一人前

　私たちの住む宗谷管内でも、今まで経験したことのない勢いで新型コロナウイルスの感染が広がっている。
私たち２人にも、３回目のワクチン接種の案内が届くようだ。
会議があったりでボチボチ程度に出歩いていたが、この４日間は山奥の家から出ていない。
６時間程度の牛のお世話、時によっては日中の雑用など・・・・暇にならないような生活。

　しかし、時間がある分、新聞をできる限りの隅々まで読むようにしたり苦手な読書に触れたり・・・。
読み物していると自然と早い昼寝に自然と突入してしまったりで。
でも、山奥にいる限り感染の心配はないだろうが・・・。

　昨夜は久しぶりに「夕食準備休暇」の時間に。
テイクアウト注文が終わると「今夜の夕食準備は完了」と思わずであろう口に出ていた妻。
「やっぱり負担になっているんだ」と、心の中で「ねぎらい」の思いも。

　そのテイクアウト、「メニューは何を。何人前注文するか」で少し時間がかかった。
写真付き、みんな美味しそうに感じ、どれもこれも食べたくなる。
「一人前では足りない」「いや十分だよ～～～。」
結局、何種か一人前ずつ。夕食時間、半分づつ分けて・・・メニューによっては３：７程度くらいにわけてあつたものも。
結果的に食べきれず・・・やっぱり年齢を考慮した妻の判断が・・・。
いずれにしても美味しくいただいた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　明日は５日ぶりに会議のため外出予定。
感染対策をとって・・・・。　　

　

マイナス１９度の中の出勤

　今朝、午前４時５０分の我が家周辺の気温はマイナス１９度。
今冬１番の冷え込みだ。　ちなみに午前６時までの道内の最低気温は近隣の枝幸町歌登のマイナス２７度とか。

　午前４時５分。枕元の目覚まし時計は容赦なく鳴り出す。
真夜中にトイレに行ってなかなか寝付かれないときも多くある。そんな時、目覚まし時計の音に「いま寝たばっかりなのに・・」と、いつも思う。
元気に起き、パソコンを開きヤッフーのニュースを見たり、メールやＦＢみたり、コーヒーのんだり・・・・時はどんどん進む。
そして・・・ストーブに付いているデジタル時計が４時４８分を差すと２人そろって出勤だ。
まさしくマイナス１９度の中の出勤だ。

　「今朝はものすごいシバレだぞ！」と、２人で外へ出る準備をしながら話をする。
裏玄関の戸を開けたとたんに、冷え込みの強さが分かる。長年にわたってこの場に生きている証だ。
途中温度計を見る。マイナス１９度を確認して「やっぱり・・・」急いで牛の待つ牛舎へ～。

　どんなにシバレようが・・・
どんなに吹雪きになろうが・・・・私たちの１日の始まりだ。
まだまだ真っ暗な厳寒の中での始まり・・・。今朝は温度計を見たくて懐中電灯をもっての出勤。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　朝仕事が終わった帰り道・・・
山々の谷間から我が家周辺には＜ようやく太陽が顔を出す。
この頃、時によっては更に気温が下がることもあるが、今朝は２度ほど上がっていた。
シバレたぶん、青空が広がりそうだ。こんな陽を見ると老いた体にも元気がわき出る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　もう～何十年もこの場で生き、生活し・・・・
こんな事を繰り返してきたが「素晴らしい～～～。」と言ったらはったりだろうか～～。　

　

マイナス１４度の帰り道

　午後５時５０分、今日の１日の全ての牛のお世話の作業を終えた。
今夜も猛烈にシバレ（気温が低いこと）そうだ。マイナス１４度のしばれる中、２００㍍先の我が家に帰路。
町の除雪車が日中に綺麗に除雪してくれて、道はテカテカ・・・・ボサッとして歩いていると滑って転びそうになる。
一歩いっぽ足を運ぶたびに「ギュッ」と足の音がする。シバレている証拠だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　陽が少し長くなったとはいえ、午後５時半になると真っ暗になる。
寒さの中でも道の外灯だけは元気に照らしてくれる。
雪山が大きく、牛舎からは住宅は見えない。少しだけ歩くと車庫の影から住宅の明かりが見える。
人足先に帰っていた妻がつけた明かりだ。

　隣の家まで１㌔もあるポツンとした山奥の１軒家。
闇の中から照らされる２カ所の明かりは１日の終わりを無事に終えた安堵感を感じさせてくれる。
そして・・裏玄関の出入り口のドアを開けるとき、マイナス１４度の厳寒の世界から真夏の世界にきた事を感じてしまう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「おわった～」と１日の作業の終わりの宣言を心の中で語りながら椅子にコシを下ろす。自然と「ああぁぁ・・」との声が出てしまう。
６時のニュースに合わせてテレビのスイッチ。「今日の感染者数は・・・」なんて見てしまう。
「お風呂が開きました～」との妻の声と共に、缶ビールが脳裏をかすめる。「楽しみだ」とお風呂に向かう。

　

今日は稚内市へ～

　今朝の我が家周辺の気温はマイナス１４度。
昨夜行ってきた中頓別町の今朝は全道いち低く、マイナス２５度。中頓別町からの昨夜午後８時頃の帰り際にはマイナス１５であった。
それから朝までに１０度も下がっていた。我が家から２０数㌔離れただけだ。

　そんな中、今朝、午前９時過ぎ出発で稚内市に行ってきた。
日本農業新聞通信委員の取材で宗谷総合振興局まで・・・。課入り口には「入室禁止」の張り紙も・・。
局内は厳重な感染対策がとられていたが、私も感染対策をとって・・。（事前にアポとっていた）
滞在時間も超短時間で・・。

　もちろん今年最初の稚内行き。
市内に入る国道も綺麗に除雪はされていましたが、道端は「雪の壁」。
雪の多さを感じた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　国道の多くは、黒色の舗装が顔を出していた。
曇り空であったが、東浦付近の国道からはサハリンがはっきりと見えた。
「ロシアの人たちもさむいだろう～～」なんておもったりして・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　さてさて・・メモを見ながら原稿だ！！　　

美味しいお酒で地域をアピール

　先日、日本農業新聞通信委員として、アルミ缶入りの純米酒に駅の地域名を入れたお酒の販売始めたという
幌延町を取材した。
農村地帯の地域が多く、秘境駅としても有名な幌延町。
色々と地域活性化の為に尽力されている事に感銘した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　話の聞き方、原稿の書き方、そして・・写真の撮り方など、改めてその難しさを実感した。
今回の記事、私の写真の撮影不備で写真掲載が出来ませんでした。
取材先のかたや読者の皆さんに本当に申し訳ございませんでした。是非とも次に生かしたいと思います。

　私も取材後、６本買ってきて飲みました。
とても美味しいと思いました。　

美味しいお酒で地域をアピール

　先日、アルミ缶入りの純米酒に駅の地域名を入れたお酒の販売始めたという幌延町を取材した。
農村地帯の地域が多く、秘境駅としても有名な幌延町。
色々と地域活性化の為に尽力されている事に感銘した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　話の聞き方、原稿の書き方、そして・・写真の撮り方など、改めてその難しさを実感した。
今回の記事、私の写真の撮影不備で写真掲載が出来ませんでした。
取材先のかたや読者の皆さんに本当に申し訳ございませんでした。是非とも次に生かしたいと思います。

　私も取材後、６本買ってきて飲みました。
とても美味しいと思いました。　

雪おろし

　「まだ、たいした事ないただろう～」と遠くから眺めていたら、随分と積もっていました。
ピザ釜や牛乳処理施設などの雪おろしを行った。
老体には厳しい運動で、汗がびっしょりと・・・。でも良い運動気分でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　床屋さんに行ってきた見たいにスカッとしたようです。　
これからの積雪はたいした事ないと思うのでこの場所の雪おろしはないでしょう～。春を待つだけです。

久しぶりの朝からの晴天

　今日は朝からよく晴れた。
気温も太陽が照らす頃になった午前８時頃にはぐんぐん下がってマイナス１５度になりました。
以降少しずつ上がり正午過ぎにはマイナス４度までに・・。

　我が家周辺は捨てられた雪で大き雪山になりました。
沢山汗をかき、屋根の雪おろしをしました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　我が家周辺の雪山です。
少ないと思っていた雪も平年以上だろうか・・・？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ラーメン

　久しぶりに雪マークのない予報が続きそうである。
昨日も・・今日も・・そんな中、感染対策をとって久しぶりにオホーツク海沿いを東下した。
陸地に入るまでどこまで行っても、青い海を見ることはなかった。道のすぐソバが海なのに雪原みたいに流氷に覆われて・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　４食中、２食がラーメンにお世話になった。
懐かしい昔風のドンブリのラーメンはとてもおいしかつた。うどん好きの鍋焼きも一食・・。
少し塩分のきいたチャーシューは・・ちょっと・・・？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　最後の締めは少しだけごうせいに・・とおもい、ビールにワインに焼酎に・・。
日々の老体の頑張りのご褒美にと・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

流氷接岸

　市街地に出かけるのにオホーツク沿岸の国道２３８号線を通った。
オホーツク海には流氷がびっしりと接岸していた。少し驚いた。何故なら、今朝の午前５時ころはとても暖かい気温だったからだ。
暖かいと言ってマイナス６度くらい。

　しかし、夜が明け我が家周辺に太陽が顔を出す頃には、ぐんぐん気温が下がっていった。
顔に当たる緩やかな風に猛烈な寒さを感じた。午前７時ころにはマイナス１１度。
久しぶりに見た太陽。
やっぱり流氷の寒さだった。報道によると雄武町から猿払村にかけての接岸らしい。

　妻が市街地からの帰り際スマホで撮影してくれた。
国道駐車帯に車を止め、積雪の中を歩いて沿岸に・・とは言っても国道から１００㍍くらいだろうか～～。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　やっぱり大寒だ。
それにしても、こんなに早い流氷の接岸は・・・・。