母ちゃんが入院してしまって遅れているが、合間をみてお向かいの荒れ地を草刈りしている。
約三反900坪だが、元の所有者が造園屋さんだったそうで様々な樹木、とりわけツツジが植わっている。ので刈り辛い。イノシシにも荒らされてでこぼこ。
枝豆の時期にご近所に配り( 枝豆外交) ちょうどはす向かいの お家が 20年前の生徒さんのお家で、お母さんが元所有者の姉と連絡を取ってくださって草刈りの許可が出た。
お願いしてまで他人の土地を草刈りするだなんてよくよく俺も馬鹿な暇人だな。ここでは運動不足になってしまうしそれにどんどん周りが荒れていくのは嫌
なのだ。
向こうは別の造園屋さんの土地。このあたりは造園屋さんが多い。
一方僕は剪定はど素人。この家は果樹や花木が多いのでようつべで調べながら。結局は基本しかわからんが。苦笑
これはさるすべり。こぶで毎年切るのが楽だとか。
自給率の割と高いおでん。
大豆は面積の割に予想外に豊作で6キロほど取れた。
わーい。
母ちゃんの退院は来年明けになりそうだが、時々公衆電話から電話してきて文句や要求ばかりするので腹が立つ。何をしても感謝や肯定、ねぎらいなどをもらえないままこの家族は絶えてゆくのだろう。
先日気になることがいくつかあると書いた。その他は大したことなく杞憂に終わったが、胃痛はまだ続いている。
母ちゃんもそうだが、一番の心配は実はみわちゃんの安否なのだ。
4月に宿原のうちを買って農家となり、秋くらいまでは連絡もあり、機械の動かし方を教えたり、会っていた。メールや電話もあった。
どうもここ2カ月くらい家に帰っていないようなのだ。隣の女性が心配して時々僕へ報告してくる。
軽トラは置きっぱなし。乗用車はない。
軒下に干した残りの稲の束は風か動物に引っ張られ下に散乱。
一緒に手伝っていた方も今はこないようだ。
草刈りもほとんどしなかったみたいで、動物にあちこちつぶされて水路もめためたの。
すでに荒れ地のようだ。
メールにも返事がない。携帯は呼び出し音はなるが出ない。
そろそろ集落もざわつき始めるだろう。そろそろ何か聞いてくるかも知れない。
何か病気で入院でもしてるのか、外国旅行でも行ったのか、嫌になって放浪の旅へ出たか、実家へ帰っているのか、それならばよいが。
県内の母親の住所(実家)と名前は取り敢えず調べた。住所はわかっていたので登記簿はネットで簡単に取れる。
今まで僕から騒ぐのはおかしいと黙っていたがこのままではまずいのかも。
集落も困るだろう。僕の責任も少しはあるかも知れない。
母親に手紙を出してみわちゃん元気ですかと聞くのも逡巡してしまう。
が、いつかは聞くことになるかも知れない。
杞憂に終わればよいが。