ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ギャラリー・アバルト美術館

2009-10-25 | 模型いろいろ
昨日は透視画の大内誠さんや紙のクルマの溝呂木さんに誘われて
山梨県のギャラリー・アバルト美術館に行ってきました。
何度も来たいと思っていて、今までなかなか機会がありませんでした。

今回、美術館オーナーの小坂士朗氏の執念が実った伝説のアルファロメオ・カングーロが
ついに公開されるとあって、これを見逃したらもう2度と見られないかも、との思いで
はじめて見にきたのですが本当に素晴らしかった…。
いきなりDino206Sからはじまり、大好きな1000SPバルケッタはじめレーシング・アバルトの数々。

レストアされたカングーロ、想像よりほんのすこし朱色がかったオレンジレッドのボディーは
あまりに美しく見惚れてしまいました。

私も静岡ホビーショーの会場で見て驚いた1/24カングーロの作者、TDMCの斎藤さんはじめ
大内様の友人の方々も愛知などからいらっしゃって、話に花が咲きました。
そのうち斎藤さんのリクエストに応えて、小坂氏がカングーロのフロントカウルを
開けてエンジンを見せてくださったのです。
何というラッキー!こんな機会は2度とないでしょう。
また小坂氏も本物に劣らぬ1/24の凄いモデルに驚かれていました。
二玄社CGクラブの井上さんが撮られた画像をお借りしました。
(井上さん、ありがとうございます!)




実車同様アルミ叩き出しのボディー、ピストンの上下するエンジン、ルーペがないと見られないプラグなど
どれも凄い。
今回実車カウルの裏側を見せてくれたので、また数年完成が延びそうな気もしますが(?)
超絶カングーロの完成が待ち遠しい…。
館内は撮影禁止なのでアバルトの名車の数々を脳裏に焼き付けるしかありません。
仕方ないけれどちょっと残念。
ミゾロギさんはスケッチブックを持って行かれて、色鉛筆でスケッチを楽しまれていました。
ひろポンさんも!と鉛筆と紙を貸してくれたのに、私は外出用のメガネしか掛けていかなかったので
手元が全くピントが合わず、外すとクルマが見えない!(笑)
どうにもミミズの這ったぼやけたスケッチしか描けないので、2~3カット描いただけで断念しましたが
ちゃんと描いたらどんな感じかは是非ミゾロギさんのスケッチをどうぞ(笑)

sportscar graphic : アバルト美術館にて



プロフィール24のP68を製作したきっかけになった超絶モデラー水野秀夫さんや
ホームページ“ペーパーズ・ギャラリー”で美しいクルマの切り絵を発表されている稲垣利治さんにも
お話を聞かせていただきました。
なんだかんだで、もうお腹いっぱいの充実した1日でした。
オーナーの小坂様、そしてお世話になった皆さんに感謝!
またどこかでお会い出来る日を楽しみにしています。

そんなわけで、今日は宇都宮のジャパンカップにも行くつもりでしたが疲れて全然起きられず
情けないことに今年も断念…。
>K嶋様、すいません!!だれが勝ったのかなあ。

さてと、マトラもアップせねば!