「自治基本条例を考える」講演会

2009年11月24日 | news
2009年11月24日(火)18:00~
中央公民館ホールにて
「自治基本条例を考える」講演会が開催されました。

講師 辻山 幸宣 氏(財団法人 地方自治総合研究所 所長)

辻山氏が現在関わっている自治基本条例の策定では、策定委員会・議会・行政職員がそれぞれ条例案を作成し、3つの案をぶつけあい検討する手法をとっているとのことでした。


平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
東村山市HPに平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁がアップされました。

実際の一般質問は、全質問⇒全答弁⇒全再質問⇒再質問への答弁⇒再々質問という流れになっています。

そのため、どの質問の答弁か分かりにくいので編集しました。

読みにくいとは思いますが、ご理解いただきますようお願いいたします。


平成21年東村山市議会9月定例会
東村山市議会会議録第16号
1.日  時   平成21年9月3日(木)午前10時

○議長(川上隆之議員) 次に、11番、奥谷浩一議員。

○11番(奥谷浩一議員) 通告に従いまして、大きく3点について質問をさせていただきます。

 第1点目は、AED(自動体外式除細動器)の公共施設への早期設置についてです。

 大きな2点目につきましては、家具転倒防止器具の助成事業についてです。

 大きな3つ目としましては、総合震災訓練における要援護者に対する訓練について、お伺いしてまいります。
 
 まず、大きな第1点目、AED(自動体外式除細動器)の公共施設への早期設置について、お伺いしていきます。

  日ごろから、私、栄町ふれあいセンターを利用することが多いんですけれども、AEDが設置されていないように思います。

 東村山市のホームページを見させていただきますと、AEDの設置箇所は市内20カ所ということです。

 1、市役所の本庁1階、保険年金課前テレビの隣、2、いきいきプラザの1階、高齢介護課前、総合案内、3、いきいきプラザ2階、健康課カウンター前、4、本町児童館、5、栄町児童館、6、北山児童館、7、秋津児童館、8、社会福祉センター、9、萩山憩の家、10、久米川憩の家、11、廻田町憩の家、12、秋水園、13、中央公民館、14、富士見公民館、15、中央図書館、16、市民スポーツセンター、17、運動公園管理事務所、18、ふるさと歴史館、19、子育て総合支援センター、20、八国山たいけんの里。それ以外に、市内の小・中学校合計23校と、山梨県にある東村山市白州山の家にも設置されていますと載っております。
 
 私がこの質問を準備した、8月12日にホームページを見ましたときには、まだ19カ所で、昨日、いよいよ質問ということで事前にまた準備したときに、9月2日時点のホームページには、八国山たいけんの里がちゃんと入っておりまして、20カ所に更新をされていました。

 しかしながら、きのう打ち出したんですけれども、表示は19カ所のままでございますので、ちゃんと20カ所に訂正をされたほうがいいかなと思います。AED設置施設が市内19カ所のままですので、そこは、また、ちゃんと訂正しておいていただけたらと思います。
 
 ことしの3月22日に行われました東京マラソン2009に出場されたタレントの方が、途中で倒れて、一時心肺停止状態になった。現場に駆けつけた医師が、その場で応急措置をされて、このAED(自動体外式除細動器)を使って、呼吸を回復させました。

 すぐに都内の病院に救急搬送されて、意識も回復して命に別状がなかったというのは、皆さん記憶に新しいのではないでしょうか。
 
 また、ことしの4月18日、土曜日、萩山公民館で実施されました第19回タウンミーティングでも、萩山町のMさんから以下の要望がありました。

  1台30万円から40万円するそうですが、消防署に聞いたら、「市の公共施設にはあるだろう。消防署から市に設置してほしいと頼むことはできないのだけど」と言われた。

 萩山公民館に聞いたら、ないそうだが、富士見公民館にはあった。「設置場所がわからない」と言ったら、次に行ったときには掲示ができていた。ぜひ萩山公民館にも設置をお願いする。

 私の身近な人にも、AEDのおかげで助かった人がいる。講習会でも、10分が勝負とのことである。医者の話では、40歳代、50歳代で倒れる人も多いそうだ。命にかかわることですので、ぜひお願いしたいという要望が出されております。そこで、質問に入ってまいります。
 
 (1)、全市内の公共施設にAEDを早期に設置することの必要性について、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) 3点御質問をいただきました。順次お答えをさせていただきます。

  初めに、AEDの公共施設への設置について申し上げます。

  万が一のときのことを考え、可能な限りすべての公共施設にAEDを設置することが、安全で安心なまちづくりにつながり、不安を解消することができると思いますので、財政状況、配置の的確性等を勘案しながら、庁内調整を含めて設置に努めてまいりたいと考えております。

 私たち職員も、救急救命講習でAEDの訓練も実施をしております。また、最近では、駅等の公共施設、あるいは、民間の中でも相当入ってきている状況もあると思います。

平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<質問>
  
(2)、平成17年度東京都東村山市一般会計補正予算におきまして、東京都の福祉改革推進事業によりまして、10分の10の補助でAED14台の購入費535万1,000円と、事務備品の44万8,000円が計上されておられます。

 まず、この最初の14台はどこに設置をされたのか、お伺いします。また、その施設を選んだ理由をお伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) 
  次に、平成17年度に設置をいたしました14台のAEDでありますが、東京都の100%の助成を受けまして、児童館に4カ所、それから、憩の家3カ所、社会福祉センター、中央図書館、中央公民館、富士見公民館、運動公園管理事務所、ふるさと歴史館に設置をしております。

 選定理由につきましては、当時、庁内各所管との協議の中で設置要望のあった施設に配置をされたものでありますが、当初はまだAEDに対する認識が少し浅かったかなと思ってはおります。

<質問>

 (3)、設置されたAEDは、実際に使用されたことはあるのかどうか、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) 

  次に、使用実績でありますが、現在、東村山の公共施設、先ほどお話がありましたけれども、ことしの5月に開館いたしました八国山たいけんの里を含めて20カ所と、各小・中学校23校、さらに白州山の家の、合計44カ所にAEDを設置しております。

 設置所管、それから、消防署に確認をいたしましたが、現在までのところ、当市における公共施設でAEDを使用した経過はないということであります。最近の事例としては、秋津駅近くのところで人が倒れて、心臓マッサージをされて、秋津駅のAEDをとりに行っている間に、何とかその方は回復されたということで、結果としてはAEDを使わなかったこともあったということでございます。

<質問> 

 (4)、市内20カ所以外の公共施設へのAED設置の実施計画はあるのでしょうか。あれば、具体的にどの施設にいつまでに設置されるのかお伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) 

 次に、今後の配置計画ですが、現在、特に予定はしておりません。

<質問>

 次に、2009年5月2日、土曜日、10時から、皆さん一緒に参加しました八国山たいけんの里開館記念式典が挙行されました。その八国山たいけんの里には、AEDつきの自動販売機が設置をされています。

 その補修費は業者の方持ちで、なおかつ、この自動販売機の設置料金をいただいているということです。非常に画期的な取り組みだと評価いたします。
 
 そこで(5)、東京都では平成20年度より、財団法人東京都中小企業振興公社と協力して、地域の魅力向上や課題解決に取り組む意欲とアイデアにあふれた中小企業等の事業に対して助成する、東京都地域中小企業応援ファンド事業を開始いたしました。

 第1号として選定された事業の一つに、事業テーマが「広告付AEDボックス屋外無料設置ビジネス」というのがあります。内容は、人命救助の有益なツールであるAEDボックスは、1)AEDそのものが高価である、2)屋内設置型しかない等の理由が普及の妨げとなっている。広告つきの屋内外設置型兼用機種を開発することにより、予算の制約上、設置が困難であった場所へも設置が容易となり、人命救助の機会をふやすことができるというものがあります。

こういった事業を活用して、設置台数をふやすこともできると考えますが、いかがか、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) 
 次に、「広告付AEDボックス屋外無料設置ビジネス」であります。制度につきましては、先ほど御質問の中で御説明をいただいたところでありますけれども、昨年の10月にAEDを設置・販売する会社が事業指定を受けたところでありますが、実は当市も、2年前に経済産業省の連携事業第1号に選ばれました「消棒」というものを開発した久米川町の株式会社ワイピーシステムも、今回同時に消火機能つき車両脱出用具というものの認定を受けているところでございます。ちょっと余談でありますけれども。

 それで、AEDにつきましては、ボックス型屋内無料設置ビジネスは、まず、企業等にスポンサーを募集いたします。例えば、自動販売機の設置業者が希望する場合、AEDの費用は自動販売業者が負担をし、自販機にAEDを取りつけます。

 あとは、通常どおり自販機の会社がセールスをしますということになりますが、AEDの販売・設置会社は、それでAEDがスポンサーによって1件売れて、そして、先ほどの公社のほうからの助成金によりメンテナンスを無料提供することができますということで、設置者についてはすべて無料で設置することになりますけれども、自販機の業者については、ジュースが売れれば採算がとれて社会貢献ができるということになりますが、採算がとれないところには設置できないということでございます。
 
 また、自販機でなくても、例えば、事務所の中のコピー機等でもそれは構わない。また、AED専用の設置ボックスにスポンサー名を入れるだけということもできるそうです。

 大体AEDが、先ほどお話がありました、35万ぐらいでございます。それに、市役所の1階に設置ボックスがありますが、これが25万ぐらいかかるそうですが、合わせて60万から70万ぐらいのスポンサー費用を負担すれば、そこにスポンサーの名前が入ったAEDが設置をされるということであります。

 業者側には、宣伝効果があるといった場合にだけ、設置がされると思います。
 
 お話がありましたように、本年5月にオープンをいたしました、たいけんの里に設置されたジュースの自動販売機にはAEDがついておりまして、本制度を活用して無料で導入されたものであります。

 ちなみに、設置に伴います設置の使用料、それから、電気料については、他の施設同様、業者がすべて負担をいたします。
 
 AEDにつきましては、だれにでも容易に使える器具ですが、正しく使いませんと高圧電流が流れ、危険を伴うこともございます。また、市でも盗難事件が1度ございましたということで、高価なものでもありますので、安全管理面の配慮が必要だと思いますが、本制度が導入できるところについては、積極的にこれを活用していきたいと思っております。

平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<質問>

  次に、大きな2点目、家具転倒防止器具助成事業についてお伺いしていきます。

  市報ひがしむらやま、平成21年8月15日号の第2面、こちらですけれども、家庭でできる安全対策の記事が掲載されていました。

 本市では、平成21年6月15日、月曜日から7月3日、金曜日の間、東京都市長会助成事業といたしまして、家具を固定し、地震による転倒を防ぐための器具の給付申請を受け付けしました。この事業は、平成21年から23年までの3年間の事業であるとお聞きしております。

 (1)、この事業が実施された経過を伺います。実際に、非常にいいパンフレットをつくられて募集されていたんですけれども、この中に、給付予定数は1,000世帯と書いてあります。
 
 (2)実際の申し込みの実績はどうだったかお伺いします。また、そのうち高齢者とか障害者の優先枠を設けておられます。別枠でと書いてありますので、その別枠の方の希望の実績はどうだったのか、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

  次に、大きな2点目の家具転倒防止器具助成事業でございます。

  初めに、この事業は、東京都市長会と町村長会の事業として、東京都区市町村振興協会基金の20億円を財源として、今年度から3カ年事業で実施をしております。

 東海地震、首都直下型地震等の対応が求められる中で、市長会が提案をし、家具転倒防止器具設置の促進を図るということを目的に実施するものでございます。
 
 次に、本年度の実施状況でございますが、予算規模につきましては1,000件とりまして、うち500件は高齢者等に対する取りつけ費用を加算したものでございます。

 6月に募集を行いまして、高齢者等の取りつけ希望者からの申し込みは203件です。一般世帯からの申し込みが720件、合計で923件ございました。高齢者世帯等への申し込みを含めて9月末までには終了する見込みでありますが、予算の範囲内で、下半期につきましても、もう一度募集を行う考えであります。

<質問>

 (3)、器具はポイント制になっておりまして、申し込める合計が150ポイント以内ということになっています。1ポイントは、およそ金額にして幾らか、お伺いいたします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

3点目のポイントの換算につきましては、1ポイント100円、合計1万5,000円が上限でございます。

<質問>

 (4)、本年度の事業につきましては、家具転倒防止器具の取りつけは、シルバー人材の方がされたとお聞きしておりますが、来年度以降、市内の建設業者のプロの方が取りつけを担当することはどうなのかということで、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

 次に、器具の取りつけ委託先でありますが、市長会の事業計画では、シルバー人材センターを前提としてお話がありましたので、当市も随意契約で業者選定を行ったところでありますが、26市の中では、数市がシルバー人材センター以外を実施しております。

 来年度以降につきましては、他市の状況等も参考にして対応していきたいと考えております。

<質問>

 (5)、ガラス用シートなんですけれども、現物をお持ちしました。こちらです。これは食器棚に張るやつなんですけれども、実際のものは92センチ掛ける185ということで、ちょうど家のベランダの窓ガラスのサッシに張る大きさにぴったりのものなんです。

 なおかつ、UVカットといいまして、紫外線がカットされるフィルムです。食器棚の、地震のときに食器が出てガラスが割れるということを防ぐシートとしては、非常にこれ、食器棚に張るには、ここにも写真がありますけれども、そんなに大きなものは要らないです。

 この半分ぐらいでちょうどいいぐらいなんですけれども、なおかつ、UVカットは食器棚には要らないだろうということで、質問をさせていただきました。
 
 ここに書いてありますけれども、家具やカーペットを日焼けから守る。初め読んで、妻と話しして、食器棚の食器が日焼けしないのかなと話をしていたんですけれども、そうではなくて、これはベランダ等の窓ガラスに張るものなんです。

 だから、畳等とか家具が日焼けしないUVカットがされているというものです。それが給付されてまいりました。次年度以降、このUVカットも不要だと思いますので、改善するべきと考えますが、いかがかお伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

 次に、先ほどお話がありました飛散防止用のフィルムでありますが、今回は、食器戸棚用ではなくてガラス用で、かつ、UVカットの商品でありました。そういった仕様のものということでありましたが、業者のほうでそれ1点しかないということで、今年度については、そのようにさせていただきましたけれども、使用される方が、用途に合わせて自由に切っていただくということにさせていただきましたが、次年度につきましては少し研究をしてまいりたいと思っております。

平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<質問>

  大きな3番目、総合震災訓練における要援護者に対する訓練について、お伺いします。
 
 市報ひがしむらやま平成21年8月15日号の1面に、総合震災訓練の記事が掲載されておりました。その中に「要援護者の避難誘導訓練を実施します」との記載がありました。

 昨年度、要援護者の避難誘導訓練を災害スタッフボランティアの方が担当されました。車いすを社協の方が用意していただいたにもかかわらず、一人もその車いすを必要とされる方の参加がなかったように記憶しております。

  そこで、(1)、昨年の総括はどのようにされたのか、お伺いします。それを受けて、本年度の要援護者の避難誘導訓練にどのように反映させる計画か、お伺いします。
  
<答弁>

○市民部長(大野隆君)次に、総合震災訓練における要援護者対策であります。

  初めに、昨年度の経過と今年度の対応でありますけれども、昨年の青葉小学校の訓練では、2次避難所として協定を結んでおります東京コロニー東村山印刷所が近くにありましたために、2次避難所施設の見学と、それから、避難誘導の訓練をあわせて、市民の皆さんにも参加をしていただきました。

  参加された障害者の皆様の中には、こちらの東京コロニーのほうから多く参加していただきました。その皆さんとも、車いすを用意してお持ちいただきましたので、結果として準備した車いすは使わなかったということでございますけれども、ことしにつきましては、総合震災訓練を実施する久米川町に、二中で実施をしますが、2次避難所として使用できる施設がございませんので、そのために昨年のような訓練ができないということで、訓練会場内において車いすの体験、それから、車いすに乗った方の避難誘導訓練ということを行いまして、要援護者対応への注意ということを知っていただく予定でおります。

<質問>

 次に、先ほど福田議員からも質問がありましたけれども、2009年7月21日、火曜日の6時から7時半まで、聴覚障害者団体と市長との面談の傍聴をさせていただきました。

 聴覚障害者、及び聴覚障害について、渡部市長により深く理解をしてもらいたいとの思いで、面会を要望され、実現しました。その中で、いろいろ御意見がありました。

 要約筆記が実現して本当に助かっているとか、社協の手話講習会入門コースを何度も受講できて、手話を覚えることができ、感謝している。高齢になってから難聴になった方には、手話を覚えるのに時間がかかるとか、青信号で歩道を渡っているときに、緊急自動車が急に横切って驚いた等、日常生活をする上での不便さや不都合な現状をお話しされました。
 
 主な要望としては、先ほど福田議員からもありましたけれども、コミュニケーション支援事業は無料にしてほしい、手話を市の職員研修に入れてほしい、要約筆記について広報してほしい、緊急時、防災無線以外の方法を考慮してほしい等々の御意見がありました。そこで、以下お伺いします。  

(2)、市内一斉に震災訓練を開始するサイレンが鳴りますとの記載がありますが、聾者や中途失聴者には聞こえません。その方たちに伝えるのに、どのような工夫をする計画か、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)  
 次に、聴覚障害者の対応のことでございますが、聴覚障害者に対する災害時の緊急連絡体制というのは、これからの課題だと思っております。

 防災無線と聴覚障害者の方の電話を連動させて、パトライトと呼ばれる、電話が鳴ると救急の回転灯が鳴る、こういうものを家庭で使われている方がいらっしゃると思いますが、ただ、これが緊急時だということで、色が変わるとかというわけにはまだいかないということですので、そういったことについて、あるいは、テロップ表示ということがあるようですが、機械のほうの研究課題でもあるのかなと思っていますが、いずれにしても研究課題だと考えております。当面、地域でのサポート体制の中でお願いをしていきたいと思っております。

<質問>

 (3)、同じく、聾者や中途失聴者の方が総合震災訓練に参加できるように、手話や筆記でのコミュニケーション方法についてどのように計画されているか、お伺いいたします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)
最後に、手話や要約筆記の協力でありますが、昨年度もそうですけれども、今年度におきましても聴覚障害者に御参加をいただきますように、東京都手話通訳者の派遣センターから要約筆記4名の派遣と、手話通訳者派遣制度を活用して、準備をお願いしているところでございます。

平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<再質問>

○11番(奥谷浩一議員) 何点か再質問させていただきたいと思います。

  大きな1番のAEDの公共施設の早期設置について、(4)番目の実施計画、市内20カ所以外の公共施設へのAED設置の実施計画はあるのかということで、計画は特にはないという答弁をいただきましたので、それについて1点お聞きしたいと思います。

  平成18年6月定例議会におきまして、島田久仁議員のほうからAEDについての質問がありました。そのころはまだ、市内18カ所なんですけれども、「市内の公共施設18カ所に設置されたことは大きな前進だと思います」ということで、「⑦、今後の公共施設へのAEDの設置予定がありましたら伺います」、当時の市民部長の答弁、「今後の設置の関係でございますが、関係機関と協議を重ねまして、未設置の施設への設置を考えてまいりたいと思います」という答弁をされております。
  
 再質問で、「次に、AEDについてでありますが、先ほどおっしゃっていました未設置の施設というのはどのぐらいあるんでしょうか。例えばどこなのでしょうか」、答弁なし。再々質問で、なおかつ島田久仁議員は、再質問の際に、「AEDが未設置の市の施設で、具体的な場所がわかりましたら教えていただきたい」、答弁、「具体的な施設については、ちょっとまだ把握できておりません。申しわけございません」という一連の議事録があります。18年の時点でも同じ答弁をされています。
  
 先ほど(1)番で、全公共施設にAEDを早期に設置する必要性についてということで、庁内で意見をまとめて努めてまいりたい、実施計画は特にない、計画はない。先ほど私が最初に質問で言いました、萩山のタウンミーティングでの市長の回答があります。「AEDについては、公共施設、小学校に設置を進めております。萩山公民館にいつ設置するかは記憶しておりませんが、いずれ設置されるであろうと考えておりますので、御理解いただきたいと思います」と4月の時点で回答されています。

多分この萩山町のMさん、萩山公民館にいつAEDが来るのかな。きょうかな、あしたかな。もう秋だな、防災の時期だなと思っておられると思うんですけれども、今、聞きますと、計画は特にはないということでございますので、この市長の回答とそごがあるんではないかと思います。
 
 なおかつ、18年の島田久仁議員の一般質問の答弁から全く進んでいないと、私、感じておりますので、そのところを、市長、どのようにお考えなのかをお聞きしたいのと、特に計画はないということで、先ほど八国山たいけん館、非常に画期的な取り組みをされていると思います。

 先ほど部長がおっしゃったように、自動販売機は設置費用をもらって、なおかつ業者のお金でそこにAEDまで入っているという方式が、もう早速、東村山の市内でも、お金がないなら知恵を絞れということで、きっちりやっているところがあるんですよ。
  
 では、市報8月15日号に載っています市民ステーション「サンパルネ」、ここには特にそういうAEDは設置されないおつもりなのかどうか。今、計画はないとおっしゃっていましたので、私は多分、新しい施設にはそういうやり方でどんどんやっていくつもりですという答弁が来ると思っていたんです。

 そうではなしに、何にも計画がないというお話ではないですか、2年間ほったらかしで。なおかつ、市長がああいう回答をしているのに全く進んでいないというのは、どういう認識を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) AEDの設置でありますけれども、先ほどのお話の中で、平成18年の中では18カ所、現在、40カ所ということで、新しい施設、あるいは、学校等の中では推進をしてまいりました。今まで、これだけ高いものでありますので、そういった財政的な問題もあろうかと思いましたけれども、今後、もうちょっとその辺のところの整理をしながら、計画的に進めていかなければならないという感じはしております。

○市長(渡部尚君) AEDの設置につきまして、すみません、私もタウンミーティングのときに未確認というか、ちょっと不用意だったかなと反省しておりますけれども、私が市長に就任させていただいてからこの間は、とりあえず、小・中学校については最優先で配置をしていこうということで、一応、今、全小・中学校には配置を終えたという段階でございます。それから、御指摘のあった「サンパルネ」につきましては、3階の東京ドームに指定管理をしていただく健康増進施設のほうに設置を、今、協議をさせていただいているところでございますので、御理解いただきたいと思います。

 それから、今後も、まだ未設置の公民館、あるいは、ふれあいセンターについては、財政状況もありますけれども、命にかかわる問題でございますので、できるだけ、今度の予算査定等で、原局でまず予算要求を上げていただかないと、どうしようもないんですが、その時点で協議をし、判断をしていきたいと考えております。

平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<再質問>

  大きな2つ目の家具転倒防止器具の助成事業なんですけれども、(3)で150ポイント、これは約1万5,000円、1ポイント100円だよというお話だったので、ではということで、こちらにパンフレットがございます。

家具と天井をつなぐところの、T字型のこういう棒があるんですね。棒というか、金属のちょっと挟むやつ、ぎゅっと上と下と押さえるやつ。これは45ポイントなんです。1ポイント100円としますと、約4,500円相当のものと思いますよね。45ポイントですから、約4,500円相当。

 私、西友とかJマートを見に行ってきました。全く同じもの、茶色の25センチから35センチ。これは、葛飾福祉工場でつくっていて、コロニーさんが販売なんです。

それと同じように、もうこれは家に設置しましたから持ってこられませんでしたけれども、このT字型の突っかい棒のやつ、これもコロニーさんの販売であるんですけれども、西友に全く同じものが葛飾福祉工場であるんです。

このパンフレットでは45ポイントですから、4,500円相当かかります。では西友で幾らかというと、2,570円なんです。わかりますか、この差。

 先ほどの話で、これは、東京都市長会助成事業で全部やっていますというお話だったんですけれども、この金額、我々の平成21年度の予算では、市長会負担金は246万4,000円、これは市から出していますね。

 結局、こういう補助事業だから、そんな高いものでいいのかな。ちゃんとそういうところを見比べて、適正な金額でやらないといけないのではないかと思いますが、その2点について再質問させてください。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) それから、もう一つの家具転倒防止のほうにつきましては、市長会で大体、納品業者については、ここの業者という指定もおおむねございました。

そういったところの中で、今年度はそういう形でやりました。

ただ、実際1年間やりましたので、ただいまお話をいただきました点のところも、いろいろ気がついた点もございますので、そういったところについては、少し改正できるのかどうかも含めて、研究してまいりたいと思います。

○11番(奥谷浩一議員) 先ほど申し上げましたように、お金がないのであれば工夫をして、知恵を絞って、市民の安心と安全に御尽力いただきますように、よろしくお願いいたします。

東村山市障害者就労支援室開所式

2009年11月22日 | news
2009年11月18日(水)9:30~

東村山市市民センター1階にて

東村山市障害者就労支援室開所式が挙行されました。

<以下、パンフレットより抜粋>

東村山市障害者就労支援室は、東村山市の障害者就労支援事業の一環で、

社会福祉法人東京コロニーに委託した事業です。

○利用案内

開館日 月曜日~金曜日(祝・祭日、年末年始を除く)

開館期間 8:50~17:30

場所 東村山市市民センター1階

TEL 042-313-3794
FAX 042-313-3795
E-mail jobjobshien@tocolo.or.jp

お気軽にご相談下さい。