毎年この時期に開催されるイベント

毎年この時期は、東京国際フォーラムにて「東京インターナショナル オーディオショウ」が開催されています。
このオーディオ・ショウは入場無料で、出展各社が常に新しい技術も披露しています。
そして、自宅では聴けないような装置で「いい音」が楽しめることも魅力です。
そこで昨年に続き、今年も初日の2日に行ってきました。
一通り見て回りましたが、人気のあるブースは何処も大勢の人だかりでした。
　　　
　　　

また1Fの受付近くでは、関連の雑誌や音源も販売していて、オーディオ技術誌の「無線と実験」が制作した水橋孝 (b) トリオのジャズ・スタンダード集を格安の価格で販売していたので、購入してきました。
(録音に関する解説が付いていました）
　　

早速聴いて見ましたが、オーディオ誌が制作しただけのことはあり70分36秒、全くダレることなく良い音で楽しめるCDでした。
各楽器は解説書の写真の通り、左側にピアノ、中央にベース、右側の少し奥まったところにドラムスが配置されていて、それぞれのポジションがはっきりしており、音の粒立ちも良かったです。
また、最後の2曲は共にピアノ・ソロでの演奏で、しかもベーゼンドルファーとスタインウエイの音の違いを楽しめる趣向となっていました。
ベーゼンドルファーは、スタインウエイに比べ、ソフトで深みのある音がしました。
唯一つだけ苦言を言わせてもらうならば、一番演奏時間が長いベサメ・ムーチョ（7分16秒）がフェイド・アウトとなっていたことです。
1曲減らしても、最後まできっちり収録していたなら、満点となる内容でした。