asato52gouのスキー&チャリ&アウトドア日記

飛騨高山で、スキーとチャリとアウトドアをライフワークにしています。

KEEP-ONEの展示会にて、スキーブーツの試し履き。AVIRIVAスーパーホーネットと、ATOMICホークスウルトラがオススメ!!

2016-06-19 17:18:27 | Weblog
19日は、キープ・ワンのNEWモデル展示会へ。
ここ2シーズン、新しいブーツで心動かされるものがなく、5シーズン前のテクニカをずっとはき続けていましたが、そろそろ新しいブーツにチェンジしようと思いつつ、めぼしいモデルを物色してみました。


最初に足入れしたのは、AVIRIVA(アヴィリーバ)。黒のスーパーホーネットは、ジャストサイズがなかったので、まずは白のクィーンホーネットを履いてみました。
ラスト形状は黒と同じで、幅95mmで仕上げてあるそうなのですが、インナーが違うそうで、青のホーネットからインナーを移植して履いてみたところ、足形は申し分なし。
薄めでカッチリ作られたインナーで、変なアタリも感じられず、タイトにフィットしてくれます。
足首の動きもスムーズなのですが、ギシギシという音が若干気になります。
担当の兄さんに聞くと、黒はそこまで音がせず、フレックスは固めになるけどねばりのある動きだそうです。
何より気に入ったのは、テンプラストという素材を使っているため、温度変化に影響されにくいとのこと。他メーカーは、トップ選手用のブーツにしか使っていない希少素材なんだそうです。
春スキーでも、厳冬期のスキーでも、ブーツのフレックスに変化が出にくいというのは、すごく魅力的ですよね。
青のホーネットも履いてみましたが、フレックスの感触は、スタンダードなレーシングブーツの感触そのものでした。
やはり、黒のスーパーホーネットに、一番の魅力を感じます。


次に履いたのは、滝ちゃんオススメのダルベロ。
ラスト幅が98mmのタイプと、93mmのタイプがあるそうなのですが、最初に履いたのはワイドの98mmタイプ。
インナーもやや厚めで、何の痛みもなく、すっぽりと包み込んでくれます。
ただ、私の足形だと、少し遊びが出てしまい、インナーが若干柔らかいので、シェルの中で足がほんの少し動いてしまいます。
レースのコーチや、スクールのイントラなど、長時間雪面に立つ必要がある方は、とても快適だと思われます。
ナローの93mmは、さすがにレーシーなフィッティングで、特にかかととアキレス腱は、ビシッとホールドしてくれますね。
足首は、ほどほどに動いてくれるタイプだと感じました。


続いて、ノルディカのDOBERMANNは、3タイプ置いてあったのですが、一番タイトなWORLDCUPは、合うサイズがなく、足入れできず。
ミディアムのGP 130を履いてみると、これがまた快適!!
インナーはガムフロータイプで、長い時間はいていると、ちょっとずつ足に馴染んでくる感じがあります。
足首の反応も,相変わらず敏感なのですが、履きやすさ、快適さを兼ね備えているのはちょっと驚き。
パワーベルトも工夫がしてあり、全部緩めなくても、途中で簡単にはずせるようなフックが付いていますので、脱ぎ履きの時には便利ですよね。
素早い動きをめざしている方で、快適性も犠牲にしたくない方には、スゴく合うのではないでしょうか。


そして、HEADのコーナーへ。ラプターシリーズの、一番タイトなモデル、RD B3を試着。
今まで履いたレーシーなブーツの中でも、足の甲回りは、一番タイトに感じます。
ただ、インナーの造りが良いので、全体のホールド感はとても良く、私の足だと小指近くをシェル出しすることで、ジャストフィットしてくれる感じです。
背中のビスは1本留めになっていて、フレックスをあげたいときはビスをあと2本追加できますが、私のようにレースに出るわけでなければ、今のフレックスで充分でしょう。
非常に熟成された、非の打ち所がないブーツだと感じます。


最後は、ATOMIC。いやー、このブーツには驚かされました。HAWX ULTRA 130、今までのブーツの常識を破ってくれますねえ。(^_^;)
ひと言で言うと、「軽い、薄い、ダイレクト!」
シェルは極薄、超軽量、でも、頼りないかというと、そんなことないんですよ。
少なくとも、後ろ方向への力の逃げはほとんど感じられません。きちんとバックサポートが効いています。
で、ブーツが薄いので、外から触ると、感触が伝わるんですよね。こんなブーツ、初めてです。
インナーを厚くして快適性をあげるのではなく、薄手のインナー、薄手のシェルで強度を保ちながら、軽さを武器に快適性をあげるという、新発想のブーツです。


というわけで、今年のブーツ候補は、二つに絞られました。
AVIRIVA スーパーホーネット
ATOMIC ホークスウルトラ 130
この2足で、どちらにしようか、迷いに迷いながら、とうとう決定!!

AVIRIVA スーパーホーネットを予約してきました!!
決め手は、温度変化に強い素材、テンプラストと、滑ることに対して妥協をしないというコンセプト。
足形に合うことは当然として、どんな気候や条件においても、性能が変わることのないブーツだということは、とても魅力的でした。
今日、会場で丁寧に説明してくれた、高澤君にもいろんなことを聞けたし、私も納得してます。
ソールが滑りやすいというのが,唯一の欠点だそうで(笑)、ついでにボトムアププレートも付けてもらいます。いや、そんな理由で付けるプレートじゃないことはわかってますけどね。(^_^;)
10月後半には、納入されるとのこと。11月の奥美濃で、シェイクダウンできることを楽しみにしてます。