ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

中秋の名月

2013-09-19 19:35:41 | Weblog
 日本中、どこから見ても今夜は満月で十五夜だ。
最北の我が家の庭先からもはっきりと見える。

           

 遠くに雲が少しあるものの最高の天気だ。その分冷え込みも激しい。10度以下だろうか~。
満月を見ながら、トラクターで少しの時間残業した。「みんなが見ているんだろう~、日本中の人々が満月の周りの直ぐ
近くにいて、呼んだら答えてくれそうだなあぁ~」と子供みたいな思いにしたっていた。

 ススキはないものの、梨やトウモロコシ、枝豆等が窓の外に飾られた。
なんだか幼き時を思い起こした中秋の名月の夜だ。

 この満月を見ながら飲みたかったビールを控えていて、これから会議に出かける。
何とも遅い時間から始まる会議だ。「まったく・・・・」と言う感じだ。
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食育事例発表会

2013-09-18 20:13:31 | Weblog
 今日は晴天の中で、2番草を尻目に稚内に行ってきた。
宗谷食育推進協議会が行った、食育優良事例発表会への参加の為だ。この催しは、宗谷管内の各市町村等の積極的な
食育の取り組みを紹介し、これからの食育に必要な事柄をみんなで情報交換するためにひらかれたものである。

 平成22年に宗谷食育推進協議会が作られ私も食育ファームとして、この協議会に参加し名前だけですが、会長に
なって今日まで来ている。
今日の発表会には、管内各市町村から30名ほどがあつまった。

        

        

 基調講演では、北海道栄養士会の元副会長の山際睦子先生が「これからの食育に求められること」と題して、これ
までの経験を踏まえた食育の取り組みや家庭での食事の取り方などについて1時間20分講義した。
その後、3名の方の食育活動の実践報告がおこなわれた。

                           

 山際先生は、私たちも酪農教育ファーム活動でも大変にお世話になっている方で、豊富な活動経験等々で会議の中でも
随分と魅了させられてきた。

 私も今回の協議会の主催者の名前だけではあるが、代表者として2分間だけ開会の挨拶の出番があった。

                           

 私は開会で、一つの体験を語った後次の様なことを述べた「~~いま、色々な方が食育活動に取り組んでいる。しかし、
一方では食べ物を粗末にして簡単に捨てられたり、目を覆いたくなりような悲惨な事件によって簡単に命が奪われることが
伝えられる。今こそ、食育とは何か、食育で何を伝え、何を分かってもらえば良いのかを改めて考えなければならない
のではないだろうか~~・・・・」と。

 午後3時に稚内から帰路に・・・晴天だった天気が途中から雨になった。
昨日刈り倒した2番草が脳裏をかすめた。我が家周辺も雨あめだった。少し損をしたような気分になったが、これからも
酪農体験で、食や命の大切さを伝える元気をいただいたので、満足にしたった。今日の遅れは、明日からも草かりでがんば
ろう~~。

 
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すっかり秋です

2013-09-17 20:32:23 | Weblog
 最北の山奥も、すっかり秋になりました。
2番草の収穫も1ケ月遅れて進んでいます。朝夕の冷え込みも厳しいものがありますが、老体の私はまだ半袖で早朝の
外へ出て出勤します。きょうは晴天だったが、風がヒンヤリしていて20度前後の気温だっただろうか~~。

 道ばたのイタドリも茶褐色になり、山々の広葉樹の緑色も覚めかかってきました。
いよいよ紅葉の始まりだろうか~~。

          

 毎年の事とは言え、陽も短くなり「厳しさに向かっていくムード」がにわかに感じる時期です。
我が家に家裏にある果樹園(?)、3年目のリンゴ木5本も元気に育っています。小さなリンゴの実が多数なっています。
管理も分からず生育がままに・・。

          

 2番草もようやく終わりに近づいているが、明日は晴天予報の中、稚内へ出張だ。
仕事もこなし、出張もこなし・・・いつものごとく老体に大ムチ打ってがんばろぞ~~~

         
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山村留学していたころの・・・

2013-09-16 19:37:48 | Weblog
 私たちの集落では、平成7年から11年間、集落の小学校を閉校させないで存続させるために、全国から子供達を募集す
山村留学制度に取り組んできた。
我が家でも、子供が一人で留学してくる里親留学の里親として、3人のお子さんを預かったことがあった。

 その一人が八王子の田中君。小学校6年生の時に留学して1年間我が家ですごした。
その子が今では26歳だという。昨日、来年結婚するという彼女を連れて、しょっこり現れた。小学校6年生の卒業式の時に別れて
以来のことだった。過ぎ去った日々を懐かしく思い起こした。

          

 彼いわく「少し遠回りした時期もあったけど、ここで過ごしたことが経験となって近道を通れました・・・」と・・。
私どもにとってはとても嬉しい言葉でした。片道4キロを下校時は徒歩で歩き通した頑張り屋でした。

          

 来年の結婚式にはお祝いに駆けつける約束もしました。
一生のなかの僅か1年と言う米粒にも満たない短い期間だったけど、「田舎で過ごしたい」という子供心にも家族の理解もあって
実現出来たことでしたが、彼の人生にとって大いに役立ってくれるものと確信したい。

 台風18号で全国的に大きな被害も出ているようだ。心からお見舞い申し上げます。
北海道に移動してきた台風だが、我が家周辺ではなんの影響がない。

 今夕の6時少し前には、あたりが真っ暗になってきた頃、突然夕焼け空になってあたりを照らし出した。
ライトでも照らされているような明るさに・・・・。

           

 雨もポツポツと降っていて、蒼空を見上げると綺麗な虹が・・・。

           

           

 瞬間的であったが、なんだか幻想的なムードだった。

         
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またまたやって来た酪農実習生

2013-09-15 21:37:54 | Weblog
 今月3人目のファームステイや酪農体験実習生が昨夜やってきた。
神奈川県でOLをしている元気な26歳ちゃん。酪農にすこぶる興味があるらしく、将来の酪農家も時々に夢を見ているらしい。
そんな方を酪農体験実習生に迎えれることは、嬉しい限りだ。今朝は、牛とともに放牧地へさっそうと~~~。

            

            

             

 到着から一夜開けた今朝の早朝から、長靴に繋ぎ服姿で出勤したのは、午前5時20分。
こんな早い出勤は、26歳ちゃんにとっては初めての経験かもしれないが、酪農家の現実を分かってもらいたい気も大いにあった。
昨夕の初対面の時に「酪農を甘く見てはいけない、酪農の厳しさも語ってあげます」と最初から伝えていた。

 今朝、元気に出勤した姿はたくましかった。
早々に妻から搾乳やベットメーキングの手ほどきを受けていた。

            

            

 酪農に関心のある方が、酪農体験を通して「より現実的に酪農に興味を持っていただき」新規就農を、今後の人生の選択技の
一つにして欲しい・・・と願わずにはいられない。

 わずか1週間の体験実習期間だが、精一杯酪農とふれあっていただき、沢山のことを感じ取ってもらいたいのだ。
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ご苦労さん会

2013-09-14 19:39:19 | Weblog
 昨夜は、とよかんべつ交流大学で「ご苦労さん会」を廃校になった豊寒別小学校で開き、地域の人たちと杯を
交わし談笑した。

              

 このご苦労さん会は、先般行われた100㌔マラソンのコースになっていた私たちの地域の中で、エイドや給水のボランティアや
応援準備に参加した人のご苦労さん会であった。地域の人たちのみ参加である。

                                

 こうした事を「ダシ」にして飲む機会を作りコミニュティを深め合っているのかもしれない。
とよかんべつ交流大学の事務局を担当する私も、積極的に開催を呼びかたり諸準備にも精をだした。杯が進むにつれ話しは弾み
下ネタの危険水域まで到達し笑いの渦につつまれる。こうして地域の輪が深まっているのかもしれない。

              

              

 何かにつけて杯の機会も多いが、ほどほどにしながら交流を通して、地域の活性化につとめている。
「ちょっと暮らし」の生活体験で、隣の集落で滞在中の方も、すっかり私たちの地域に溶け込んで、送り迎えをしてあげて
参加していただいている。
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豊寒別川で「命をつなぐ」

2013-09-12 20:04:29 | Weblog
 先日の大雨続きの増水した我が家の前を流れる豊寒別川に、今年も沢山のマスやサケが遡上してきた。
かつてはヤマメの宝庫として知られていたが、近年では「知る人ぞしる」程度になってきている。そんな我が家の
目の前を流れる川で、何十年ぶりに釣り竿をたてててみたことは先般記した。

                         

 晴天が数日続いたために水かさも減り、短い靴でも歩ける程度になった川には、サケやマスが群れをなして泳いでいる。
もうすでに体は白くなってボロボロの状態だ。
命をつなぐために、産卵の準備を続けてきているのだ。浅瀬で争いも耐えたない。我が家の前の橋の上からシャッターを
切ってみた。

           

           

 なかには命耐える寸前のものいる。
懸命なる子孫を残すための生き方に感動を覚える。見ていて飽きることはない。

           

 キツネなどの害獣が運んできたのか、道ばたにマスやサケが数匹おちていた。
最高のエサ場になっているのだろうか~~

 増水したら恐ろしさも感じるが、水が少なくなると「可愛い川」になってしまう。
浅瀬を見ると、マスなどがほった堀でデコボコになっている。アッパレだ!!。
いつまでもサケやマスが遡上してくる豊かな自然の状態であって欲しい豊寒別川だ。。

          

 久しぶりの晴天続き。昨夜からの雨も午前であがり、明日に掛けてハレが続く事を見て、2番草の刈り取り。
明後日からは再び雨が続く予報だ。明日は仕上げに頑張ろう~。

 その為、今夜のファームインのお客さんとの交流は早めに切り上げた。  
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酪農体験塾 その2

2013-09-11 20:20:00 | Weblog
                    
                        

 いつものことであるが、酪農体験などを終えてご来訪者を見送る時に「感動をあたえれただろうか~?」と不安な気持
にもなることがしばしばだ。
一昨日からの北海道教育大学の時もそうであった。仕事の遅れでアタフタしていて、体験などの準備や宿泊に不安を持ちながら
進めた。でも学生達が真剣に体験に参加してくれることで、説明するわたしたちにもリキ(力)がはいった。

 子牛の哺乳の後に大きな牛が出て行くと、その大きさに、どよめき混じりの歓喜があがる。
乳房に触れると暖かさにおどろきも・・・。そんな時に不安は払拭される~。

         

 全ての体験が終えたとき、茶屋で車座になって意見交換会を含めての「感想発表会」がおこなわれた。
例年、この時が私たちの楽しみの時間でもある。何故なら「私たちの批評」が行われ、次につなげるヒントをいただけるからだ。
沢山の感想をいただいた。元気をいただく瞬間でもある。

         

 私たちは良く言う~「私たちのこの取り組みは、体験料をいただいているが利益を求めているものではない」と・・・。
「私たちの利益は、来訪者に感動を与え感動していただく姿を見て私たちが満足(感動)する」それが私たちの利益だと・・。

 しかし、今回はそれに倍する感動と感激をいただいた。
それは、体験塾の開講の時に、「体験塾の受け入れ5年目の節目の年にあたり、感謝状を進呈します」という想定外の出来事が
あった。賞状を受け取るときに、私の心があつくなった。

         

 私たち夫婦にとって、様々な試行錯誤をしながら1泊2日の受け入れを続けてきた。
その全てがこの紙1枚に込められているように感じたのであろう~~。

 車座での感想発表の時、「感謝状」の話しをしかけた時に「口があかなくなりそうになり」慌てて妻に語りをふった。     
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酪農体験塾

2013-09-10 19:48:21 | Weblog
 今年も北海道教育大学の「酪農体験塾」がぶんちゃんの里で開催された。
今年で5回目になる体験塾には、北海道教育大学の食育生活グループの学生9名と佐々木先生、関係者など13名が参加した。
ぶんちゃんの里では1泊2日、他によつ葉乳業やJA東宗谷などでの学習で2泊3日の全日程になっていた。

           

 私の所では、酪農体験やアイスバター作り体験をおこなった。
全ての学生は、牛に触るのははじめてで、熱心に体験に参加いただいた。体験内容を組む場合でも色々と苦慮したが、今年は
命が芽生える瞬間の人工授精の場面も見学していただき、精液の保存や受精の方法などを聞いていただいた。

                                       

           

 夜は恒例の焼き肉交流会を関係者の出席もいただいておこなった。

          

 出席いただいた全ての人が行う、一発芸も恒例になっていて、それぞれが得意の芸を行ったり、語りを披露した。
JAのK部長も得意の語りで人気をさらっていた。

                              

 若者の活き活きとした姿から、老いた私たちは沢山の元気をいただいた「酪農体験塾」でした。

                           
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豊寒別神社の祭典

2013-09-08 20:49:25 | Weblog
 昨日、今日と24世帯数が暮らす私どもの集落の祭典が行われた。
本来、お祭りは9月14~15日と決められていたが、数年前から出勤者などのことも考えて、9月の第1週目の土曜日と日曜日に
することになっていた。

            

 子供もいなくなってしまったことから、特別な内容事は何もない。
52段の階段を上った小高い丘の上にある社務や境内をみんなで掃除をして、飾り付けを行い、夕方の牛の世話を終えた人たちが
集まってきて、焼き肉を囲み杯を・・・。談笑が何よりのご馳走だ。

                              

 1年に1回のお祭りだけに、それぞれの思いや願いを込めているようだ。

         

 いつもの時期、このお祭りをさかいに、本格的な秋に向かっていく。   
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