ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

連休の初日

2010-04-29 19:55:55 | Weblog
 テレビのニュースを見ていると連休初日の動向が多く報道されていた。暖かかった列島の様だが、わたしどもの所はとても寒い1日だった。我が家周辺の早朝の気温は3度。日中も5~6度で推移。雨に風にと防寒着で作業をしていた。

 そんな寒さの中だったが例年のごとく、連休初日に「山奥の茶屋、べこっこ」をオープンさせた。周辺にはまだ残雪がある。10月以来の「営業中」ののぼりが懐かしく風に揺られていた。
これから秋までの間の土、日、祝日だけの営業だが、搾りたての牛乳やソフトクリーム、1日5食限定のビーフカレーなどなどのメニューでお客さんを待っている。

 いつもより早い時期から予約受付している各体験にも力がこもる。今年も酪農体験等で「食や命の大切さ」を伝えていきたい。

 皆さんのご来訪を心からお待ちしています。

 
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大きくふくらみました。

2010-04-28 20:18:50 | Weblog
 冷たい風が吹き肌寒い1日でした。夕方から冷たい雨になり、我が家周辺の気温を見てみると5度でした。明日明後日と雨の予報、もう少し寒い日が続きそうです。

 そんな寒さの中懸命に生きているのが、花の苗ちゃん達です。ハウスの中で5000株程が身を寄せ合っているようです。毎夜、石油ストーブを団をとりますが夜もそうですが、日中の気温が上がらないために生育はよくありません。石油だけはどんどん消費していきます。

 寒さに負けず芽を大きくふくらませてきたのがマリーゴールドです。もう数日で1輪の花を咲かせるようです。しかし、定植できるのはまだまだ先になります。5月1杯は霜の恐れがあります。パンジーに大きくなってもらいたいのですが、大きくなってくれません。
もうしばらくの間、石油ストーブのお世話になりながら、美しい姿を想像しながら温度計とのにらめっこが続きそうです。
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「生涯現役」で生きることは・・。

2010-04-27 19:34:51 | Weblog
 少しずつ春の農作業が始まってた。太陽は顔を出していても海からの冷たい風が暖かさを奪ってる。

 新年度が始まって1ヶ月。各農業者の団体も事業等を決める総会が相次いで開かれているが、昨日は私が責任者をしている農業の担い手を育てている組織、浜頓別町「ゆめ酪農」育てる会という組織の総会があった。
いつもなら総会をやってすぐ終了するのでが、今回は「農村生活に元気をいただける研修会をやろう」と言うことで、札幌から片山先生に来て頂いて、1時間半に渡って話しを聞き、若干の懇談を行った。

 何度かこの場にも記してご指摘など頂いたこともあったが、私どもはとかく「担い手対策は外部からの参入」を意識することが多くある。昨日も話題になったが、「農業者の子弟に農業を職業の一つとして選択して頂ける、仕組みや環境を作ることも大切ではないか」と言うことを私は述べた。その為の対策も事業計画に盛り込んだ。

昨日の研修は、そうした事も背景にあるように感じられ、「生涯を現役をめざす住みよい暮らし方」について様々な農村生活の実態を見てきた経験を元に語ってくれた。
「生涯現役で過ごすためにどうすれば良いのか」は様々な意味で今の農村生活環境を変えなければならないこともあるように思えた。
そのことは同時に、農業者子弟が親や家族の生き方を学ぶ事にもなり、担い手対策にも大きな役割を果たすことになるのではないだろうか。

 生涯現役・・・・ちよっと贅沢かもしれないが、生涯を自分の意志をしっかりと持って健康で生きられることが出来たら最高だ~~。
 
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待ちわびた大地の上に・・

2010-04-24 20:00:50 | Weblog
 今朝、ローカル新聞を見ていると、「町の小学校のグランドに無数のヒグマの足跡があるのが確認され、23日は小中学校が臨時休校になった」とあった。数年前にも町の中の国道を横断したり、スーパーの付近に出没したと言うことをきいていた。
じっと山の中で生活をしていてほしいものだが、都会の空気を吸いたいのか、困った熊たちである。付近には沢山の住宅もある。

 それにしても気温が上がらない。農業関係機関は、農作物の生育や農作業の遅れに注意を呼びかけ始めた。私どもも暖かくならないことにヤキモキしている。雪解けも進まないし畑も乾かない。

 我が家周辺で運動している若牛ちゃん達も、雪をさけ茶褐色の顔を出した大地にゆったりと腰をおろしている姿から、雪のない大地を待ちわびている様子が伺える。暖かくなると一斉に茶褐色は青色を増してくるのだが・・。そんな日が待ち遠しいのは牛ちゃん達だけではない。
早春らしくなってもらいたい天気である。
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まもなく営業再開

2010-04-23 20:37:33 | Weblog
 義母の葬儀を終え数日ぶりに帰宅。雪解けが進んでいないことに少しガッカリ。とても疲れた数日間。年のために回復までに数日かかるだろうか~~。

 しかし、「疲れた」などと言ってられない。29日に迫ったぶんちゃんの里の営業開始。茶屋の周りはまだまだ雪だが、諸準備にかからなくてはならない。今日は生乳の殺菌器をセットしてテスト運転。水漏れも無く順調。
連休中の宿泊体験予約も入って来た。いつもなら搾乳体験などは6月に入ってからの受付だが今年はそうは言ってられない。町のグリーンツーリズムのオープンディが連休中に組み込まれた。体験予約を受けなければならない。

 今年の茶屋の営業日は、土日に祝日のみとした。搾乳体験などは前日までに予約があると実施する。
果たして今年もどんな出会いが待っている事やら。きっと素晴らしい日々になるでしよう。酪農を語り、牛乳を語り、山奥での生活の楽しさを語り・・・。来訪頂いた方々に多くの感動を与え、その感動を見て私達が沢山の元気をもらって、老いた体に若さを蓄えて行きたいと思っている。
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義母の死

2010-04-20 11:40:32 | Weblog
 肌寒い日々が続いています。「暖かくなりませんね~~」が挨拶代わりになっている最北です。

 数ヶ月前から死をさまよい続けていた義母が昨夕他界した。79才の生涯を閉じられたのだった。とは言っても長きに渡って病床につき脳の働きを完全に失って十数年の歳月が流れただろうか。不謹慎なことであるが私は「義母にとって生があることが本当の意味で幸せなんだろうか」と何度も思ったことがあった。

 しかし、血を分けて頂いた妻達にとって「どんな形であろうがこの世に共に生きていてほしい」との強い願いはあった。
訃報の知らせを受けたときに妻はポツリと語った。「80才までいてほしかった」と・・。

 病床についてからの義母は、思いも願いも語るすべは失っていたから、この世での幸を語ることは無かったが、別世界でも幸と言う言葉があるのであれば、これから今までに求められなかったことを存分に味わってほしいと願わずにはいられない。

 「生ある者必ず死を迎える」と言うことを説法で良く耳にするが、義母の79年間の人生本当にご苦労様でしたと心からご冥福を祈りたい。

 これから仮通夜、通夜、告別式と最後の別れの日を、みんなで義母の生涯を思い起こしてご供養したい。

 
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春の使者

2010-04-18 20:04:33 | Weblog
 我が周辺の道ばたに春の使者の「ふきのとう」が芽を出しているのを今日確認した。連休がまもなくやってくる時期なのに・・・いつもより遅い使者の訪れです。

 周辺はまだ白一色で、冬の間に除雪をしていた所だけが黒色の大地が顔を出している程度です。雪解けは例年より遅く、肌寒い日々が続いています。全国的に寒いようですが、向こう1週間も気温の低い日が続きそうで5度前後の予報です。

 懸命の春の農作業の諸準備をしていますが、雪解けも遅く作業にかかれるのはおくれそうです。特別な会議予定もなく作業に集中できる1週間の始まりです。
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宗谷岬から望むサハリン

2010-04-16 19:43:45 | Weblog
 晴天ではあったが冷たい風が吹いていた昨日の最北。
昨日の稚内出張の途中、宗谷岬からはっきりとサハリンを見ることが出来た。時間な無く慌てていたが、あまりの素晴らしい光景に車窓から思わずシャッターをきった。望遠の無いことを悔やんだが、写真からはかすかに海の上に島影が見ることが出来る。

 以前に何度かサハリンから搾乳体験等に来て頂いていたから、島を見ると何となく親しみみたいなものを感じてしまう。直線距離で50㎞弱と言うから隣町の様だ。機会があれば一度は言ってみたいものだ。
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煮込みジンギスカン

2010-04-14 20:02:41 | Weblog
 行きは穏やかな天気。帰りは猛烈な悪天候。
十勝の鹿追までの出張から帰宅。今朝の夜の明けぬうちに出てきたが、三国峠以北は猛烈な吹雪の中を無事に帰宅。

 今回は、北海道グリーンツーリズムネットワークの役員会のための出張だった。グリーツーの先駆者の方々の仲間に入れて頂き、議論を交わしあえることはとても意義あることであった。鹿追町の有名な山岸さん(会長)の「カントリーパパ」レストランで開催された。これからのネットワーク組織のあり方や11月に開催される400名規模のフォーラムの中身について議論した。

 会議終了後は、町の中心にある店で「煮込みジンギスカン」を食べながらの交流会。いつもながらに、アルコールが入ると会議以上に色々な話が弾み、「フォーラムでのパネラーはビール瓶を立ててだね~~」なんて冗談も・・・。

 それにしても「煮込みジンギスカン」とは、初めて食べた。タレの入った鍋のようなものに野菜とジンギスカンが入っているだけで、それを煮込むだけという単純なものだ。
全くジンギスカンの臭いが無く食べやすい。北海道でも3本の指に入る美味しい店と聞いた。

 往復9時間の車での移動、それだけの値のある楽しく元気のいただける会議であった。1度はどこかのフォーラムで会った事があったり、パネラーを一緒した事のある人ばかりであった。

 帰宅後すぐに貯まっていた仕事を片付け、明日はまた会議の為に稚内出張だ。
これが終わると来月末までお出かけ予定はない。
今月末の消費者交流のオープン、春の農作業準備に真剣に取り組める楽しみの到来だ。
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大物を捕獲

2010-04-13 05:44:49 | Weblog
 自然界で冬眠する動物も目覚める時期でる。
一昨日のローカル新聞の大物熊の捕獲のニュースが掲載されていた。場所的に私の住む隣の集落である。思えば、外で仕事中に銃声の様な音を何発か聞いていた。その時のものらしい。
この時期、冬眠からさめた熊の出没の話題が時々聞こえてくる。何ともイヤな事で1頭でも少なくしてもらいたい。「足跡や姿を見た」という情報は町役場に伝えられ、そこから各農家に「付近の住民は気をつけて」と言うFAXが流れる。その位やっかいなものなのだ。

 今朝は、これから十勝にむけて出張だ。天気予報も荒れ模様。5時間もかかるだろうか。
気が思いが出かけよう。
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