ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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Chinook-Chevrolet Mk1/Mk2

2016-03-20 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
謎のマシンの正体公開です。
ただし謎だと思ってたのは私だけかも(笑)
チヌークMK1(MK2)シボレーです。

チヌークといえば航空機ファンは真っ先にあのボーイングの大型ヘリを思い出しますが
同じ名前のこの2座席レーシングカーはハンガリー生まれのカナダ人、ジョージとルディーのフェイエール兄弟(George Fejer/Rudy Fejer)がトロントに設立した、フェイエール・レーシングカンパニーが製作したマシンです。
ベースになったのはマクラーレンMK1。

シャパラルに触発され、そっくりなボディーをデザインするにあたり実際に1/24の2Cの模型も購入したとあります。
なんとも安上がりですが(笑)まあ実物はジムホールが売ってくれないしね。

66年から数戦だけCAN-AMやUSRRCのレースにジョージ・フェイエールとナット・アダムスが出場。
以後はUSACインディーカーやフォーミュラ・アトランティックなどにも参戦していますが、成績はパッとしなかったみたい。
知らなかったんですがこのマシンはシルバーの姉妹車とともに近年グッドウッド・リバイバルにも登場しています。

66年のMK1と68年のMK2は2A(2C)似で、68年のMK5というのが2Eに似ています。
小さい画像を1枚だけ貼っておきますのでネットで検索してみてください。



デカールまで貼り終えて改めて調べていて大間違いを発見。
当時の仕様で作ったつもりでしたがリヤパネルの開口部の形が現在のものと判明。
デカールを作り直して現在の仕様にするのが手っ取り早いけれど、大きなロールバーがブサイクだしこのまま無視して進めるか考え中です。

当時のCAN-AMやUSRRCのレースには、プライベーターの変わったマシンが盛り沢山です。
マクラーレンやローラのキットをベースに作るのも非常に興味深いと思います。
時間とお金を持てあましていたら作り倒してみたいものですが…((^_^;