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3D ファミリー

2017-05-27 | JAZZ
ディビッド・マレイの3Dファミリーを聴く
「3D FAMILY」 HAT HUT U/V
  
1. IN MEMORY OF JO MO KENYATTA
2. PATRICIA
3. 3D FAMILY (For Walter P. Murray)
4. P-O IN CAIRO (For James Newton In N.Y.)
5. SHOUT SONG (For Cecil Taylor)
DAVID MURRAY(ts) JOHNNY DYANI(b) ANDREW CYRILLE(ds)
録音 1978年9月3日 (WILLISAW JAZZ FESTIVALでのライブ)

1955年7月9日生まれのディビット・マレイ、
1975年にLAからNYに移動して華々しくデビューを飾ったのは若干19歳の時であり、この「3D FAMILY」はそれから3年後のライブ盤です。
デビュー当時は、アルバート・アイライーの再来かとも言われたことがありましたが、この2枚組の凡そ90分に渡る演奏を聴くと、アイラーの影を残しつつもオリジナリティを発揮し、自由な音の洪水をまき散らし、とても23歳の演奏とは思えません。
ピアノレスのトリオ故に、マレイが思う存分吹ききっていて、しかも難しいことを演っていないところに価値があります。
この後のマレイは、DIWとの契約の中で、コルトレーンやロリンズにも挑戦していきますが、音は鋭くなって行く代わりに爆発するようなエネルギーを発するところは少なくなっていくような気がしています。


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