『裁判官Who's Who/首都圏編』や『裁判官 Who's Who/東京地裁・高裁編』などを出してきた著者。
今回は雑誌「冤罪ファイル」の連載を纏めたもの。
とても丁寧な調査に拍手。
下記の各章13人に、1行コメント書いてみた。雑駁で御免。
裁判官の「当たり外れ」と帯にあるが、ほぼ外れというのが悲しい現実。
ひっくりかえすための資料として役に立つといいな。
--------- 各章の題名 --------------
半世紀以上を獄に繋がれた八十翁の再審決定を取り消すとは...。
へー、そうなんだ。
絶望的といえるような状況のなかで、珍しく高く評価されている。相対評価ね。
木で鼻をくくったような対応だと。東電女性社員事件でも、いねむりか。
1200人の大弁護団がついた控訴審。検察の顔を立てた政治的判決。
きわめて貴重な裁判官の一人、だと。
「被告人を見下し威丈高で横柄な態度」が、最初の見出し。
をを! フロッピー前田に懲役1年6月だ。
眼鏡とネクタイで法服なので、みな同じに見えてしまうね。
「厳罰化」求める世論を背景に...、か。
非難轟々、そのせいで再鑑定に注目が集まった面もあるか。足利事件の再審。
帽子だめ、スカーフですがと言うのを無視して...帽子だめ。退廷を命じる。
裁判所に二十年以上いたら、だいたいおかしくなる? 任地と報酬と退官後の処遇??