ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

テーブルの上にバナナが

2008-09-30 20:24:21 | Weblog
数日前に何かでバナナのダイエットの効果のニュースを見た。

そのことが脳裏から消えないうちに我が家のテーブルの上に3本のバナナが値段がついたままになっておかれていた。
いままでに、妻がバナナなど買ってきた記憶がないのに珍しいこともあるものだ、と不思議に思っていたとき、「ふと」ダイエットの事を思い起こした。

私はすかさず「第2の納豆ですか」と訪ねると「ダイエットに効果があるらしいよ」との返事。スーパーでも品薄になり、値段も高かったとのこと。
「こんな所までもテレビの影響だろうか」と少し驚いた。

朝バナナ1本食べて、お昼まで食事をとらないでいると、「体重が減るの当たり前」と思うのは、私だけだろうか。それはバナナでなくたって・・と。

そんな言葉に惑わされてバナナを買ってきた妻は、やっぱり体重を気にかけているんだ、と密かに思ってしまった。

しかし、その3本のバナナを食べたのは、妻ではなく私だったのだから・・・。
決して、朝ではなく食事を沢山食べた後で、満腹感がなかったために食べたのでした。情報化に遅れをとらないで、こんな山奥でも生きているのだから、「まぁ~~
いいか」。
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妻の体重

2008-09-29 21:01:00 | Weblog
最近気がついたことだが、いつもの食事の時も、妻は少量のライスしか食べない。
「よくあんなに体を動かすのにあのくらいの食事で体力が続くな」といつも思っていた。

体調も悪くないようだし、思い切って聞いてみた。「ダイエット中なの」と・・。
「うふ~~ん」と言う適当な返事だった。
それから、「あなたの体重はいくらなの」と聞いても全く答えようとしない。「私の体重は65キロだよ」と言っても乗ってこない。「あんたこの頃やせたのでは・・」といっても「全然やせていない」との返事で苦笑い。

共に生活している者として、妻がガリガリの姿をしていると格好悪いと思っている。一定の体重を保ってほしいが・・・。そんな気は更々ないようだ。

「あんなに年をとっても体重を気にかけるんだ」とつくづく思ってしまった。だって自分の体重をあかさないんだから。
ガリガリになっていないことだけは確かなようだ。

いまからのスタイルの調整はもう手遅れ。せめて健康でいることこそが最高だ!!
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寂しさを乗り越え笑顔で・・。

2008-09-28 21:04:38 | Weblog
 ついに決まってしまった。
開校以来92年の歴史と伝統のある豊寒別小学校の閉校が・・・。

4月から「閉校を考える会」が数回の会議やアンケート調査、住民懇談会などを開催し、その方向性を検討してきて結論をだし本日の自冶会の臨時総会の開催で確定した。(写真は臨時総会の様子)

豊寒別小学校の閉校日を平成22年3月31日とすることで意志統一し、町機関に閉校要請することとなった。

急速に進んだ過疎化や少子化時代によって児童の数が減少し、地域にとって学校は住民のコミニュティの場として必要でありなくしてはいけないとの思いから始めた山村留学の取り組みも、紆余曲折がありながらも一定の役割を果たし、学校は子供たちのためにあることを認識し、今日の結論に達した。

私自身、学校をなくしてはならないと始めた山村留学の責任者をやり、それから13年、今度は閉校を考える会の責任者をやり「閉校」の2文字の言葉を引き出した。
何とも言い難い心境である。

閉校・・・。この先の手続きは残っているものの確定することになるだろう。

今日の総会も思いがけない多くの世帯の方が集まってくれた。
しかし、提案者の声は室内に響き渡ったが、住民からの声は静まりかえっていた。当然のことであろう。皆さんの顔に寂しさだけが残っていた。

「歴史の流れ・・」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、開拓の時代、戦前戦時、戦後の時代と波乱に満ちたそれぞれの時代を、子供たちの学舎だけにとどまらず、地域住民の成長にとっても大きな役割を果たしてくれた学校の灯がまた一つ消えようとしていることに、寂しさを感じない人はいないだろう。

だが、92年間のいつもの時もおおきな役割を果たしてくれた学校に、寂しさを乗り越え感謝の気持ちを表し、その気持ちを笑顔に発展させ、笑顔で迎える閉校にすることこそが必要なことかもしれない。
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函館から列車で・・。

2008-09-27 20:21:14 | Weblog
 多忙だった9月の体験の最後を今日おこなった。

今日の来客さんは函館の大学生と先生だった。以前から予約をいただいていたゼミの仲間たち。生き生きとしていた若者の姿に感激して迎えた。
函館からの列車の旅。何とも素敵さを感じる。初めての道北の旅を、稚内での1泊と2泊目を私のファームインをえらんでいただいた。

搾乳体験とアイス作り体験に挑戦していただいた。搾乳体験での酪農の話とグリーンツーリズムの話は寒い中だったが、少し長くなりすぎたが真剣に聞いていただいた。その姿にも感動をいただいた。

握りしめた手の中から出る真っ白い牛乳に歓喜を上げ、牛乳の暖かさを実感してくれた。親牛の大きさに驚きながら、牛の前での記念撮影。牛にこれだけ好感を持ってくれることに、これまた感動。
「きっと酪農の良き理解者になってくれるだろう」と勝手に思った。

素直さ溢れ出る大学生の若者。しっかりと信頼しきっている先生とのとても良い関係に、「師弟愛をかんじているのだろう」と私自身の過ぎ去った日を思い起こさせてくれた。

北海道を縦断する列車の旅。山の中での1泊と体験。どんなことを感じていただいただろうか。なんのもてなしも出来なかったが、こんな山奥ではつらつとと生きている人がいることを感じてもらえたならば幸いだ。

大切な旅に私の所に体験に来ていただいたことに心から感謝をして・・・・。
ガンバレ大学生。ガンバレ先生!!。
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地域の歴史を語る人が・・・。

2008-09-26 20:09:33 | Weblog
昨日、私たちの集落に住む方の葬儀があった。

この方は「89才さん」という高齢者の方だった。開拓の時代、戦前戦後の混乱の時代を生き抜いてこられた。戦争にも行き満州で終戦を迎えたという。
89年の生涯ですから、大正の中頃の生誕。

今日の集落があるのもこうした先人の労苦があってのも、と口では簡単に表現するときが多くあるが、実際にどんな労苦だったのかという具体的な歴史的事実をもっと聞いておくべきだったと、つくづく思った。

集落の歴史を語る貴重な存在をまた一人失った気がしてならない。

開拓の鍬がおろされてから110年を超える歴史がある私たちの集落。この狭い中に150軒を超える世帯数もあったという記録を目にしたことがあったが、今は9戸の酪農家を中心に30世帯。

先人の果たしてきた役割をしっかりと見つめ直して、後生に伝えていく責任をも果たさなければならないだろう。
その為にも、地域の歴史を語れる人の話を聞くことは重要なことだろう。

心から89才さんのご冥福をお祈りしたい。
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あぁ~~あぁ~楽しかった。

2008-09-25 21:49:13 | Weblog
今夜ファームインに宿泊したお客さんと楽しく飲む機会があった。

10数年前にお世話になった公務員さんと若くして農学博士を持つ素晴らしい人との対話だった。
私たちがいつの時にでも、目標にしている出会いの「元気と感動の交換」がみごとに達成出来たと思っている。

私ども夫婦の日常のさりげない体験に基づく話に感動していただき、その感動する姿を見て「私たち自身が沢山の元気をいただく」という単純なものだ。

以前にお世話になった方を通して出会った新しい人。「すごい人材の方」と紹介され、「またまた新しいネットワーク」と満足して・・・。
「きっとこんな出会いが大きく成長させてくれるのだろう」とかってに思い込んだ今夜の数時間だった。

酔っても何とか書けたことに満足して・・。
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拝啓、 BandA 様

2008-09-23 20:55:30 | Weblog
拝啓  BandA様 
お元気でご活躍のようでなによりです。

あなたに与えられた仕事は沢山あって大変でしようが、1つ1つの事をこなしていくことがとても大切だと思います。でもあなたは、あなたに与えられた役割を果たしていませんでした。
どのことを見ても「やる気」があったならば出来ることばかりだと思っていました。決して「やる気」がなかったから・・・とはいいませんが・・・。

しかし、そのことによって多くの方々が沢山の迷惑になることもあります。そのことだけは感じてほしいと思います。

ある組織活動をしているときにとても感心したことがありました。組織活動は事務局の姿勢、体制によって大きく行き先も含めて変わることがあると思います。
その事務局の方は、常にメンバーの事を考え、リーダーの立場を守り献身的に努力されていました。
組織活動は活発化され、誰からも期待されていたのです。多くの方は評価しました。「彼女の人間性、人柄が素晴らしいから」と。

良く聞かれる言葉ですがやっぱり「人作り」なんでしようか。
これまた決してAandBさんを「作られていない人」などとは言いませんが・・・。
あなたの消極的な姿勢で大切な事を失ったことに反省と責任を感じてほしいと思っています。

そして、あなたの今おかれている立場、状況を十分に考えられて、ご活躍されることを期待します。
嫌み的な文面になりましたが、気を悪くせずにご理解ください。
お元気で。

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野生の鹿の繁殖期

2008-09-21 20:20:26 | Weblog
秋の到来とともにこの時期、野生の鹿の繁殖時期にもなる。

鹿の増殖はどこにいってもやっかいものの一つになっている。土地面積があり牧草地の多い酪農家にとってはそれほどの被害はないものの、放牧地の電牧線が切られたりして牛が脱牧することがある・・・。
しかし昨今では、家庭菜園や庭先のオンコ木が食べられたりと主婦の間にも怒りが積もっている。

そんな鹿たちも、子孫を残すために懸命だ。
メスを求めてか、昼夜を問わず甲高い声で「ぎぁーぎぁー」と鳴いている。
オス鹿の姿は逞しい。人間の男である私もほれぼれするたくましさである。体全体が黒くなり、角は見事な大きさ。縄張りを持っているのか一定の場所に「たむろ」している。見事な風格である。

写真に収めたいと思ってもなかなか・・・・。トラクターでの作業中や車での移動中に野生動物のそんな光景に出会うとのんびりしているようで、「安心して生きているのだろう」と「幸せなやつだ」と思ってしまう。

トラクターで近づいても、「何もされないから」と言い伝えられているのか逃げようともしない。そんな姿もまた愛らしい。

もう少しの間、野生の鹿の恋しい鳴き声や運が良ければ「愛しい」交尾の姿を恨めしそうに見ることが出来る。そんな事を期待として・・・・。
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先生の初任者研修に・・。

2008-09-19 22:33:41 | Weblog
昨日、管内の先生方の初任者研修が私の牧場で行われ、1日おつきあいさせていただく機会に恵まれた。

初任者の地域研修として「農業理解」が主要テーマで、酪農の現状を学び体験活動を通して酪農の理解につとめ教育活動の充実を計ることを目的に行われたものだった。
先生方が地域の産業である酪農の事を理解していただくことは、とても大切な事であり、それに参加いただいたことにも感激した。

私は、多くのプレッシャーがかかったが、昨今の管内の酪農情勢の特徴や課題についてと酪農の持っている多面的な機能について語った。
その後、搾乳体験やバターアイス作り体験を通して、牛の事、牛乳の役割、食育の大切さなどをまなんでいただいた。

果たして先生方に与えた影響は・・・と心の中では相当に気になっていた。
まとめの30分にも参加させていただき、いろいろな質問をいただいた。とても熱心に考えていただいていたことに感激しながら、質問の答えも「しゃべりすぎ」だったかと少し反省もした。

バターやアイス体験の指導を妻にしていただいた。そんな姿を見てか、こんな質問をいただいた。
 「とても素敵な奥さんですが、出会いは何がきっかけだったんですか」と・・。
瞬時にとても感激した。そして、ありのままに喜んで答えた。
とても意義ある質問のようにおもった。私たちが目標にしていることが通じているのだろうと思ったから・・・。

1日のおつきあいに感謝感謝。そして沢山の質問、語る機会を作っていただいたことに感謝感謝。こんな機会に恵まれ「今回で一回り大きくなれたかも・・」とつぶやいた。


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元気な酪農実習生

2008-09-18 20:12:00 | Weblog
15日から23才ちゃん酪農実習生がやってきた。

彼女は東京の大学に在学中で、家族の仕事の関係でアメリカ暮らしも長かったとのこと。
そんな23才ちゃんは、大家畜のお医者さんを目指して勉強中だという。

数ヶ月前に北海道での酪農実習を希望し、ネットで検索していたら私のHPと遭遇し直ぐに決めたという。
私の所にも、早くから依頼のメールが届いていた。

早々23才ちゃんは、朝5時半起床し牛舎に出勤。搾乳作業や糞掃除などをてきぱきとこなしている。
見るものすべてに歓喜の声を上げ、珍しそうな表情の中にもアドけささが残っている。なんとも「めんこい」。

この間、牧場では搾乳などの体験続きで来訪する方々との交流やアイスやバター作り体験のお手伝いも積極的に行ってくれている。

今日は、往診依頼した牛の獣医さんの往診に立ち会い、交流も出来たと喜んでいた。自分の将来の姿を想像したのだろうか。

大都会から何もない最北の山奥での生活。日々の23才ちゃんの心境はいかばかりか。無理してでも「楽しいだろうと」と想像している。

体を動かしてとる食事も美味しいのかよく「食べてくれる」と妻も喜んでいる。

2週間の実習期間、事故なく無事に終わることを望みたい。
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