ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

親子3人の酪農体験

2012-06-30 20:53:05 | Weblog
 5月末以来1ヶ月ぶりの酪農体験を行った。今日の体験者は親子3人であった。5歳くん、小学6年生くん。
家族の中でも年代層が離れていると青空教室で、一番小さい人にも分かるように語る事は、とてもむずかしい事でもある。

 たとえ1人の体験予約であっても受け入れ、全てのメニューをこなす。
ただ準備に苦労することも多い。

 その準備はいつの場合でも、牛の体洗いからはじめる。

         

 牛も、暖かい日なら気持ち良さそうにしているが気温が低いといやがる。
その後も準備は続く。牛に触れた後の手洗いの準備、子牛哺乳体験場所への移動、搾乳体験用の柵の設定。
青空教室での整理や語りのパソコン準備を終えて、体験者を迎える準備が整う。

      

     

 酪農体験のメニューの一つである青空教室を20分くらい行い、子牛の哺乳体験、搾乳体験へと続く。
たとえ親子だけであっても多人数であっても同じように力をこめて語る。妻と任務を分け合って・・・。

      

 子牛の哺乳を終え親牛が「ノッソノッソ」と歩いて搾乳場所に移動してくると、その大きさに歓声が上がる。
その時の雰囲気はなんとも言えない良い気分になる。
そして、搾乳体験。搾り方を教え、直ぐにお乳が出ると決まって喜んでくれる。合間をぬって「牛の事、牛乳のこと」を
語りながら搾乳体験を続ける。

       

 今日の親子3人の酪農体験、きっと楽しんでくれただろう。そして、酪農の事、牛乳のこと、食べ物や命の大切さを
きっと理解してくれただろう。
               

  


           

         
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もう半年が過ぎちゃって

2012-06-29 20:47:53 | Weblog
 我が家周辺では、昨日、今日ととても暑かった。
真夏日が2日続づいた。熱帯扇風機のようであったが風があったために、なんとか助かった。
余りにも暑い日が続いたので、せめて気持ちだけでも涼しくなれば・・・と冬景色の写真をアップした。
いま始まったばかりの暑さに悲鳴をあげていたら・・・とも思うが・・。

         

 2ヶ月少し前には雪解けの心配をしていたが、もう半年も過ぎてしまった。もう3~4ヶ月すると又、雪の心配をしなく
手はならない。と同時に半年すると今年も終わってしまう。本当に早いものだ。
酪農の経営的に見ても半年の生産活動が終わり、経営成績も残された半年にかかってくる事になる。

 新しい半年に向かって、老いた腰にムチ打ってがんばっていこうと更なる決意を固めているところです。
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登れないですね~~

2012-06-28 19:55:44 | Weblog
 出来上がった乾草ロールに勢いよく走って登ろうとしましたが登れませんでした。
老体に近づく早さは1年とも言えません。

           

 ようやく海風(やませ)が変わり、今日は南からの暖かい風が吹き、乾草仕上げに最適でした。
今日の乾草仕上げで一番草の収穫作業が終了しました。

 いつも海の方をむいて回っていた風車が、久しぶりにこちらの方をむいて回っている事に見とれていました。
風車の顔向きに寄って風の方向も分かりとても便利です。

            

 豪雪で雪解けも心配されたが4月下旬の高気温で一気に融け、その高温が草伸びを良くし、その後の低温や干ばつで
草伸びの心配もあったが、結果的に収穫してみれば、そこそこの収量があった。
しかし、今年のこれまでの天候や気温の状態は、花壇花や家庭菜園には悪玉であった。おまけに遅霜までの付録がついた。

           

 でも大きな機械の故障もなく一番草の収穫作業を終えた事に安堵だ。
引き続き、100個ほどの収納、2番草の追肥と酪農家としての農作業は続く。農作業の節目になると離れた地での温泉も
恋しくなる。

 考えて見~~よ~っと~~!!
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農村青年の婚活活動

2012-06-27 21:00:47 | Weblog
 昨日から今日の午前中にかけて農村青年の婚活活動を行った。
昨日は、NPO法人、マリッジカウンセリングセンター主催の結婚相談研究協議会と同協議会創立50周年記念講演会が
開催され参加した。

       

 主催者の小山会長の挨拶のあと、記念講演では「変わる家族関係・問題の親子夫婦関係」と題して、キャスターの佐藤のり
ゆき氏が長いテレビ番組での視聴者の「結婚や家庭問題」の意見などを元に豊富な経験から男女それぞれが結婚しなくなった
理由や自立していない若者が多い事、パートナー関係維持と結婚の違いを「観葉植物と庭に生える木」にたとえて、分かりや
すくしかもユーモアを交えて語った。

 その後、2人の提言者の「独身後継者と結婚」をテーマの発言の後、会場の質問を中心に情報交換を行った。
特に、「農業後継者のパートナー確保にむけて」として提言を行った元道職員であり酪農学園大学教員であった新名氏の発言は
的確に現実をとらえ、その中から見出した「3つの認識」の対応対策の提言は課題解決の本質であると思えて感動するもの
であった。
「嫁なし人生の悲惨な老後」との見出しの解説は寒気を覚えるものを感じ課題解決が急務であると思った。

 この研修会の先と今日の午前中は、浜頓別でも毎年開催し今年も9月に実施する農村青年の婚活の広報活動を関係方面に
精力的に行ってきた。

          

 特に女性に参加して頂くためのポスターの掲示やチラシを置いて頂く事、旅行会社へは募集広告の助言、新聞社には記事の
掲載等々意義ある行動であったと自負している。訪問した機関では快く掲示を承諾してくれたり即掲示してくれた。
 
          

                     

 行動の最後として私たちは、昨日の研修会の主催者であった、マリッジカウンセリングセンターを訪問し、小山会長と親しく
懇談してきた。
マリッジカウンセリングセンターは、ボランティアの人達が集まって昭和39年に、暖かい家庭こそが明るく住みやすい社会で
あり、その家庭は健全な結婚である事を基本理念に創立されたもので、家庭や人生相談、若者から熟年までの結婚の出会い場づ
くり、農村青年の配偶者対策にも長きにわたって取り組んでいます。
数々の実績と豊富な経験を持つ小山会長以下スタッフの皆さんに心から敬意を表さずにはいられなかった。

        

 私にとって牧草収穫等で超多忙記の中での研修会や活動への参加であったが「次代を担う農村青年の為に実践あるのみ」だと
感じた。

 地域農業を守るために「TPP反対のコブシ」を上げる事はとて大切な事・・・と同時に地域農業を守るために「結婚するぞ」と
言う強い決意をすることもとても大切なことではないだろうか~~。
            
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2012-06-27 06:48:23

2012-06-27 06:48:23 | Weblog
役目を終え昨夜は大ちゃん達と楽しく飲みました。
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一番草、終了間近

2012-06-25 20:06:25 | Weblog
 6月10日に「一番草の刈り始めスタートしました」とフェィスブックに書きましたら、関東の友達が「一番草前線
ついに最北まで到達ですか」と言う書き込みをいただいた。
そして(私は少し遅れていますが2番草の刈り取りをはじめました」と書きたしてあった。

 あれから20日余り、昨日、一番草最後の刈り取りを行った。
いつもの事であるが刈り取っていると様々な野生動物と出会う。昨日は、生まれて間もないと思われる子鹿が機械の
通る寸前に飛び出した。本当に小さい子鹿。あんなに小さいのは初めてみた。
親シカは留守の用で少し後にその場所に戻ったが、子鹿が見あたらず懸命に探している様子だった。逃げた場所を教
て上げたかった。

 今日、草の反転作業をしているとキツネが現れた。機械の直ぐそばに腰を降ろしている。

           

 子育てを終えたばかりで、全ての力を出し切っての子育てだったらしく、みそぼらしく痩せ細っていた。
ようやく歩いているような感じで草を刈った後でエサ探しをして機械についてくるようであった。
他に突然に野ウサギが飛び出してきたり、そんな獲物を上空で狙っているトンビなどなど・・・。ちよっとした野生の王国だ。

 この先少しの間天気も続きそうで、牧草収穫にはとても良い。
このままで行けば28~29日頃に仕上げる事が出来て一番草の終了になる。

 ところが明日から出張出札。
だが、残された作業はテッター(草を反転させる作業)だけだ。1日に1回で10万㎡を1時間半ほどの作業時間。
留守の間のお任せは、研修生ちゃんだ。

 その為の特訓を今日行った。

         

 機械の取り付け、操作などなど・・。昨年も手がけていたために直ぐに思い出してくれたようだ。
「壊さぬように・・・」と念をおしながら・・。
そして試運転

                         

 バッチリだった。
安心して出張の役目を果たしてくる。早朝6時の出発。
帰宅後の次の日の一番草の完了させるためのエネルギーもタップリと蓄えて・・・その為には盃に注意だろう。
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焼き肉とカレーライス

2012-06-23 20:04:09 | Weblog
 今日、ぶんちゃんの里に地域の老人倶楽部の皆さんが、昨年に続いて今年も昼食会にやって来てくれた。
到着後、直ぐに茶屋でコーヒーを飲んで懇談交流。
みんなで祈念写真も撮って楽しんでくれた。

         

 皆さんの服装からも気温が低い事が分かる。我が家の早朝の今はストーブが燃えていたほど。
予約をいただいていたので、炭などの焼き肉の準備は私の役目。早々に炭興しを行い準備完了。ご一緒を誘われたが
「どうも照れくさくて」仕事に出た私。
焼いたのは肉なしで取り立て、貝つきホタテやツブなどの海産物だったとか・・・。

 そしてその場の焼き肉ハウスでカレーの昼食。とても美味しそうにいただいてくれた。


                       

 いくつになってもみんなで集まって交流する事はとても大切な事だと思う。
いつまでもお元気で過ごしてほしいものだ。
                       

         
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100㌔マラソンランナー応援!今年も!!

2012-06-22 19:54:30 | Weblog
         

                     
                         事務局に説明

 浜頓別町のメインイベントになった「北オホーツク100㌔マラソン」が今年も第2回目として、8月19日に開催される事に
なっている。
地域の閉校した小学校を拠点に、地域活性化を目指して「都市と農村の交流」活動を実践する、とよかんべつ交流大学
では、今年もランナーの応援を行う事にした。

 特に今年は、集落内を走る片道2,5㌔の距離を「応援どうろ」と勝手に位置付け、「酪農を理解して頂き都市と農村の
交流の機会しよう」をテーマにランナーを応援する事とした。
その取り組み内容を大会事務局に理解してもらうために、語りに行って来た。事務局の快い理解をいただいた。

 昨年は酪農地帯らしく、ロールを積み上げメッセージを記した。
わりとうけたらしい。今年は更に酪農理解の為にパワーアップしようと張り切っている。

         

                          昨年のロール応援づくり

 全国から集まってくる人達に、翌日、翌々日まで滞在して頂くための企画も立てている。
後日、この日記で紹介させて頂きます。     
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最北での「恵みの雨」

2012-06-21 09:18:41 | Weblog
 各地での大雨の被害に御見舞申し上ます。
最北での長く続いたカラカラの大地。ようやく作物にとって待ちわびた恵の雨が降りました。
今朝の花も作物は元気一杯です。緑色を増したジャガイモ、黄色の鮮やかなパンジー。

         

 昨夕から急激に気温も下がり、作業中に半袖から長袖に着替えました。
今朝の小雨も冷たい雨となって降っていましたが、曇り空に変わり再び夕方から雨予報です。

 高知県からツーリングしてファームインに3日間宿泊していた方が今朝、旅立たれました。
我がファームインを拠点に近郊を楽しんだようです。滞在をとても満足していただきました。
朝食抜きでの出立でした。

 「2年に一度は北海道に来たいです、お世話になりました」と言う言葉を残して、牛ちゃんのお世話の仕事中の
出発、2人で無事を祈って見送りました。

         

 この方は、以前にツーリングの雑誌にぶんちゃんの里の紹介記事の掲載を覚えていただき、宿泊してください
ました。こんな方がいる事に感謝です。 

 
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カラカラの大地

2012-06-20 10:13:24 | Weblog
 台風4号は全国に大きな被害をもたらして北上中だ。
被害にあわれた方々に心からの御見舞を申し上げたい。まもなく温帯低気圧に変わるとか~。これから北海道が
風雨の範囲に入るのだろう。被害がでない事を祈りたい。

 私どもの所は雨が少なくカラカラの大地がしばらく続いている。
牧草収穫時期真っ只中だが、天気が良い分、作業ははかどるが収量や放牧地の草の伸びに大きく影響している。

 そんな雨不足の中で私の1日は早朝の4時すぎからの花や野菜畑の水やりから始まる。

        

                     

 場所によっては10日程前に遅霜があってダメにした野菜や花も多いという。
家庭菜園のトウモロコシ、ナス、トマトなどなどは低温も重なってイマイチの状態だ。

         

 台風の影響はないのか、今日の昼間も曇りで雨は降りそうもない。
今夜、明日はようやく雨のマークがついた。被害がでないように作物の為に降ってほしいものだ。

 一番草の収穫も大詰め、水分不足の為かチモシーの成育がわるく出穂が始まっていない。
あと僅かの面積だが、出穂するまで少しの期間、待機状態だ。
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