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2度と聴かないであろうステレオ盤

2015-01-31 | JAZZ
昨年購入したステレオ輸入盤の中の1枚、
当時、ディジー・ガレスピーのビック・バンドのメンバーであった米国東海岸出身の若い有望なミュージシャン達が、
演奏旅行中にボスの目を盗んで、西海岸のライトハウス・オールスターズと共演したものです。

改めてメンバーをみてみると、
リー・モーガン、コンテ・カンドリ、ベニー・ゴルソン、フランク・ロソリーノ、ウイントン・ケリー等々、
後のスター・プレイヤー達が勢揃いした豪華なアルバムです。

これは1957年2月に録音され、一部ではステレオ録音も開始されていたことから、興味を持って聴いてみました。
管楽器はスピーカーの左右に配置され、輝きのある「音」がします。
またウントン・ケリーは、一見ホレス・シルバーのように弾きまくっています。
正にハード・バップ真っただ中の演奏は申し分ないのですが、ベースがイケマセン。
左右両方のスピーカーから同じ音量で出てくるので、聴いていて気分が悪くなります。

「HOWARD RUMSEY’S LIGHTHOUSE ALL STARS」 LIBERTY LST 7014
  
1. REGGIE OF CHESTER
2. STABLEMATES
3. CELEDIA
4. MOTO
5. THE CHAMP
6. BLUES AFTER DARK
7. WILDWOOD
8. QUICKSILVER
LEE MORGAN(tp) CONTE CANDOLI(tp) BENNY GOLSON(ts) BOB COOPER(ts) 
FRANK ROSOLINO(tb) WYNTON KELLY(p) DICK SHREVE(p)
RED MITCHELL(b) ILFRED MIDDLEBROOKS(b) STAN LEVEY(ds) CHARLIE PERSIP(ds)
録音 1957年2月14日、27日

恐らく2度と聴かないレコードの1枚となりました。


下は同じ内容の国内発売のモノラル盤で、「音」に不満は残りますが、やはりこの方が自然です。
  

コメント
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