ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

冷たい雨が・・・。

2009-05-31 19:46:50 | Weblog
 早朝から気温の低い日の日曜日。午前中から冷たい雨が降り出しました。町の中にある小学校の運動会も、「雨が午前中から降り出す予報」とのことで順延になったとか。我が家の周辺の気温も10度までしか上がりませんでした。
風もついていましたから、体感的にはもっと寒く感じていました。

 そんな冷たい雨の中、迫ってきた牧草刈りのための機械の準備に今日から取りかかった。冬の間収納していたハウスから、6ヶ月ぶりに作業機が出てきました。

 今年の牧草の成長は、春先の低温や雨不足で悪く感じる。加えて昨年度の肥料費の高騰で、経費節減のために散布量を減らしたことも要因かも知れません。
6月末までの牧草収穫時期、超多忙記をむかえる。

 ちょっと前に雪が消えたばかりでしたが、今の牧草収穫は秋頃から冬の間に牛ちゃん達が食べる大切な飼料になります。そのため最盛期に機械が壊れたりすると、収穫適期を逃したりするため、機械の整備は慎重に行います。
そして、その最盛期に今日のような天気にならないで好天続きを望むだけです。

 そんな多忙記を直前に明日から1泊2日の出札出張だ。直前だけではない、最盛期の中にも予定が入っている。
 冷たい雨をはらいのけ頑張らなくては。

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銀座のママさん パート2

2009-05-30 20:31:42 | Weblog
 「・・・全ての公務を終えてから・・・楽しく反省し杯を交わした。そして勢いづいた私はタクシーを拾って・・・」(前日のブログの一節)

 「勢いづいた貴方はタクシーでどこに行ったのですか」との妻の問に私は元気に答えた。それはそれは楽しく話した・・・・

 今日の我が家周辺、とても暖かい日だった。緑の大地でのんびりと草を食べる牛たちも気持ちよさそうである。しかし、郵便配達に来た職員は「良いですね、ここは暖かくて」と。「あちらは寒いですか」と聞くと「とても寒いです」と。いつものことであるが、オホーツク海から吹く「やませ風」のためだ。山々によってさえぎられ、わずか4キロ程の距離での温度差は「暖かいと寒い」の違い。

 さてさて、勢いづいて拾ったタクシーで行ったところは・・・
そうです。もちろん「銀座のママさん」のところでした。最北の私どもが製造したミルクジャムを食べて頂いている「銀座のママさん」を、滅多に行くことない東京でたずねてみたい気持ちになるのは当然の思いだった。酒の力も借りるとその高まりは最高潮に達する。

 当日は東京の知人2人を誘っての訪問。タクシーのナビに電話番号を入力して頂きまっしぐら。
ドアを開けるなり銀座のママさんは、私だとすぐに気づいてくれる。さすがHPの威力を感じる。とても落ち着く素晴らしい店内に満足。他に来客者もいて銀座のママさんを独占することは出来なかったことが残念だったが、沢山の話が出来たような気がする。

 生キャラメルがこんなにブームになる前から、最初に作った北海道の某店製造のものを食べていた事を聞き驚く。ミルクジャム製造の大変さも知っていて、製造者の妻の苦労をいやしてくれる言葉を沢山いただいた。
世界一小さいミニミニ加工室で、全て手作りで製造したミルクジャムが、大都会の東京のど真ん中の店内で使われていることに、アルコールの量が進むにつれて満足度はたかまった。

 一昨年から何度かのパソコンを通しての会話。どんな顔をしているのだろう、年はいくつなのだろう・・と想像していたが、その想像はすべて・・・・。

 「何故、銀座のママさんを知ったの」との問に、杯を交わしながら知人に2年間の歴史をひもといた。
数年前にパソコンを通して知った某さん。その方のブログには私の知らない浜頓別の事、豊寒別の事がぎっしりとかかれていた。何度かのメールのやりとり、そして最北の地への来訪、私のミルクジャムとの出会い、そのミルクジャムが銀座のママさんの食に、銀座のママさんとのパソコンでの出会い。

 情報化時代が作り出してくれた人々との出会い。
そんな出会いをいつまでも大切にしていきたいものだ。

 

 
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北海道選出代議士への要請行動と・・・。

2009-05-29 19:59:12 | Weblog
 2泊3日の東京出張を終えて帰宅した。雨の東京から2時間弱の晴天の最北へ。
しかし最北は晴天と言えどもオホーツク海からの冷たい風(やませ)で気温は低い。国道に表示されているの温度計は13度だった。

 今回の出張は、全国農業委員会会長大会にあわせて、前半で北海道選出代議士への農地法改正に関する要望や農業問題に関する要請行動のためであった。
昨年の7月に初めて町の農業委員会会長に就いていたために、こうした行動は初めての経験だった。

 東京到着後、某代議士との夕食を兼ねた要請、大会終了後も議員会館をそれぞれ訪ねての個別代議士への要請など要請から始まって要請で終わった。

 今回の要請の特徴は、食糧自給率の向上を基本とした農政の確立や担い手の育成と経営安定対策などの新たな「食料、農業、農村基本計画」の策定と次年度の農業予算に関することと、農地制度改正案と今後の農地政策に関する要望が中心であった。

 与党と野党の代議士を時間差に寄って来訪していただき同じ要望説明を行った後、出席いただいた各代議士より挨拶を含めた決意をいただいた。
選挙間近とあってか与党からは5名の、野党からは8名の代議士の出席を頂いた。同じ課題を同じ政党が同じ事を何度もいうこともないためか、選挙を大意識した政局がらみの話が多く出されたことも特徴の一つかも知れない。

 農地法改正によって企業参入の道をひらく事を懸念し、北海道のある市の農業に参入し、失敗して撤退した実情を調査した結果を述べた某代議士の発言を聞いていた私の隣に座っていた会長は、「あの党は農業の事を良く勉強し調査しているのは最高だ」と述べていた。

 その後の全国農業委員会会長大会には全国から1500名を超す各市町村の会長さん、来賓としての代議士も各党から150名を超えていただろうか。学校の出席とりのように「名前を呼ばれ手をあげて一声あげる」方法での紹介、紹介が終わるとすぐにそのまま退席することは、単なる儀礼的な出席か。「来るだけでもいいか」と心でつぶやいてみた。

 全ての公務が終わってからの宗谷地区から参加した5名の各会長との懇親会。楽しく反省をし杯を交わした。
そして勢いついた私は、タクシーを拾って・・・・・。

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電気がきれた・・。

2009-05-27 09:27:25 | Weblog
 出張等で家を明けるときは牛の管理等で随分と気を使う。妻を頼りに、ヘルパーさんとの引き継ぎ、研修生への伝言などなど確実な体制を取ってから出かける。
ところが、そんな時に限って何かが起こる。

 今朝も2泊3日の東京出張。
朝早くから搾乳作業中、突然と搾乳モーターが止まる。色々と調べていくとモーターの三相電気だけが、止まっている。途中で搾乳停止だ。送電線の故障で数件の農家が影響を受けている。

 朝6時15分に止まって以来、9時半になってもまだつながらない。牛はお乳を搾ってほしく鳴いている。私も出かけるタイムリミットだ。
生乳を貯乳し冷却しているバルククーラーのスイッチも止まったまま。生乳が心配だ。細菌検査をしてもらわなければならない。破棄にならないように願いたい。

 酪農に限らないことだが、私どもの生産活動において電気が止まると大変な事になる。北電様に頑張ってもらいたい。

 色々と気をもみながらの東京へだ。
「仕事おわりました」という携帯への電話がどれほど待ちどうしい事か。これからの3日間も、家の作業を心配しながら、出張の任務もしっかりと果たさなければならない責務を感じながら、出かけることにしょう。
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銀座のママさん

2009-05-25 20:04:05 | Weblog
 今日のタイトルは、おじさんの私にとってはウキウキしそうだ。仕事をしながら想像していた。銀座のBARで飲んだら「酔うだろうか・・・」と。

 ある時、知人の繋がりから銀座のママさんに私どもの製造しているミルクジャムが届けられた。それを口にしていただいてからすっかり気に入ってもらい、時々メールで注文を頂くことがあった。銀座で私どものミルクジャムが食べられていることに感激していた。それが一昨年の事だった。

 数日前に久しぶりにメールでの注文をいただいた。銀座のママさんは「店の開店周年記念に使いたいと」の事だった。来店されたお客さんにつかっていただけるとは・・・・と少し緊張感が走った。
発送の事で数回のメールのやりとりを行った。

 私は、そのメールの一行の中に「銀座のママさんの店はどこにあるのですか。聞いても行くことば出来ないでしょうけど・・」と記した。
新橋駅のすぐそばだった。HPも見た。私好みのように感じた。すこぶる興味がわいたが、最北から飲みに行くわけにもいかない。
「もしかして東京出張が楽しみになるかも」とニタリと心が笑ったように感じた。

 都会に出たとき夜のひととき、友人と飲みに行く場所があるととても便利だ。
札幌の「すすきの」で1人でも飲みにいける店が1軒だけある。もう20年以上も前からだろうか。財布が寂しくないときは良く行った。会議の後の宴会部長になったときの2次会にはよく使った。とても便利だった。

 東京ではそうも行かない。滅多にでかける出張もないから、というよりも今の組織の役員をやっている後1年位のあいだだろうか。
だから銀座のママさんのところでの杯も幻に終わってしまうだろう。

 しかし、妻が懸命に製造しているミルクジャムを通して輪が大きく広がったことに満足したい。
そして銀座のママさんのお客さんから、更にその輪は大きく広がっていくことでしよう。  ありがとうございました、銀座のママさん。
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マリーゴールドが一輪の花を

2009-05-24 19:52:28 | Weblog
 我が家周辺の今日は、最近にない肌寒い日だった。居間のストーブは朝からつけたままだった。
夕方の気温でプラスの7度。これからの時期、オホーツク海高気圧の影響を受けて海風(やませ風)が吹き、オホーツク海沿岸はこうした日が続くことがある。これもまた年中行事のようなものだ。子供たちの運動会、牧草の収穫時期などの晴天を望む頃にこうした天気が続くことが・・・・。はたして明日の天気は・・・。

 そんな外の気温とは別にハウスの中では、マリーゴールドが鮮やかに花をつけた。先日「咲かないパンジー」について記したことがあったが、マリーゴールドだけは見事に咲いた。
6月初旬まで霜が心配な為に定植はできない。少しハウスの中では伸びすぎるようだ。これからマリーゴールドだけで、約2400株の苗が家周辺に・・・。
他に、のびの悪いサルビアも900株ほど。育てられないベコニアは花やさんに注文。花壇や花畑の準備をそろそろ・・・。

 晩秋の霜のくるまでのわずか4ヶ月間だけの花見だ。何もない山奥、溢れ出る大自然のもてなしを受けながら、「せめてもネオン代わりに」と赤、黄色、ピンクの華やかさを草花で見栄をはって表現しているようだ。

 でも、手のつけられいないのび放題の騒然とした、雑草の中に手の加えられた華やかな花が咲いている光景も、その美しさを一層引き立ててくれるものです。

 そんな光景を見て、訪れた人たちは「きれいですね」と言ってくれます。
案外、私たちはそんな言葉を聞きたいのかも知れない。

 
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マスク使わず元気に・・・

2009-05-23 19:52:31 | Weblog
 5枚のマスクを持っての上京。そのマスクを1枚も使うこと無く元気に帰宅。
品川の宿で東京でのインフルエンザ感染のニュースを耳にする。「明日の朝はマスクかな」などと想像していた。
しかし、翌朝JRや地下鉄を乗り継いで会議会場に行ったが、電車の中でも通行人でもマスクは、ほんのわずかな数だけ。2日間の滞在中1度もマスクを手にすることはなかった。

 最北からの上京の為のアクセスはとても不便だ。
今回は旭川空港を利用したが、飛行場まで車で3時間、離陸してから1時間20分で東京。飛行機が早すぎるのか空港までの距離が長いのか分からないが、やっぱり不便なんだあ~~とつくづく感じる。
稚内空港を利用すると余分にもう1泊必要になる。またまた「不便」と言うことになる。

 今日1日、留守の間にたまっていた仕事に汗を流した。たまぁ~に「ゴホン」と咳をすると「おやっ!!」と思ったりする。「少しは気にかけているんだな~~あ~」と自分の想像に苦笑いをする。

 元気な帰宅をお土産に明日もまた、たまった仕事に清を出すか。
4日後に再び・・・があるから。
その時はどんな情勢になっているだろう、マスクのことは。
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マスクを持って・・。

2009-05-19 19:43:27 | Weblog
 ニュースを見るたびに感染者が増え続けている新型ウイルス。学校の休校や市民生活にも影響が出ていることに、何とか早くおさまってほしいと願わずにはいられない。

 感染拡大を気にしながら、明日から2泊3日の東京出張だ。

全国で消費者交流活動をする組織、地域交流牧場全国連絡会(中央酪農会議事務局)の設立10周年記念式典と全国代議委員会の為だ。私も役員をやっていたり、現在代議委員でもある関係から、参加しなければならない。

 6ヶ月ぶりの東京の空気を吸うことになるが、ウイルスのことも気になり、「東京で売り切れになっていたら困る」と言うことで昨日、妻がマスクを買ってきた。
少しくらいの事で病院に行くことが苦手な私には、悪い菌など門前払い出来ると思っているが・・・・。しかし人に迷惑をかけてしまうこともあるので、マスクは持参することにしている。
 
 全国的な会議の為、当然関西からの会員も参加予定だったが、昨今の感染情勢を配慮して、「自主的に参加をとりやめた」という情報も伝わってきた。本当にお気の毒な話である。

 久しぶりの全国の仲間との再会、10周年という節目の記念、マスクを持って元気に参加してくる。
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花の咲かないパンジー

2009-05-18 20:54:40 | Weblog
 低気圧の影響で暴風警報の最北の地。本当に強い風の日々。もううんざりです。

 いつもでしたらこの時期の我が家の周辺、パンジーが咲き誇っているのですが、今年は異変です。
 いつもの年のように沢山のセルトップの苗を移植して、暖をとり大切に育ててきました。移植してもう50日以上も立ちますが、わずかな数だけがつぼみを持っているだけ。

 種物やさんに事情を説明したら、「それは土が悪いんだ、すぐに畑に定植した方がが良い」とのアドバイス。
丹精込めて育ててきたのに、土が悪いとは・・・・。怒りがこみあげてきました。早々に土を購入した店に電話でのクレーム。しばらくして、土の製造会社からも電話。対応の悪さに更なる怒りが・・。

 土販売店に事情を調べるように言うが、これまた対応が悪い。数日後、販売店が土製造会社の某社長と思われる人をつれて来訪。
何のためにきたのか良くわからない。「土の製造が悪かったと誰が認めるか」と思い来訪に腹が立っていた。

 パンジー、その他のマリーゴールド、サルビアなど5600株はどうなることやら。花のつけないパンジー1200株を昨日までに妻とともに全て定植した。
 そして土販売店に電話した。「花の咲かない土を作っている会社との取引をやめなさい。私のところに在庫してある土の返品、パンジーに使った土代の返却、10日立ってもパンジーが咲かなかったら、パンジーの保障をしてください」と。

 そんなものを売っていたら困るのは消費者である私たちですよ。しっかりして下さいJAさん。
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酪農感謝祭

2009-05-17 20:34:34 | Weblog
 桜の開花が例年より早く、わずか2日間で満開の桜がチリ去ってしまったが、私ども住む集落ではいつもの年の今の時期、酪農感謝祭と観桜会が行われる。

 わずか35世帯の住民、酪農家戸数8戸。全世帯から寄付金を集め一年間の安全や牛ちゃんたちが沢山のお乳を出してくれることを、酪農で楽しい生活が遅れることに感謝するために、酪農に関係ない集落に住む人たちも集まって祈願してくれます。それが終わると小学校の体育館に移動し、ジンギスカン鍋を囲み観桜会です。もちろん桜などありません。

 私が子供の頃から集落の人々の憩いの場となって、長く続いている行事でもあります。当時の酪農家戸数は、兼業も含め30戸ほどだったでしょうか。
ここ7年間の間に集落の酪農家は6戸も離農しています。酪農経営の発祥地とさえ言われてきた、私どもの集落ですが・・・・。

 先輩たちが住民のコミニュティーの場として大切にしてきた事を今の時代も続けていることに誇りを感じます。
しかし、地域を離れる人々もふえ、年々参加する人が減っていることに寂しさを感じます。以前は、ジンギスカン鍋の沢山の輪が出来、元気な子供たちの声も沢山こだましていましたが、現在の児童数も6名と激減しました。

 これからも年々集落は大きく変わっていくことでしよう。私どもの集落の家族経営酪農をしっかり守り発展させることは、先人の血のにじみ出る労苦の中で切り開いてきた100年以上の歴史のあるこの地を守っていくことになります。

 集落に住むみんなが、一層コミニュティーを深めていくことこそが酪農感謝祭や観桜会の更なる歴史を作っていくことになるでしよう。

 
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