「知識がいただく命」とは・・。

　雨上がりの最北、残暑厳しい土曜日の昼さがり。
来週中頃から暑い日が続く予報が出ている。９月だというのに異常な残暑が体にこたえる。

　１日の管内の初任者先生方の牧場「酪農理解」での研修会や３日放送のあぐり王国の「命の授業ふたたび・・」放送
の参加者や視聴者からのご意見やご感想を沢山いただき拝見することが出来た。
沢山の皆さんから沢山の激励や励まし、「勉強になりました」「食べ物を大切に子供に教えます」など私たちの伝えたい
事が伝わったような言葉に、私たちが沢山の元気をもらいました。

　先生方の感想の中に感動的な事がありました。
私の話の「私たちが肉を食べる事によって失われている動物の命」について考えて下さいました。
先生は理科を担当しているらしく、「命をいただくのは食の時だけではない事を考えた。普段教えている授業の内容も
多くの実験動物の命をもらい発見されてきた事が多い。つまり理科（特に生物）では知識もまた命をいただいた結果なの
だと思いました」と・・・。
「知識の背景にあるものを正確に伝えようと考えた」とありました。

　その言葉自体、私たちにとって新鮮に伝わりその見方や思いに感動しました。
食べる事と同じように、私たちの得る知識の中にも、命をいただいて得た知識が沢山ある事を認識することの大切さを
痛感したものです。

　いただいた沢山のご意見やご感想に心から感謝をして・・。