こいけとAさん宅へ。
唐箕と足踏み脱穀機を倉庫から持ち出して家に積んで来た。
実は・・・草刈りを始めた昨年から、唐箕が倉庫の中にあることはすぐにわかって、Kさんにも、どういう結果になっても唐箕だけは下さいねとお願いしていた。
しかし・・・その後気づいた。農機具倉庫の奥に(暗くてよく見えないが)足踏み脱穀機らしきものもあるのが。(まぁ普通は唐箕があれば足踏み脱穀機もあるもの。)
それを知ったことはKさんには言っていなかったのだが(そのうち交渉しようと思っていた)、昨日お会いしたときに、たまたま脱穀機の話になり、Kさんが「いやぁ足踏み脱穀機、僕も欲しいんだよね。」と言ったのだった。(汗)
あぁこの人はAさんの倉庫に脱穀機が眠っているのを知らないのだなぁ。あることを言ったら多分下さらないだろうなぁと。
それで・・・
(今回の交渉が)どういう結果になろうとも、それらだけは持って行かれないようにしなくちゃと、こいけと取りに行ってきた。
もちろん奥の足踏み脱穀機も。(ごめんなさい、ごめんなさい、ついでに倉庫の床板も踏み抜いてごめんなさい→苦笑)
Kさん(推定50代)も、実際に足踏み脱穀機を使用していたのは小学校の時だそうだ。
ということは、この唐箕や足踏み脱穀機が日の光を浴びるのは、おそらく50年ぶりぐらいなのだろう。
唐箕には「上総本家 日の出号」と署名が残っている。
日の出号。
これが当時世に出たとき、どれだけ農家の方が待ちわびて買ったのか。稲だけでなくそばや麦、大豆の脱穀にも使える、ガソリンが枯渇しても永続的に人類が続けられる農業のための道具。
今は作れる人もいないだろう。
どちらも試運転してみたが、50年ぶりとは思えない今すぐ使える状態。直すところも全くない。
(一応ほこりを落としてグリースはしておいたが)
ようこそ日の出号、そして足踏み脱穀機。うれし~~~。。
そしてごめんなさい!
長らくこのブログでご紹介してきた佐野めいさん。募金が目標額に達したとのことです。ありがとうございました。
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