小麦。こちらも猿よけ内なので無被害。必死で穂をつけてきた。
親父の具合がすこぶる悪いそうだ。
水割りとエンシュア以外はあまり食べなくなり、眠っている時間も多くなり、ついに習志野の病院の主治医から呼び出しが来た。先月あまりに体力が落ちていてあわてたらしく、二週に一回の輸血が体力的に危なくなってきたらどうするか相談しておきたいと。
輸血ってば他人の血をいただくわけで、事前の適合検査など必要で、訪問の先生が輸液を打つってみたいにはいかないわけで、いつまでもは頑張れないのはわかる。どこかで終わりは来る。
若くて体力があれば骨髄移植なんかの可能性もあるけど、89歳にはその選択肢はない。
輸血をやめれば一ヶ月くらいで亡くなってしまうそうだ。そんなこと長男とはいえ決められないし、本人は先月の看多機とのビデオ会議で、週一になってストレッチャーでも輸血を頑張ると答えていたのだが。
死ぬのは覚悟しているとか見栄でヘルパーさんなどに答える日もあるようで。
コロナの影響で週二回の看多機への通い(風呂食事など)が休みとなり、その影響で刺激がなくなったというのもあるのだろう、あっという間に弱ってきてしまったようだ。
明後日僕ら時間をとって、主治医と面談、一泊して様子を見てこようとしているが、肩と農作業に加えていよいよ父の秒読みかと、なんか自分のテンションがおかしくなっている。一泊でいいのか、85歳の母にまかせずすぐにでも泊まり込んでご飯をたべさせる努力を息子としてしないとあかんのではないかとか。おじやくらいしかメニューが浮かばない。
昼間は必死で草刈りや農作業、夜は酔っ払って少しうとうとして、今度はPCで世界の自給自足生活など巡って少し落ち着いて、それから睡眠薬で無理無理わずかな時間眠るという感じだ。
昨年もこの時期大腿骨の骨折で手術だったんだよね。なんか5月の急変が多い。
明日はこのブログの写真の愛犬の16回忌。あの時もGWに母が突然術後脳梗塞となって、僕らがレンタカーでこちらの病院へ連れてきてリハを手伝うようになったのだった。
急に留守番をさせてしまうようになって母に命を譲るかのように二週間で突然旅立ってしまったのだった。16歳目前だった。
もう15年か。
なんか一日気持ちが落ち着かない。メンタルの弱さだね、一杯一杯になってしまっているなぁ。