あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

ウイッチクラフトを聴く

2015-01-12 | JAZZ
ウィッチクラフト(witchcraft)
英訳では魔法という言葉だそうですが、音楽の世界ではキャロリン・レイ(作詞)と、サイ・コールマン(作曲)のコンビによるスタンダード・ナンバーで、ジャズの中にも名演が多くあります。

その中で、3枚を取り上げてみました。

最初は、3管編成の分厚いサウンドが聴けるドナルド・バードのアルバム、
バードが少し遅いテンポで、シンプルにテーマを歌いそのままアドリブへ、
次のアダムスは対象的に豪快なソロを、続くディビスのピアノは流れるようなタッチで、
最後のラウズが締めくくりにふさわしく、これまた快調なソロで続きます。
忘れてならないジョーンズと、テイラーの好サポートも・・・
「BYRD IN HAND / DONALD BYRD」 BLUE NOTE 4019
  
DONALD BYRD(tp) CHARLIE ROUSE(ts) PEPPER ADAMS(bs) WALTER DAVIS JR.,(p) SAM JONES(b) ART TAYLOR(ds)
録音 1959年5月31日 (演奏時間 8分25秒)

ピアノ・トリオは再登場のビル・エヴァンス、
ラファエロとのインタープレイが痛快、ブラシで4つを刻むモチアンも・・・
「PORTRAIT IN JAZZ / BILL EVANS TRIO」 RIVERSIDE 1162
  
BILL EVANS(p) SCOTT LAFARO(b) PAUL MOTIAN(ds)
録音 1959年12月28日 (演奏時間 4分32秒)

最後はクリス・コナーのヴォーカルで、
ベツレヘムに続くアトランティックへの吹き込みは、チョッピリ暖か味も加味されて・・・
アルバムのトップに配置されたタイトル曲、オーケストラをバックにストレートに歌っています。
「CHRIS CONNOR / WITCHCRAFT」 ATLANTIC 8032
  
CHRIS CONNOR(vo) RICHARD WESS(arr)
録音 1959年9月21日 (演奏時間 3分7秒)

偶然ですが、3枚共に1959年の録音でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする