ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

牧場に遊びに・・

2011-09-30 20:30:01 | Weblog
      

 我が家の牧場では、明日と明後日にかけて牧場を解放するオープンファームディを開催する。
これは、全国の酪農家で消費者交流活動を行う人達で組織する「地域交流牧場全国連絡会」が、会員同士の一体感を醸成
するとともに酪農、乳製品への理解促進や中央酪農会議が推進する「MILKJAPAN」運動の普及拡大を図る事を
目的に、全国の会員の統一行動として、10月1日から10日までの間に会員の都合のつく期間に開催するもの。

 消費者向けへの周知をうっかり忘れてしまったが、このブログを等して来訪を呼びかけたいと思う。
偶然に今の所2グループの予約をいただいている。

 来訪者には「MILK JAPAN」のグッツや地域交流牧場の独自のグッツである牛柄の風船を無償で提供します。
心からのご来訪をお待ちしています。
尚、搾乳体験などは事前の予約が必要です。前日の午後3時までの予約をお願い致します。
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酪農体験実習での出会いから

2011-09-29 20:27:31 | Weblog
 7年ほどまえになるだろうか~~
当時、東大医学部在学中の学生だったHさんが、酪農体験実習で2週間我が家で実習をしていった。
卒業後、「忙しくなるまえに・・・」とひよっこり顔を見に来て頂いた事があった。

 それから3年ほどが過ぎた。
先日、再びひよっこりと訪問してくれた。ある大きな病院で働いていて忙しく「急に休みがとれたので・・」との
事で前日の訪問予定のメールで驚いた。

                          

 久しぶりの再会だったが、働きすぎてか細くなっていたが、変わらない姿でいい男だった。
今いる研修生ちゃんも含めて盃を交し思い出はなしに花を咲かせた。
2泊3日という超強行スケジュールだった。
久しぶりにいただいたという休日の一つの過ごし方に、私の所に来て頂いた事にとても感謝した。
そして、当時はまだ元気だったが、とても健康に気を使ってくれた、いま施設にいる私の母親とも会って思い出を語って
いってくれた。

 「当時何故、酪農実習を体験されたのですか」との問の答えは、ここでは記さないが、医師を目指していた学生と
して、将来の仕事の中で生かされるべき、素晴らしい考えからのものだったらしく感激した。

 酪農体験実習の出会いから、今なお交流できる事に感謝した短い1日だった。
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短い我が家の連休が終わって・・。

2011-09-28 20:17:27 | Weblog
 二泊三日の我が家の短い短い連休は終わった。 
これは一昨年、農業委員会が推進する家族ニコニコ協定(家族経営協定)を妻と締結し、その中に記されている年2回の
温泉休日に基づいてのもので、春に続いて2回目となった。

 道内でもまだ足を踏み入れた事のない所を目指して、北海道を縦断して小樽に南下した。

      

 車で走るのは不得意な方であるがせっかくの機会でもあり、夜の酒を頭にちらつかせ頑張った。硝子陶芸体験を目指し
たが、あいにく休みで残念であったが夜はビール、日本酒、ウインとタップリとアルコールに使って楽しんだ。

    

 二日目は小樽から日本海に出て、そのまま北上。私がいつも思っている雄々しいオホーツク海の感じと違い、日本海は
穏やかさを感じて安心感がある。かつて、陸の孤島と言われた雄冬を二十数年ぶりで通ったがトンネルばかりで、美しい景観
は見る事が出来なかった。仕方ない事である。

 どうしても立ち寄ってみたかったのが、国稀の酒蔵だった。
最近、どういうわけか日本酒に手が出る。味など全く無知だが、「銘柄は何にしますか」との問に「国稀」と生意気なも
注文してきた。そんな事もあってか、近くにあっても行った事がなかった酒蔵だった。
沢山の銘柄の中の特徴のあるもの数本を試飲させて頂いたが、皆同じような味に思え飲んでいた。

                          

 当然のごとく試飲だけでは足りず、遅い昼食は寿司店で「国稀2合」をいただく。
妻に運転を任せほろ酔い気分で、苫前の郷土資料館を訪ねた。歴史や開拓の足跡がとても分かりやすく、充実した館内に
満足した。なかでも大正4年に開拓の歴史の中で起きた事件、冬ごもりを前にした熊が空腹から開拓農民の民家を遅い7人の
婦女子を殺害した様子を復元したもの、その実話が映画化されたものをビデオで見る事が出来た。



 こうして満足にしたり近くの温泉にチェックインした。
長い車中、時々ツィッターやフェィスブックでつぶやきながら、私たちの短い短い連休は終わった。
帰宅後、休む間もなくいつものような慌ただしい仕事に汗を流した。
















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キツネも応援か?

2011-09-25 16:01:25 | Weblog
 秋晴れの日の2日目である。もう数日続きそうだ。
全国的には3連休だが、この天気をめがけて最後の3番草の刈り取りに汗を流した。もう十分の粗飼料の確保にもなって
いるが、来年の草地管理の為に伸びた分を刈り取らなければならない。

 

 1~2日自然乾燥で水分を抜き、ロールしてラッピングする。そのことによって発酵して牛に取っては最高のエサと
なる。これからの大切な粗飼料だ。

 

 広い草場で作業しているとどこからとなくキツネが現れる。刈り取られた草の中から出てくるネズミでも探している
のだろう。見方によっては「仕事ガンバレ!!」と応援しているとも・・・。

 明日からは、妻と共に「家族ニコニコ協定」に基づくお出かけ日。その為、やっておかなければならない仕事も沢山。
キツネも応援している事を胸に頑張らなくては・・・。
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グリーンツーリズムのオープンディ

2011-09-23 20:53:39 | Weblog
 浜頓別町グリーンツーリズム推進協議会に参加している実践者が、多くの人に取り組みを理解していただき
農村に足を運んでもらう事を狙いとして、牧場を解放するオープンディを今日から3日間開催している。

                           

 5月からはじめて今回が今年最後となる3回目の開催となった。
私の所ではバター作りと搾乳体験だけのメニューだが、今日は家族連れがバター作りを体験してくれた。

      

 今朝搾った生乳を低温殺菌して、「白い牛乳をフル事によって何故黄色いバターが出来るか」など乳製品の
あれこれを説明しながらの体験だった。今回の担当は妻が行った。

     

 出来上がったものは3等分して、食塩、砂糖、無塩を加えそれぞれ試食によって味を確認した。
「フルのは大変だったけど、初めての体験で良い経験が出来ました」と5年生ちゃんが語っていました。

 生乳生産の落ち込みから、バターの製品が少なくこれからの需要期に向けて輸入も行われておりますが、多くの
皆さんに沢山の消費をお願いしたいところです。

 オープンディは25日まで行っています。ぶんちゃんの里の今年の営業も茶屋、各体験など来月10日ごろまで、後は
予約のみの対応になり、あと僅かになりました。
皆さんの起こしをお待ちしております。
  
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自然エネルギー

2011-09-22 19:45:13 | Weblog
 最北では台風の影響は全くなく降雨があったものの穏やかに過ぎた。数日前からの低気温もおさまり
朝夕も10度前後になった。

 脱原発の声が急速に高まっているようだ。先日も東京で脱原発6万人集会が開かれた様子を新聞で見た。
大賛成である。私が牧草畑で毎日仕事をするところから、オホーツク海沿いに毅然とそびえ立ち、毎日セッセと発電
の為に汗を流している風車が5本見える。
私には全く無知で、この5本でどれくらいの発電能力があるかは分からないが、心配のない自然エネルギーの拡大こそが
今後最も必要とされるべきでありましょう。

 ちなみにこの5本の風車からの発電は、賃貸している私の土地に建てられている変電所から送られている。
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ジャガイモの収穫、味覚調査

2011-09-21 20:05:18 | Weblog
 昨夜の満点に輝く星空、そして今朝の冷え込み、我が家の庭先の早朝の気温は5度。
最北の近隣町では5度以下で2~3度の所も数カ所あったようだ。もちろん今秋最低気温。「ストーブに火を入れました」と
ツィッターでつぶやいたら、埼玉県の方から驚きの返信がありました。

 台風も北海道に近づいています。被害がない事を祈りたいです。
関東方面は今が台風の領域に・・。被害にあわれた皆さんに心からお見舞い申し上げます。

 今日は普及センターのご指導でジャガイモの収穫、味覚調査を行いました。  

      

 普及センターの所長さんと種類別に小さなものも含めており起こし、箱に入れ大きさ別に並べ重さを計ります。

                           

 いま、にわかにジャガイモの栽培に興味を示す方が出ているとの事。他町村でも栽培調査を本格的に行っている農家
もあると聞きました。
私の所はそんな事ではないのですが・・・。
ジャガイモの種類も60種以上もあると聞いて驚きました。幼き頃にイモ拾いを手伝った記憶を思い起こす機会にもなり
ました。酪農が本格的になる前は、ジャガイモは我が家でも副収入として大切なものでした。主にデンプンの原料だったと
記憶しています。
収量などの調査の結果は後日知らせてもらう事になっています。

 もう一つ大切なのは、味覚です。

    

 恥ずかしながら、紫の色をしたジャガイモは初めてでした。シャドウクィーンです。
掘った瞬間も何となくキミが悪いものでした。ゆでたもの、焼き芋にしたもの、どんなふうに食べてもとても美味しい
ものでした。

                          

 中身が赤いノーザンルビーや黄色いインカルージュー、ほこほことはであがるようなアンデス赤など、どれをとっても
とても美味しいものでした。

 ちなみに、妻が栽培した農林一号(通称勇知イモとも言われている)や赤い名前の知らない母の次代から栽培している
イモもとても良かったです。

 正直、興味本位で5種のイモを普及センターの指導で栽培してみましたが、収穫、味覚調査まで出来、より一層ジャガイ
モに対して愛着がてもるような気がします。
幼い頃に貧困な生活から、おやつの変わりに食べさせられ、飽きていたはずでしたが、大変に楽しいものでした。
 
 所長さんの「来年はどうしますか」との問に「来年も栽培します」と宣言しました。
粒が大きければ良い事でない事も知りました。より畑を肥やし、より美味しいジャガイモが趣味の世界で栽培出来るように
頑張る決意を固めた収穫調査でした。

  

 
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今夜も冷えそう~~。

2011-09-20 20:29:25 | Weblog
 午後6時半過ぎ仕事を終える。もう真っ暗、夜空には満点に輝く星空。
外の温度計を見ると8度。深夜にかけてもっともっと下がりそうだ。暖房野ない室内では半袖では寒い。

 今朝も晴天だったが、9時頃突然に降り出した雨。瞬間的だったが強い雨だった。3番草の処理に出かけようと
張り切っていたがガッカリだった。まあぁ~~これが秋の空だ。
気温が差が下がって一番喜んでいるのは、暑さに弱い牛ちゃん達かも・・・。その分、生乳の量も増えると一番喜
ぶのは私たちかも知れない。

                           

 晴れの天気も明日まで。台風15号が北海道を直撃しそうだ。いまから気をつけておかなくては・・・。
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気温が低くなりました

2011-09-19 21:11:01 | Weblog
急激に気温が下がった最北。我が家周辺での早朝の気温は9度。
今まであたたかかっただけに、布団から出るのに時間がかかり「さ~むい~~」との声が・・・。

                           

 今秋、はじめてストーブに火を入れました。
関東方面では残暑続きのようで、フェィスブックで知人が「頭の毛が薄くなり照らす陽で頭が痛いです」と
面白いコメントが書いてありました。まだまだ暑い日が続いているのでしよう。

 今日の農作業で汗をかかないで終える事が出来ました。夕方からもぐ~うんと気温も下がり出しました。
こうやって日一日と秋は深まっていくのでしよう。

 秋と言えばこれからの時期、やっかいものの野生のシカが今までにない動きを見せます。
今日も3番草の刈り取りの最中に、次から次へとシカの群れが現れます。その中に勇敢なオスのシカがいます。
群れから一歩離れて、大型機械や人間様を恐れない姿を雌達にアピールしているかのようでもす。
そして、じっと出番をまっているかのようでもあります。
こうした光景の今の時期の自然界の旬でもあります。

 
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ジャガイモ

2011-09-17 20:20:53 | Weblog
 初秋たけなわのこの時期、様々な農即物が収穫期迎えている。
普及センターの指導で、春に5種のジャガイモを植えた我が家でも、収穫の時期になりそのイモを一部試験的に掘った。
7月頃には、5種の色とりどりの花を咲かせていて、このブログでも紹介した事があった。

     

 あれから2ヶ月、立派なジャガイモとなって地上に姿を現した。

    

 大きさもまずまずであったが、1種だけ小粒そろいで管理に問題があったのだろうか。
全体的にほんのわずかな量ではあるが、色々な種類を栽培し収穫までの過程を見る事も楽しい事である。牧場を訪れ
た消費者の方も、ジャガイモの花の違いを見比べていたものです。

 この5種のジャガイモの収穫状況や味覚をくらべて見る事も楽しいものだ。近日中に普及センターの再度の指導を受け
やってみたい。

                         

 ちなみに上記の写真のイモは、妻の自作品だ。右のイモは通称「勇知イモ」と言われているもの。
左は・・と聞くと「分からない」という。

 我が家の小さな小さな収穫の秋の到来だ。  

 
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