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チェット・ベイカーの諸作を聴く(CANDY)

2024-03-24 | JAZZ
このアルバムは、トリオ編成となっていて、前回掲載した「CHET'S CHOICE」 Criss Cross 1016からギターとピアノが入れ替わっただけで、収録日も数日しか離れていません。

「CANDY」 SONET SNTF-946
  
1. Love For Sale
2. Nardis
3. Candy
4. Bye Bye Blackbird
5. Sad Walk
6. Tempus Fugit
7. Red's Blues
Chet Baker (tp, vo) Michel Grailler (p) Jean Louis Rassinfosse (b) 
録音 1985年6月30日

ベーシストは、前回のアルバムと同一のジャン・ルイ・ラサンフォッセが務めていることから「Love For Sale」は、ベース・パターンやアレンジも同じとなっています。
マイルス・デイビス所縁の「Nardis」や「Bye Bye Blackbird」は、抑揚も無く淡々とした演奏で、ヴォーカルでの「Candy」は後半でスキャットも披露しますが、共にそのような印象を受けます。

このアルバムの中で唯一アップテンポで演奏される「Tempus Fugit」が、一番の聴きどころとなっていて、チェットのラッパは高音部までしっかり吹いているしフレーズも淀みなくスムースで、ミシェル・グレイエのピアノ・ソロもそれに追従しています。

しかし、前回掲載した「CHET'S CHOICE」 Criss Cross 1016の出来が素晴らしかったので、このアルバムは2番煎じのような印象を与える演奏集となっています。


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2 コメント

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CANDY (ayasiiojisann)
2024-03-24 07:32:37
これDVDも手元にあります。
Chet Baker の映像で一番いいのはLet"s Get Lostですが、最悪なのはLive in TokyoのDVD。何度もダビングを繰り返したものをDVDに焼いた、といったもの。版が違っても同じでした。
at Le Dreher 1980、DVDでこのジャズクラブの様子を見ることができます。ついでに最晩年のSTUTTGARTの映像もおすすめ。Chet Bakerを主人公にした映画二作は超駄作。特にMy Foolish Heartは。
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Chet Baker (ashita45th)
2024-03-25 07:09:22
チェット・ベイカーの映像紹介、ありがとうございます。
最近になって、彼の音源を沢山集めて聴くようになりましたが、映像は持っていませんでした。
機会があれば、ご紹介いただいたものを観てみたいと思います。
返信する

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