毒婦」じゃないのさ 眞須美さんLOVE! 読んでくれたかなあ。でも、そういうことは死刑囚とは遣り取りできないの。元気ですか?も墨塗りされる。
雑誌フォーカスを訴えていると。被告の新潮社の会社名、代表取締役名、平成10年にフォーカスを販売していたことを掲載したインターネット文書を送ってくれと。
(通常は訴訟の際は会社登記簿謄本が必須なのだが、資力がないのでネット情報を使っている)
最後の「21年前の情報要請」が調べられるか不安なので、ここに公開してしまおう。
心あるひとは、事件番号を書いて送ってあげてね。
東京地方裁判所 平成30年(ワ)第28414号 被告新潮社(フォーカスの件)
林眞須美さんの住所は、534-8585大阪府都島区友渕町1-2-5
思いもかけないひとから応援されたら、すごく喜ぶと思う。
あと、きれいな絵柄の82円切手1枚とかね。
(はっきり言って、眞須美さん体調ぼろぼろ)