千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

6年ぶり高村薫またあらた 「冷血」えがく極北の地を

2019年03月20日 | 詠む

死刑囚が気になっている昨今。ぎゃー。初心で読んだら、なんと6年前に詠んでるではないか。この小説。

ががーん。びっくりだが、忘れんぼう千恵子は6年前は覚えてないか。

印象は、ほぼ同じだが...微妙に知り合いの死刑囚が10人以上? 死んだぶんだけ悩ましさが増える。そんなこんなで3週間かかって読了。なんだか疲れたので6年前のを引用。

ひさしぶり高村薫よみとおす 「冷血」えがく極北の地を

冷血」 高村薫 毎日新聞社 

 90年代、高村薫を何冊も読んだ。とくに合田雄一郎刑事シリーズは、たいへん面白かった。

その後、「晴子情歌」も「新リア王」も馴染めなかった。

堀川恵子の死刑本に高村薫が推薦文を書いていたので、ひさしぶりに読む。

うーむ。ふくざつな気持ち。雄一郎ずいぶん変わったし。

もはや、ミステリーの域を脱している。

やはり御大トルーマン・カポーティ『冷血』の影響を受けているらしい。

この米国のノンフィクションは非常に面白かったけどねー。

------ 備忘メモ ---------

上150 医療過誤 弁護士3人も出てくるか

上153 糊のきいたワイシャツ 刑事を支えるべき妻の献身の象徴として重視 けっ

上209 キャベツとの比較 苦笑

上232 ネットでの誹謗中傷に抗議する少女たち シスターフッド

上300 ブランド品三昧の危うさ

下6 調書 誘導あきらか

下9 当番弁護士

下153 偽りの記憶 ここでも出た

下195 届かない葉書 拘置所ありがち?

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