掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

希少ワイン・カシャオキダン入荷

2011-08-26 09:12:56 | ワイン
先日、フランス・ブルゴーニュワインの造り手
「Domaine Cachat Ocquidant et Fils」
/(ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィス)の2009ビンテージが3種類入荷致しました。
このドメーヌ(生産者)は、ボーヌとニュイ・サンジョルジュのちょうど中間辺り、国道74号線に沿うようにして広がっている、特級畑コルトンの丘周辺に約13haの畑を所有する造り手です。
下写真ドメメーヌ・カシャオキダン写真はオーレジャパンさんのメールから拝借以前は、大手にネゴシアン(買い付けた葡萄でワインを造る業者)に葡萄を販売していた実績を持っていて、その評価を上げ満を持して1988年より元詰めを始めた造り手です。
彼らは、自ら醸造・熟成・瓶詰に至るまですべてを一貫して家族で行っています。その蓄積された経験から、カシャ・オキダンは今やフランス国内でも人気が高く「ギド・アシャット」においても毎年、星を獲得するまでに至り「のこコルトンの丘の麓に広がる素晴らしいブドウ園」と紹介されています。
また、入手困難な造り手としても知られ、勿論日本でも予約なしでは買えないと言われる造り手という側面もあり、今回入荷のACブルゴーニュ・ラ・シャペル・ノートルダムの畑が4.53ha。カシャ・オキダンの代表アイテムACラドアの畑も1.21ha。今回は入荷していませんが、カシャ・オキダンの人気を決定付けたコルトン・クロ・デ・ヴェルジャンヌ・モノポールで1.42haなど、そのほとんどが僅かしかなく、当然生産本数も少量と成っています。
そんな人気がありながら、まだ多くの方に知られていないのは、一部の方にしか手に入らなかった為なのです。今最も熱いブルゴーニュのスタードメーヌといったところでしょうか・・・・。

カシャ・オキダン新入荷ワイン
Bourgogne Rouge La Chapelle Notre Dame 2009
(ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・シャペル・ノートルダム)
ラ・シャペル・ノートルダムという畑名は公式には認められていませんが、この地域では優秀な4生産者しか名乗る事が出来ない特別な区画です。
ブルゴーニュ・ルージュとは思えないほどの濃い色調で、サクランボやチェリーなどの複雑なアロマを醸し出し、たっぷりとしたミネラル香も感じます。若さを感じながらも深みのある味わいはこのクラスのワインとしては突出していると言えます
年間生産本数3000本/葡萄品種ピノ・ノワール100%
税込価格¥2,800


Chorey les Beaune 2009
(ショレィ・レ・ボーヌ)
シュレ地区でも良質といわれる北部の畑のブドウを使用して造られるワインです。
新鮮なチェリー系のアロマと燻したような香りを持ち、口当たりはまろやかでタンニンも心地よく酸味のバランスがとてもよくなっています。
全体がしっかりした味わいのワインに仕上がっており、若い内でも良い状態で楽しめるワインといえます
年間生産本数3000本/葡萄品種ピノ・ノワール
税込価格¥3,800


Ladoix Les Madonnes V.V 2009
(ラドワ・レ・マドンヌ V V ) 
落ち着いた控えめな香りながら、時間と共に広がりを増し、樽とのバランスも非常に良好です。
肉付きのいい果実味で、生産量不明/樹齢50年以上の古木からくる複雑な味わいに厚みを増し十分に堪能できます。
カシャ・オキダンの実力を十分に発揮したワインといえます。雑誌ワイナート36号に写真入りで掲載されています
葡萄品種ピノ・ノワール(樹齢50年以上)100%
税込価格¥4,300

これから、日に日に秋めいて参ります。秋の味覚とご一緒に実力派希少ブルゴーニュワイン「カシャオキダン」のワインを是非お試し下さい。
今回入のシャオキダン3種類各12本づつの入荷です。無くなり次第終売再入荷は未定です。



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