備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

個展@倉敷 終了しました。

2017-05-10 20:14:24 | 展覧会・ご案内


さてさて、『個展@倉敷』の会期終了致しました。
今回も多くのリピーターの方、「はじめまして~」の方など楽しい出会いが沢山ありました。

『ワイン&アート ふじの月』さんでの開催は初めてでしたが、もともとはギャラリー『倉敷・中央画廊』さんです。
同じ場所のオーナー違い。知っているようで知らないって妙な感覚。


丁度お日柄も良く、倉敷美観地区はイベントが目白押し。

倉敷川を流れていく観光客の皆様。夜のライトアップもあちこちで。(夜は別件にて写真無し)

心なしか外国人観光客が少ない気がするなぁ。

今回のギャラリーは、ワイン屋さんが実店舗とギャラリーを併設したお店です。
以前と同じ場所ながら、オーナーが変わったのでお店の雰囲気も随分変わりました。

毎年、この倉敷では新しい試みを見ていただく事にしています。
それは観光のお客様が多く、地域性が分散しているのでサンプリング調査といった趣きがあります。
シリーズ化した『ミライノカセキ』のプロトタイプの初お目見えも倉敷でした。


今回の調査……ではなくて、展覧会は『ミライノカセキ』がメインです。
例によってではありますが、お客様はモノをご覧になられていますが、小生はお客さんを観察。話しながらもその視線を追います。(←こういうところが心理学出身のヤラシイところ)

従来からの香炉・アロマポットを用途としたシリーズも新しい形で。

う~~ん、めんこいっ。
圧倒的に男性が喰いつく!


う~~ん、めんこいっ。
概ね、連れの女性のクールな対応……。中には喰いつく単独女性もあり。「なんだ、ツンデレかよぅ?」( ← 違う)


直前に窯焚きしたものも、しれ~~と並んでいます。


そして、今回は20尾ほどの魚もあり。

ちなみに、魚は生きてる時の単位は『匹』で、死んでると『尾』ね。
ちなみに、生物の単位は食べた後に残る部分を指す説があって、魚は尻尾が残るので『尾』、動物は『頭』、鳥は『羽』だとか。人は名前なので『名』、あっ、人って食べないのか。
ちなみに……と、バカ話に終始脱線する。


壁掛け方式は初めての製作でした。


モノのイメージだけあって、実際の固定方式は後回しにして製作したので、きっちりとツケが発生。展覧会前に「さて、どうしよう……」と悩む。
色々と勉強になりました。とりあえずお手軽なグルーガンはアカンって事をメモ。


夜な夜な持ち帰っては修理する日々でした。
結論としては、接着剤ではなくて物理的に固定するのが一番安心感があり。ネジ止め万歳。


従来の『帯シリーズ』の花入も好評でした。

お花も頂きました。「いずれ菖蒲か杜若」。この種類は多すぎだわ……。


SNSで中間発表もしましたが、女性人気No.1は『ヤシの実ボウル』でした。


男性人気No.1は『斫杯(はつりはい)』。

特に中が青備前のモノ。これから暑くなる季節には良いかと。


そして、『「備前焼に見えない」と言われると褒め言葉に感じる病気』のもと。
『青備前白象嵌盃』も人気あり。「氷をひとつ入れて、日本酒の原酒をロックで呑む器です」というフレーズもすっかり定番。

「原酒はアルコール度数が高いので加水して呑むと良いよね~~」と同好の士と盛り上がるパターンです。( ← 時々、ワイン屋さんってことを失念)
いやはや、類は友を……。


このお店ではワインの試飲も出来ます。ポルトガルのオーガニックワインで、お手頃価格からあります。

毎日、試飲できる環境。「ワインのお店だしねぇ」と言い訳して、ついついテイスティング。いや、テイスティングの量ではないか。ロゼが良かったな。


大型連休トリプルブッキング展覧会の2つが終わりました。
今後はひとまず、週末のイベント『ひがしやま備前焼市』に注力して、ロングラン中の『かまどホール』での若手グループ展もしっかりと対応せねばなっ!


お礼状は改めて。

まずは、急ぎ御礼まで。 


有難う御座居ました~~~~~~。  m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m


あっ、サンプリング調査の結果は、モノの発表に換えて致します。

今後ともよろしくお願い致します。m(_ _)m






















最新の画像もっと見る

コメントを投稿