自転車と高校生酪農実習生くん

　連日の酷暑にも負けず、毎朝4時30分起床で酪農実習に励む高校生酪農実習生君。
用事や買い物で出かける妻の車に便乗して、たまあ～～に、街に出かける程度で、山奥に閉じこもっている。

　それではいけないとの思いから自転車を買うことに・・。
注文していた自転車が昨日届いた。
自由に散歩にでられるように・・との思いからだった。うれしさも合ったようだが、私たちに気の毒に思う気持ちもにじみ出ていた。
そう言う気持ちを表すことがとても清々しい。
私は「おまえが社会人になってオレが生きていたら、空飛ぶ車いすを買ってくれればよいから・・」と笑った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　早速、今日の午後、街まで行ってきたとか。
行きは、凹凸の激しい原野道を10㌔ほど、帰りはオホーツク海沿いを通って、潮風をうけ12㌔、1時間ほどで往復が出来たとか。
それよりも、この猛暑の中を自転車で・・・と。さすが若者か。

　車の往来の少ない、我が家からの2，5㌔ほどの山間道を中心に、熊出没の警戒も必要。
熊より早く走れるから大丈夫・・・と言って笑っていた。しかし、用心のために鈴を購入することに・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　色々と面倒くさいこともあるが、将来の酪農家や酪農関係者育成のための支援対策だ・・・と思って～～。　

　

テイクアウトの昼食

　もう言うのもイヤになってしまいますが・・・「今日も、とてもとても暑かった」
朝食後、暑さのために外仕事はしないで、少したまっていた家中仕事に集中していた。

　高校酪農実習生くんと外出していた妻が、昼食をテイクアウトした。
浜頓別温泉のワンコインのテイクアウトだつた。車で移動中にどんぶりの中身が偏りしていた。
料理の名前はなんだか分からないが、美味しくいただいた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

酪農体験も・・・

　暑い中、牛を語り牛乳を語り、酪農を語っての酪農体験も行っている。
牛が外へ出てくると、待ってましたとばかりにアブが血を求めてやってくる。そんな光景を感じてもらいながら・・・・。
アブを嫌がって牛が足を上げないかと気をつかいながら・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　いつものように元気に「肉を食べることによって失われている動物の命のあることを感じてください・・・」と語りかけ・・。
「命をいただく」の紙芝居を妻が・・・
「ちよっと残酷なはなしでしたが･･･」と語りかけ・・・すかさず「決して残酷な話ではありません。本当の残酷なこととは、焼き肉で肉を焦がして捨て
てしまったり、冷蔵庫の中で腐らせて捨ててしまうことこそが牛にとっては残酷な事なんです」と・・・。
きっと伝えたいことが分かってくれた・・・と。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　牛乳や酪農の応援者・・・に、食べ物や命の大切さをかんじとってもらえれば・・・と期待しつつ・・
山奥までおいでいただいたことに感謝して、私たちはいつも見送る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

都市と農村の小さな交流

　ぶんちゃんの里に３日間ファームインしていただいている御家族の皆さんと夕食焼き肉を一緒に行った。
小さなちいさな都市と農村の交流だ。これまでもそうでしたが、ファームインの良さがこんな所にあるのかもしれない。

　ご主人さんはフランスのかたで、国際的交流も感じられた。
酪農体験実習中の高校生くんもフランスのかたと意気投合していた様子。

　妻の優子さんも「バァ～バァ～」とお子さんに親しまれて、昔の仕事を思い起こし、絵本の読書会をやっていた。
こんな小さな交流が、いつの日かとても意義有ることにつながるかも・・・。
楽しい暑いあつい夜の一時でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

晴天は続く

　今日も雲ひとつない晴天。
午前９時頃からぐんぐん気温は上がる。我が家の庭先で11時にはすでに32度。
背中に太陽が当たると「あっち！！」と言う感じだ。ぶんちゃんの里にファームインしているご家族も「最北も暑いんですね～」
との言葉～～～。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　大地は超干ばつで、青みがなくなった。こんな光景長いながい人生ではじめてだ。
2番草も全く成長していないし収量もない。当然のことではあるが・・・。
6月10日頃に刈り取った1番草の牧草地だ。
牧草地を車で走ってもタイヤのそこが見える。私が立っても靴のそこが見えてしまう草地。
我が家周辺の少しの芝生も茶色になっている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　この先一週間の予報でも雨マークがない最北の浜頓別町だ。
普段どんなにいばっていても、この自然環境をどうすることも出来ない。　　
　　　　　

大地くんがやってきた。

　今年も元気に大地くんが酪農実習でやってきた。
神奈川県出身の大地くんは高校三年生で、昨年のコロナ禍で学校が一切休日になった際に酪農体験実習で滞在して以来だ。

　小学生時代から、ご家族で何度か来訪して以来、すっかり牧場が気に入り、将来の夢を牛の獣医になること
にしている・・と言う。まさに小川牧場が作り出した人生なのかもしれない・・と言ったら言い過ぎかも。
そんな彼は、獣医学部のある大学を目指しているという。もう来年だ。

　彼の１日は朝４時３０分の起床から始まる。
４時４５分には職場に出勤。連日の暑さの中、汗びっしょりになって、牛のお世話をする。
７時半頃には朝食。その後の午前中休憩と勉強。昼食後３０～１時間程度雑用。
午後３時半からは牛のお世話。６時過ぎには１日の仕事は終わる。

　夕食後は勉強の時間として厳しく伝えてある。
彼の部屋にはクーラーがなく気温が高い。夜の時間になると居間に降りてきて扇風機を前面に、クーラーを
せなかに背負い、勉強しているようだ。

　私たちの居場所がなくなり寝るしかないかと・・・。
早寝早起きスタイルが当分続きそうだ。　酪農実習中に育てるために我慢しなくては・・・とつぶやく。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　まだまだ続く猛暑。相変わらず雨なしで茶褐色化してい大地。
午前７時３０ふんには我が家の庭先の温度は２６度。これに太陽の陽が当たると・・・もう・・・。

２番草の刈り取り

　雨が降らない日々が続いていて、気分転換で足を伸ばした後に、２番草の刈り取りを始めました。
壊滅的な量ではありますが、日数的に刈り取り時期にあり３番草に期待をかけて・・・との思いで・・。
量がなくて晴天で、生ぬるい風もふき・・１日干すだけでロールラップサイレージにできます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　１昨日の続きで・・・気分転換の足伸ばし・・・農休日をかねて少しのんびりと過ごしました。
２日目も山の中で・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　気分転換しても雨は降りそうもありません。
来週中頃にはなんとか・・・・台風も来そうな・・・。

ちょっと足をのばして～～。

　毎日まいにち・・晴天続きで干ばつが一層進んでいる我が家周辺。
晴天続きをこんなに腹正しく思ったことは初めてなのかも・・・・。

　そんな気持ちの気分転換をはかろうと、ちょっと足をのばしました。
珍しく前日からの風邪の兆候をかかえながら・・・風邪薬もいただきました。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　きっとこの先、あめがふってくれることでしょう～～。
そんなことを願いながら、ほんのもう少しだけ気分転換を続けたいと思っています。

　　　　　　　　

喜んでる「タマネギ」君

　今日も猛烈に暑かった我が家の山奥。
暑さに弱い私は苦痛の日々だ。黙っていえの中にいれば涼しくしていれるのに・・・。
何か体を動かしていないと気がすまないような・・・

　私は、熱中症に気をつけて度々水分の補給をしています。
しかし・・ものを言わない家庭菜園の「タマネギ」君も熱中症対策を希望しているだろう～～と、ここ数日間、水をやって喜ばれています。
ほんとうれしそうです。昨日からの強風で葉も倒れてしまい気の毒です。
きっと涙の出ないタマネギに成長してくれるかも・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

とにかく「雨がほしい」と。

　今日も晴天。おまけに昨夜から強風。
暖かい風が容赦なく大地に吹き付ける。乾いた大地は益々かわき、とにかく「雨がほしい」と願っている。

　気象庁の統計データをネットで見ると、アメダス地点の浜頓別町の６月１５日からの一ヶ月間の降水量は１０，０㎜で、平年値の１２㌫と極端だ。
浜頓別町だけではなく宗谷管内全体がそうだ。まだこの先雨の予報はない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　まもなく２番草の刈り取り適期を迎えるが、干ばつに強い種類の牧草は少し伸びているが、全く収量はない。
それでも刈り取り次に期待しようかと・・・。
しゃしんだけを見ると伸びているように見えるが、現場では全くだ。