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備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

過日の道後温泉にて

2016-09-29 19:42:30 | Weblog


今年の夏は、暑くて、熱かった。
ひとつには『わくわく三津浜(完)』という滞在型アートフェスに参加したことが印象深い。
モノの出品の他、リヤカー茶席『楽茶号』で参戦した『へうげもの茶会』が抱腹絶倒な茶会であった。
戦国武将が命を掛けた『へうげイズム』の末裔の民として、真剣な笑いという戦場へ出陣する心持ちで。

茶会は4席あった。
我々のストリート系の他、織部好みの茶室での茶会(濃茶・薄茶)、四国唯一のストリップ劇場での茶会などがあり、お客さんは大いに楽しんで頂けたかと。
まぁ、茶会の当事者側は、終了してからの懇親会で初顔合わせでしたが、それぞれの様子はよく判りました。


リヤカーの陣地は、路面電車の道後温泉駅の前。

からくり時計や足湯もあって人が集まる場所であり、ここに我らが赤いヤツが際立って目立っていた。
折りしも『道後アート2016』展示中の敬愛なるアーティストの作品の前だったので、個人的にはチョー嬉しい。
もっとも人力車のオジサマ車夫は「なんだかよぅ、ありゃ葬式提灯じゃねぇか?」と言われていたが……。


夕方に時間をつくって『道後アート2016』の作品を見て廻った。ホテルや町角のあちこちに設置されている。
今後控えている道後温泉本館の修復工事が数年に渉る為、その間はアートで人を呼び込もうというプロジェクトらしい。その為に温泉施設やホテルを廻遊させるのも目的とか。
 
大きな絵画作品もあったが、複製でもあり、やや残念ながらもそれ故に撮影可。(タペストリーや日除け幕に作られていて個人的には欲しいアイテムだったけど)

ホテルの柱やフロント内に設置されているが、気付かない人も多い雰囲気。


定番のモチーフに萌える。


作者らしき人も描かれていた。庵で魚を焼く風情。流石に洒脱。


街頭作品には『電柱』。
小生は実物の電柱が嫌いなんだけど、この作品は初見で「やられた~~」と感じ入っていたもの。
ようやく実物を見られたので、この下をウロウロ。

中に入る人もあり。


上の方の櫓組みが格好良いねぇ。


もちろん広告募集はしていないはず。


風景に溶け込んでいる新作もあった。現代アートの潮流である「サイトスペーシフィック(その場に応じた)な表現」ということやね。

道後温泉本館の屋根と呼応して緑青の色がニクイ。


近づいてみると石庭になっている。


夕陽の空にお茶会後の充足感に浸っていたが、やおら懇親会の時間を思い出して会場へダッシュ。


まぁ、短時間だったのでキチンと深くは見れていないけれど、複製作品が大半な状態で今後、人が呼べるのかなぁ。前回は女性人気写真家だったけどねぇ。
「アートで町おこし的な動きは多いけれど、さてさて……」と勝手に前途茫洋な気持ちを抱えつつ、温泉街の坂道を急ぐ。
自分自身もイベントに関わる事はあるけれど、足元をしっかり見ないとなぁ。

センチな気分になったのは、きっと夕焼けのせいだったと思うよ。
そんな旅先の空。

まっ、その後、ビールを呑んだら忘れちゃったけどね。


そういえば、ビールもよく飲んだ夏だったなぁ。ウエスト周りが物語っている。
さぁ、食欲の秋とか……。

気にしないでいこう!( ̄ε ̄)~♪




































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日本列島大移動の皆様へ 「岡山寄ったら……」

2016-08-14 13:04:28 | Weblog


お盆ですねぇ。
多くの方々が日本列島をウロウロされているので御座いましょう。途中で岡山によることもあるのかしら?

さてさて、そんな方々へお知らせです。


ここ最近の小生はですねぇ……、『カプセルトイ』作りに追われております。
いや、自分たちで始めておいて「追われている」というのもどうか? とは思いますが、夏休みに入って多くのチビッ子や大きなお友達もガッツリと回して頂いているようで、品薄の危険に晒されております。ありがたや~~。

カプセル景品の製作都合から言えば樹脂製の型モノが良いようですが、我々の業界ではやはり「素材こそが大事」でありますので備前焼で。
その取り組みを新聞等に掲載頂き、その効果もあって順調に回っております。


さて、今春から設置したJR岡山駅(新幹線改札内)のガチャは、早くも1500個に迫る勢いです。こちらは特徴としては『桃太郎シリーズ』。VOL.1として、10アイテム(=作家5名×2種類)あります。
チラホラと「コンプリートした!」というお話も伺っております。こちらのVOL.1の販売は10月ぐらいで終了します。

という訳で、見かけたら回してね!


で、拙作は、桃太郎三銃士のメンバーを『一刀彫』で作っております。あえて型を使わずに全て一点づつ手彫りです。

『キジ』


『イヌ』



 ( ※注意 : 輪ゴムと指輪は付属しません。使用イメージです)


そして、別の場所でも。

こちらは『備前焼作家集団けらもす』のガチャ。

倉敷の美観地区の『加計美術館』のミュージアムショップに常設されています。「美術館でガチャ」という組み合わせが目を惹くようです。
こちらは、面白要素として『おみくじ付き』となっております。
陶器の語源であるケラモス(ギリシャ神話の神様)からメンバーを通してご託宣という形で御座いますが、勿論、効果の感じ方には個人差があります。従いましてクレームご無用で御座います。
カプセル景品の内容は、様々ですが、アタリの出る確率が高いのが特徴です。

という訳で、見かけたら回してね!


さてさて、ガチャばかりではなく、次の企画も迫っております。作らんと~~~。

朝の仕事場にシベリウスを流して、しばしの涼を……。まっ、すぐに暑くなるんだけどね。


日本列島大移動の皆様、暑さ最高潮の今日この頃、ご自愛下さいませ。

そして、是非ガチャを!









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本棚製作

2016-07-12 10:24:19 | Weblog


過日頂いた軽トラ一杯の本を片付ける為に、物置化している一角を改造する事にします。
天井までデッドスペースがあるので、壁全面の棚を作ることに。奥行きが60cmと45cmを並列に作る予定。余裕が出来れば、アレコレ納めたいモノもある。

平日の造作でも日曜大工である。

設計図は頭の中に。
ホームセンターで部材を調達してカットしてもらう。自分で切るよりも早くてキレイ。木取りも頭の中で勘案する。
8フィートから1メートルを2本取ると……残りの部材が尺四寸ちょいなので……。単位すらゴチャゴチャであるが、自分では把握出来ている。


組み立て開始。
ココとココが合わさって……重量はココで分散して……見た目はココで合わせて……耐震的にはココで突っ張って……。
各段の高さは現物を見ながら決定していく。



これで、収納力が上がったはずだが、本を入れてモノを戻すと……。う~~ん、あれ? 余裕がないぞ。
目算よりも本のスペースが多く必要だったということか。( ← 体積の計算をしないので、こういうことになる)

本を片付けるのに一番良いのは、頭の中のスペースに収める事なんだろうな。
まぁ、ボチボチ片付けていこう。

気分転換に丁度良し。( ← 気分転換ばかりしてないか?)


さぁ、仕事しよっ。





















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第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会

2016-06-22 22:33:32 | Weblog


さてさて過日の事。

JR西日本岡山支社様とのお仕事『第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会』がありました。
今回の対象エリアは、津山市・鏡野町・美咲町・吉備中央町・久米南町でした。
会場は『津山まなびの鉄道館』で、移動は岡山から観光列車『みまさかノスタルジー』でした。
これが楽しみで、レトロ感に合わせて着物と麦藁帽子で行ってしまった。( ← ワクワクし過ぎ)

懐かしいカラーリングの車両。車内はカメラをぶら提げた血中鉄分が高そうな老若男女の方々が。

車内は昔風の再現をしているとはいえ、まぁ、現役のローカル線と雰囲気は近いか。
瓶の栓抜きが設置されていて、お約束どおり瓶コーラの栓を抜いて乾杯! 

そして会場へ。

審査席からの風景。


プレゼンは、滞りなく進み、観光地『えぇとこ』、特産品『えぇもん』、そして、いよいよ食の『うめぇもん』のプレゼンへ。
この時点で「腹減り~~」でしたから審査には抜群のコンディションです。

まずは、ドリンクの乾杯~~! 審査から。

中山間エリアらしくジビエやチーズなどが登場。地域性が反映されていますねぇ。

特にジビエを安定した商品にする苦労が偲ばれました。強めのスモーク、缶詰で熟成、色々混ぜてウインナーなど工夫を感じました。


審査集計中には、会場の『津山まなびの鉄道館』を館長さんにご案内して頂きました。

展示のメインは扇形車庫と転車台。

転車台は、小生の実家方面(鷹取駅)にもあって「子供の頃は通りかかるたびに眺めていたなぁ」と思い出す。これって確か能舞台と関係なかったっけ?(あやふや)

各車両が扇形の車庫に納まっています。13台は圧巻。
『DE501』というディーゼル機関車がマニア垂涎らしい。馬力が最大級ながら、電化の過渡期でもあり活躍出来なかった不運な車両。

「偉い人にはそれが判らんのですよ」との声が。( ← 聞こえない)

デゴイチ(D51)は2番目に作られた車両を大阪から移送したとか。


う~~ん、すべて、現地での耳学問なので「らしい」しか言えないのが辛い。

個人的には『部品萌え』なので、細かなところへ目が行く。

蒸気機関車の警笛のみを取り出して展示してあった。当時の半分の音量で定時(12:00・15:00)に鳴らされている。
開館当初は騒音として苦情もあったが、今や定刻の合図として市民生活に受け入れられているとか。となると正確に鳴らす義務が発生ですなぁ。

転車台そのものよりも、それを操縦する運転席がカワイイ。

めっちゃシンプル!! 色の素っ気無さも良いねぇ。

重量感ある車両の隅っこには、小さい車両も。

保守車両なんだろうけど、人に近いメカという気がする。ブラックボックス感の無い見たまんま。

鉄分の少ない小生でこれだけ楽しめるのですから、『鉄』な方は是非。

……と、楽しみも多くありましたが、その後、審査もきちんとして決定しました。


『あっ晴れ認定』は全部で17件。( うち『あっ晴れ大賞』は7件=☆印 )


◆えぇとこ
 ・津山城(鶴山公園)
 ☆ 津山まなびの鉄道館 
 ☆ 奥津温泉・奥津渓
 ・柵原ふれあい鉱山公園

◆えぇもん
 ☆横野和紙(上田手漉和紙工場)
 ・作州絣(津山民芸館)

◆うめぇもん
 ・作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ(合資会社多胡酒造場)
 ・五十鈴 さくら雪(株式会社牧野酒造本店)
 ・スモークドビーフ(坂手牧場)
 ・ジビエ缶詰”ののもん”(合資会社鏡野やま弁クラブののもん)
 ☆奥津とうがらし(NPO法人てっちりこ)
 ☆農家自家製チーズ(吉田牧場)
 ・猪鹿スモークソーセージ〈山のめぐみシリーズ/加茂川有害獣利用促進協議会)
 ☆久米南のゆず(久米南ユズ部会)
 ☆津山ロール(津山ロール製造菓子店)
 ・青苺〈ブルーベリー〉大福(吉備高原栄屋)
 ・玄米コーヒー(イージー株式会社)


という事で、5回目も無事終了しました。
認定品は8月以降、JR岡山駅新幹線改札内の店舗『ふるさとキューブ』で販売されます。(入場料が必要ですが、1000円以上のお買い上げでキャッシュバックされます)


さて、次回は秋。
いよいよ備前、瀬戸内エリアです。楽しみも不安も色々。


最後に……、多くの方にお世話になりました。有難う御座居ました。m(_ _)m











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最近の動静

2016-06-21 22:53:11 | Weblog


《 TOP写真と本文は関係ありません 》

なんだか怒涛の日々。回遊魚か? 止まったら死ぬのか? 
自転車操業的な日々は確かなので、止まったらコケるのは必定。いや、走っていても道から外れそうだけど。


倉敷の個展の後って、何があったっけ? 記憶が遠く朧げに……。う~~む。┐(-。ー;)┌

確か、グループ展の搬入がチラホラあって3ヵ所同時開催みたいになったタイミングもあったっけ。その都度、ラジオ、新聞、テレビでも取り上げて頂きました。感謝。


てんやわんやの幕開けは、『美食電車』だったかな。

打ち合わせた段取りとは違う事が多々発生。

まぁ、それも面白かったし、よくある事。『無常なる日常』ですな。( ← テキトー)

『備前焼ミーツグルメ』もあったねぇ。

昨年と同じく美味しいお店と組めたのが何より。知り合いも行ってくれてた。『柚子胡椒風味の若鶏の唐揚げ』がオススメですが、これは自分でも作ってみよう。

大きなイベントとしては、『ひがしやま備前焼市』があったねぇ。

広報に危機感があって、1週間前から俄かにSNSからガシガシと。PCのキーボードの叩き過ぎで腱鞘炎になるかと思ったわ。
管理人が小生であることが数人にはバレてた。作文の癖ってのがあるからなぁ。オハズカシイ。


イベント当日は、完全に目が回ってました。


先着100名様に器ごと差し上げる『ミニミニ備前焼ドン!』のスタンバイ風景が壮観でした。運営側の風景。
朝から長蛇の列には感謝です。仕込みを考えた人、作った人にも感謝。

リヤ茶も。

備前の歴代人間国宝そろい踏みの茶碗が圧巻。もっと広報出来ていればなぁ……と、やきもん屋らしからぬ感想あり。


うどんツアーもあったなぁ。( ← グループ展ね)


建築探訪もあったなぁ。( ← グループ展ね)


『世界啤酒杯2016』は行きたかった。

会期が諸般の案件と被ってて一日も行けなかった。無念じゃ。


申し訳なくも作品だけの参加で。


それから、窯焚きお手伝いウィークの始まり。


岡山駅新幹線改札内の『えぇもんミュージアム』の入れ替えもして。

今回のテーマは『花入』。予定より1点多くて展示に苦労した。その為の皺寄せがあって該当者には誠にスマヌ思い。

DM製作はやり直し発生。モニターと印刷の明度のギャップを把握出来ていなかった。これだから素人は……。

窯焚き明けの昼間に睡魔と闘いながら……「スキルアップした」……というか、簡単な方法に気付いた。上達するには時間が掛かりますなぁ。

横焚きは暑くもなく寒くもなく。

これから夏はたいへんだよねぇ。( ← 夏にチビ窯焚く件は忘れたフリ)


そして昨日は、鉄分の高め。

観光列車『みまさかノスタルジー』に乗って、遠足……ではなくてお仕事。


最後の記念撮影。これに関しては別途報告するとして……。


で、アレコレ残ってるけれど、さておき、週末は江戸勤務。その準備でバタバタ。(-_-;)






_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
_____________________


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


ふ~~~っ、上京までに片付ける案件がまだまだ。

イケイケ、ドンドンな日々は続く。











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美食電車のお手伝いへ

2016-05-17 20:50:18 | Weblog


昨年、豊橋の路面電車である豊橋電鉄さんでイベントがあり、その折に休憩で車庫に入りました。
その時の印象が強くて、この度、岡山電気軌道さんの車庫に行くチャンスが来た時は、内心「ヨッシャ~~」という感じでした。

え~~と、鉄っちゃんではなくて『金属の塊萌え』または『大きい部品萌え』であります。
まぁ、基本的に『工場萌え』なので、その伝です。

当日はイベント電車『備前焼 美食電車』のお手伝いであった訳ですが、隙を見ては「ここぞ!」と見学に勤しみました。


線路の切れ端。

くぅぅ~~、経年変化を感じるなぁ。良いです。

何の部品か不明ながら、この集合具合がカワイイ。(オタは何でも「カワイイ」と表現する。知らんけど)

錆びのコントラストが見所。こういうグリッド感は大好物です。
中銀カプセルタワービルを感じた人とは多分仲良くできます。

線路の分岐なのでしょう。

「是非、家に置きたい逸品ですね」と内なる声がする。
持って帰る方法を考えつつ眺めるが、当然、頂けるものではない。くぅぅ。

侮りがたしな枕木も。

「ほほぅ、路面電車も枕木があるんだ」と。小口に打ち込まれた金属は割れ止めなのでしょう。楕円具合がニクイねぇ。

でも基本は、やはり線路ですな。

ソリッドかつシャープなものが朽ちていく過程に痺れます。これぞ侘び寂び……いや錆び。


お仕事があったので敷地の奥には行きませんでしたが、チャンスがあれば是非ものであります。

え~~、再度申し上げますが、鉄っちゃんでは御座いませんよ。


で、本来のお仕事は……。


『備前焼 美食電車』でした。

路面電車で備前エリアの酒肴を備前焼の器で愉しむ……呑み放題イベント。
お土産には備前焼ジョッキ、備前焼の陶製硬券切符がつきます。

勿論、お仕事は呑む方ではなくて、備前焼アレコレのトークです。
「既に反省も多し」な気もしますが、車内の盛り上がりは良かったので今のところは良しと致しましょう。
様子が判ったので次回は大丈夫、たぶん。あっ、次回は添乗しないかも……だけど。


さてさて、本命のイベントは、今週末の21日(土)、22日(日)の『ひがしやま備前焼市』です。

詳細はコチラ。『ひがしやま備前焼市


ではでは、会場で!  よろしくです! (*^o^*)/




















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会期終了@倉敷 『おめかし おメカし』

2016-05-09 13:17:40 | Weblog


倉敷・中央画廊での会期終了致しました。
会期中は美観地区で諸々のイベントがあったようです。

今回も新たな出会い、新たな気付きを得る事が出来、今後の製作に活かしたいと思います。
多くの方々のご来場に感謝。m(_ _)m


さて、振り返り。

タイトル『おめかし おメカし』の『おめかし』パート。刻紋や象嵌による模様を施したモノ。

『ミームの器』
タイトルにあるミームの説明で、パズル模様の意図を感じていただければ幸い。


コチラは判りやすく。青備前プラス白備前。
伝統的な備前焼の技術、材料に則りながら新たな表現として。まだまだ展開出来る可能性も感じました。

さて、『おメカし』パート。拙ブログをご覧になられた事ある方には、ご存知のスチームパンク。

金属やガラスとの組み合わせもこれからの課題か。


エビネも雰囲気良し。もともとはヒヤシンスを水栽培しようかと思っていたモノ。


体感的には初見で『男性9割、女性2割』の興味を惹いておりました。
ここから「スチパンが何か」を説明する事で『男性9.5割、女性4割』にアップ。ある程度のスルーはあるとして……まぁ、概ね好評だったのかな。
後は如何に展開するか……が課題。方向性は何系統か思い浮かぶけど、う~~~~~~~む。悩む。


そして、真の実力者は『ひいらぎいわし』でした。

この度は、『空き缶』の花入と組み合わせて「イワシ缶かよっ」というツッコミ待ちで。
全て一点モノで作っている為、皆さん大いに悩まれてチョイスされてました。


今回は会場でお呈茶も。

最終日にはイスラエルの団体様20名に囲まれて。初めてヘブライ語を聞きましたがメロディアス。


で、2週間の会期が終わって家の周囲は季節がすっかり変わっていました。

家の裏はミツバが群生……というより、もはや雑草的繁茂。

福助は……、

しばらく一緒に散歩に行かなかった為か、妙によそよそしくてご自宅から出てこない有様。


さぁ、これから溜まりまくっている事を片付けないと。
う~~ん、何から手をつけるべきか。

まずはスケジュール確認か、福助との友好か……。


ひとまず、急ぎ会期終了のご報告と御礼まで。





































































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観光列車 『La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)』 運行開始

2016-04-09 15:13:50 | Weblog


先日、新しい観光列車『La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)』の内覧会で乗車する機会がありました。
マスコミ向けではありましたが、ここは是非もので参加させて頂きました。感謝! 
……ということで、乗った以上は情報伝達の役目を果たさねば。

今日は写真たっぷりでどうぞ。

『 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)』は旅行鞄というか木製トランクの意。旅がデザインモチーフとなっています。
瀬戸内国際芸術祭の期間中は『La Malle SETOUCHI(ラ・マル・せとうち)』の名称で運行されます。


まずは、駅から。
プラットフォームの各所にオシャレな案内板。プチ旅行気分が高まります。




乗り場近くは横断幕も。


そして『八点鐘』というモニュメントがあったり、自転車の組み立てスペースがあったりしますが、事前公開はお預け。(=写真は無し)


電車が入ってきた途端に報道関係者がお仕事モードに豹変。

それを後ろから拝見。


いざ、ピカピカの車両に乗車!


出発直前に『くまなく』ラッピング電車が横を通過しました。『くまなく』見送りににきてくれたのか?


床は桜の木を使用。JR西日本の新しい運行車両としては初めて使用される木製の床との事。

その昔、阪急電車の甲陽線が木製車両で子供心にも渋い雰囲気でしたが、これはクールで明るいテイストです。

統一されたデザインモチーフが随所に。




車内の白色部分はペイントではなくて、漆喰仕上げ。これにはオドロキ。メンテナンスが大変そう……。

そして、くつろぎ空間の演出ポイントとしては本棚。観光地の案内や、関係書籍も多数ありました。


現在は、瀬戸内国際芸術祭の島へのアクセスとして『宇野みなと線(岡山~宇野)』を走っていますから、カボチャの方も。

DC後は別路線を走る予定もあるようです。白い車両が、山陰のサンセットや中国山地の深い緑に映えるでしょうねぇ。

車内サービスカウンターで岡山のえぇもん・うまいもんと限定コラボした特産品、お酒、ドリンクなどが販売されています。


特にオススメしたいのは……、

地発泡酒。濃密な味わいながらキレ味爽やか。


一般では手に入りにくくなったもはや幻の酒。たっぷりとした柚子と日本酒の相性がこんなにも良いとは!
専用タグ(真庭産の檜)も付いています。細かいところにも気配り。

あらら、お酒ばっかりになりました。が、他にも帆布バックや限定グッズ多数。おつまみセット色々。

座席ではこんな感じでセッティング。


窓側のカウンター席も。コチラはバー・スツールとなっていてちょっと高い位置から車窓を眺められます。



車窓の風景としてはアートとの関連も多数です。
『田んぼアート』はGWぐらいにレンゲが咲く予定。緑も綺麗です。

他にもいろいろなデザインがありますが、見る人のお楽しみとしておきましょう。

途中の八浜駅では、ちょっと長めの停車。日本初の現代アートとコラボした駅舎を鑑賞できます。


各駅のゴミ箱もしっかりと特製。


乗務員の方とも記念撮影出来ます。



さて、駅に着いたら自転車を……。この電車は組み立てたままの自転車を持ち込めるのです。

全8台(要予約)が持ち込めます。
駅に付いたらそのまま、GO~~~。





今回の件には直接関係御座いませんが、終着駅特有のでっかい鉄の塊に惹かれますなぁ。

俺のスチパン魂に火が着くぜ!


という事で、この電車の特徴をまとめますと……、
自転車を組み立てた状態で搭載可能なスペースがある事。
乗務員の服装が専用の特別服である事。
車内サービスカウンターで岡山のえぇもん・うまいもんと限定コラボした特産品、お酒、ドリンクなどが販売されている事。
木製床と漆喰仕上げの内装である事。
全席グリーン席。



瀬戸芸への単なる移動ではなくて、電車に乗っている段階から「ワクワク ドキドキ 高鳴る気持ちはフォーエバー」でアート空間へトリップできます。

1時間足らずですが、1000円ちょいのグリーン車の旅はお値段以上の価値あり。これはオススメです。



____________________________


「ラ・マル せとうち」詳細情報

【運転日】
平成28年4月9日~6月26日までのうち、瀬戸内国際芸術祭2016会期中は毎日運転(水曜日を除く)、会期以外は土・休日および5月2日、6日運転。

【運転区間】
JR宇野みなと線 岡山駅~宇野駅 1日1往復

【定員】
51名

【運賃・料金】
岡山~宇野間 全車グリーン車指定席
おとな1,350円、こども1,060円(乗車券+グリーン車指定席券)

※グリーン車指定席券はおとな、こども同額です。
※乗車日の1カ月前の10時から全国のJRのみどりの窓口および主な旅行会社で発売します。

【運転時刻】
岡山⇒宇野(下り)
 岡山10:11発 宇野11:00着
宇野⇒岡山(上り)
 宇野15:00発、岡山16:00着

観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」については『JRおでかけネット』
岡山~津山間を走る『ノスタルジー』の案内もあります。













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第4回 ふるさとあっ晴れ認定委員会

2016-03-23 17:31:51 | Weblog

画像は『山陽新聞さんデジ』様より



あれは2月の終わりだったかのぉ。午前中に窯詰め準備をして午後から倉敷へGO~~!!という日でした。

昨年より拝命しております『晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン』での『ふるさとあっ晴れ認定委員会』の第4回認定委員会が御座いました。
今回は、倉敷、玉野、浅口市、早島、里庄町が対象エリア。
県内では有名でも全国区の知名度がない、または全国区の知名度でも岡山県産と知られていない『えぇとこ・えぇもん・うめぇもん』を認定して応援していこうという活動です。

今回は、本当に魅力的でどれが大賞になっても不思議がないものばかりでした。
そこで以前に「賞というのは審査員がオドロキを持ったかどうかだよ」とお伺いしたのを思い出したのでそれに従いました。
観光地ゆえ多くの方の目に晒されているので、製品そのもの、パッケージ、コピーなどなかなか高クオリティーでした。


●グランプリ『あっ晴れ大賞』

瀬戸内海の夕景と水島コンビナートの夜景
カモ井加工紙の「マスキングテープ」
高田織物の「畳縁(べり)・畳縁グッズ」
信和の「下津井 真だこ一夜干し」
真備竹林麦酒醸造所の「ささ(発泡酒)」


個人的には趣味である『工場夜景』が大賞になって嬉しい。でも、実はここには他の県の工場夜景にはない穴場のビューポイントもあるんよね。 Ψ(`∀´)Ψ


試食と言いながらもガッツリと頂きたい! 酒のアテに抜群なものも多し。これらを手にしつつ岡山の観光地巡りなんて素敵ですわよ。きっと。


認定委員会が終わっての帰路。倉敷駅で偶然乗り合わせた電車。

『くまなく旅し隊』ラッピング電車です。
「ウチの子が言ってたのはこれか~~」と思い乗車して見上げると……。おぉぅ! 自分と目が合った。

見ると幸せになる満面の笑みの陶芸家ですな。恥ずかしながら盗撮しておきました。

乗り換えの時に先頭車両まで行って撮影しました。撮り鉄さんてこういう気分なのか。
今後は宇野線で『La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)』、津山線で『ノスタルジー』が走ります。それらも楽しみです。

さてさて、いよいよDCが始まります。皆様に岡山を知ってもらい、備前焼を知ってもらわねば……。
あっ、小生も仕込みがあります。発表はまたの機会に~~。チャオ。 (*^o^*)/




第4回のあっぱれ認定は下記の通り。

【えぇとこ】
くらしき川舟ながし(倉敷市)
宇野みなと線と宇野港周辺(玉野市)

【えぇもん】
丸五「たびりら tabiRela」
バイストン「倉敷帆布」
倉敷ガラス「吹きガラス」
児島商工会議所「児島のジーンズ」(倉敷市)
襟立製帽所「オリジナル帽子」(浅口市)

【うめぇもん】
林源十郎商店×十八盛酒造「koji100」
倉敷平翠軒「酒宝あかひら」
梶谷食品「梶谷のシガーフライ」
菊池酒造「燦然 純米大吟醸」
ふなおワイナリー「マスカット・オブ・アレキサンドリア・ワイン」(倉敷市)
洋菓子工房ベルジェ「浅口の恵パンプキン」
丸本酒造「純米吟醸 農産酒蔵」(浅口市)
ケイエルシステムまこもたけ直売所「まこもたけ」
サンラヴィアン「県産白桃カステラ」(里庄町)



































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ロクロしながら脳内与太話

2016-02-15 12:43:07 | Weblog


絶賛引きこもり中です。しかも珍しく(!)ロクロ三昧。
スケジュール的にはヒリヒリしていますが、今週は2回ほど外出案件もあるので更にヒリヒリが加速しています。そんな感じの日々。


ちょっとオカルトチックな話で恐縮ですが……。(いや心理学的には説明できるものなんですが)

多忙になる程に集中力の高まりがトランス状態といいますか、動作はオートマチックに進みつつも思考は身体を乖離した感覚が出てきます。疲れで感覚が鈍くなっているのとは異なって身体性の一致がありません。
現実でバタバタ動いている自分を俯瞰した位置からフワフワ漂いつつ客観視している自分。アチラともコチラとも言い難いながらも同時には意識されない人格。可逆性のある多重性を感じます。
このフワフワした自分は現実の自分の周りにいますが、眺めているだけでなく不思議と別の作業もしたりします。
特に文章やアイデアを纏める作業などは、要件やプロットを与えておけば、いつの間にか形にしています。ただし、いつまで経っても頭の中にしかないのでアウトプットは現実側がしなければいけません。勝手に小説とか書いて芥川賞でも取ってくれれば良いのに。もしくは電脳化か。


そんな感覚が最近また。

ロクロしながら、なんだかなぁ。無我の境地ではなく『思いありて思いなし』という状態である。


テーマは、『胸騒ぎ、第六感、虫の知らせ、引き寄せ』などのようです。
勝手にアチラ側(今は現実側で文章を書いているので、フワフワしたのがアチラ側)が考えた結果なので現実側が整理整頓しなければなりません。今はその時間がないので整理しませんが備忘録として……。


『人は体験を繰り返す事によって、容易に反復再現できるように『学習』という仕組みを持ちます。スポーツや計算問題などはその例です。その学習を促進するものが『強化』です。報酬や罰とも。
人は2つ以上の出来事の間に脈絡なく関連性を思いついた場合、その原因と結果を都合良く結びつけ、更に強化があれば強く学習される事になります。それが胸騒ぎ、第六感、虫の知らせ。
不整脈、一時的な血圧上昇、体感温度など単なる身体的要因と全く異なる別の案件が結びついて学習された状態です。
逆に言えば、昨今の引き寄せも強化に対する意識の仕方です。見過ごしや思い込みを如何に関連させるかさせないかという学習であり、成功体験を強化とした学習です。

「人は自分が見たいものを見たいように見るもの」なのです』


というような事をらしい。アウトプットするには説明不足だしアチラ側だけでまだグルグル論じている段階。(←書く必要も無いけれど、きっとコチラ側の引きこもりの反動だろう)


ただ、この原因は思い当たる。多分、玄関先のカマキリの卵である。
『カマキリの卵が低い位置に産み付けられている年は雪が少ない』という説が根拠ない俗説であるという事を思い出したからだろう。


さてさて、現実のコチラ側は形あるモノをアウトプットせねば……。





























コメント
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