備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

台風対策

2008-09-17 20:10:42 | 陶芸
陶心会展、県展ともに展示終了しました。ご高覧有難う御座居ました。 m(_ _)m

次は、伊部のギャラリーでグループ展があります。また会期が近づきましたら、お知らせ致します。


さてさて、台風接近中。停滞していて、なかなか本土上陸しない。台風前の晴れ間に窯の屋根の補修をする。

煙突周りの隙間にトタン板を置いていたけれど、流石に台風では吹き飛んでいく可能性大。スレート波板のボルトを利用して固定する計画を以前から立てていた。台風接近に追われて、やっと本日着手する事に。

波板のピッチが違うのでピッタリは合わない。吹き飛ばない事を優先する。キッチリと金具の幅を測って、波板に孔を開けナットにて固定するつもり。小さな複数の孔がピッタリと合わなければならないので難しいだろうと……。

実際にスケールを持って屋根に上がってみる。トタンにマーキングしつつ穴をあけようと……。ふと気付く。適当に置いて、ガンガン殴れば孔が開くじゃん。

若干、美しさには欠けるけれど、屋根の上。見えない場所。どうせ使いまわしの中古のトタン板。惜しくない。
「ええ~い~」と殴って即座に穴あけ作業終了。キッチリと測るなんて全くせず。それでもバッチリと正確な位置に孔があいている。すぐにワッシャー、ナットを入れてお終い。あとは気休めに、重しを載せる。煙突にも蓋。

やっぱり得意の『現場合わせ』。

いや、『現場対応力』と言っておこうか。音楽で鍛えた成果。(違うな…。本当はいい加減なんだと思う。)


作業を終えて、窯の屋根の上から田んぼを見渡す。ザワザワと風に吹かれて波打つ稲。ノロノロ台風の被害が出なければいいけれど……。

今回の台風は、なかなかに気まぐれな神様(シンラコウ)だ。


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