2019年(平成31年)3月定例議会活動報告2

2019年04月12日 | 立憲民主党レポート
◎ リノベーション 女子限定!まちづくり
 地域でお金も資源も循環する仕組みを!

 平成30年12月8日東村山市役所北庁舎で開催された東村山市リノベーションまちづくり事業勉強会に立憲民主党会派で参加しました。

 これからは、女性がプレイヤーとしてアイデアを出し、それを男性がサポーターとして一緒にまちづくりをしていくとのことでした。

 地元の直売所で野菜を買うことは、地元でお金が回る誰にでもできる「まちづくり」だととのことでした。

 そして、平成31年1月14日には、『自分の暮らしは自分で作れるのと一緒で、まちも同じように目線を変えて行くことで、だれでもまちづくりに参加できます。』とのことで、大人の職業適正検査を受けました。そこでは新たな自分を発見しました。

 また、平成31年2月16日に、つむじ【相羽建設(株)モデルハウス】にて開催された「女子限定!リノベプロジェクト公開プレゼンテーション」にも参加しました。築100年の古民家をどのようにリノベーションするかを3つのコンセプトでプレゼンテーションされ、聴いてるだけでワクワクするものばかりでした。重要なのはスピード感とタイミングですね。

◎ 憩いの家委託料の不当利得返還完了

 平成24年度から平成29年度の「憩いの家」運営業務の一部が適正に行われておらず、事業者との何の話し合いもなく全額支払われた運営委託費が不当な支出であることは明らかだと考え住民監査請求(東村山市長措置請求)の提出者となり11月9日に受理されました。

 その後、東村山市は、平成30年12月18日に憩いの家運営業務管理委託事業者に不当利得返還請求を行い、平成31年1月4日に56万3千112円が市に振込まれました。そのため監査請求は平成31年1月8日に棄却の結果となりました。不当利得分の委託料が返還されましたので立憲民主党会派は、住民訴訟には加わりませんでした。

◎ 「働き方改革」を前へ! かみまち 弓子(美住町在住)

<かみまち弓子はこんな人>【出身校】早稲田大学文学部英米文学科
【家族】夫、母、中学生2人 小学生1人の子ども、ミニチュアダックス、インコの6人と2匹家族 

★雑誌書籍編集者
★DV・子ども虐待防止を考える会
★災害時支援ボランティア
★読み聞かせボランティア
★第七地区青少対事業部副部長
★前富士見小学校防犯パトロール部長
★元公立保育園のあり方検討会委員
★元学保連渉外担当

★1期目の実績

★平成30年6月25日「学校プール塀の緊急点検調査」について、1期目の議員では初めて議会閉会中の文書質問を実施。
 同年9月議会の補正予算で学校ブロック塀の改修に約1億円が計上される。

★平成30年9・12月議会の一般質問で、「災害時の避難所でもある学校体育館にエアコンが必要」と政策提案。
 平成31年度予算で中学校体育館エアコン調査費用が計上される。

★中学校給食の全員給食化・給食の無償化・交通不便地域の解消等を一般質問で政策提案

★所属委員会等★
厚生委員会
広報広聴委員会
政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」で市長に提言

◎ 「好循環改革」を前へ!おくたに 浩一(栄町在住)

<おくたに浩一はこんな人>
★元海上自衛隊潜水艦乗組員 ⇒ 安全を守るプロ!
★元東京海上火災保険損保代理店 ⇒リスク管理のプロ!
★行政書士 ⇒法律のプロ!
・災害時支援ボランティア
・栄町福祉協力員10年表彰

 ◎競艇・競輪組合議会議員報酬を平成27年5月から平成29年5月まで受け取り拒否しました。2年間で合計161万3,621円が供託されました。

★ NO! 選挙カー★
 平成19年4月の東村山市議会議員選挙から3期とも「地球温暖化防止」「公費の負担軽減」のため選挙用自動車を使わずに自転車で選挙活動。

★大阪府守口市議会議員2期と合わせて平成29年6月に市議17年以上表彰を受ける。

☆3期目の実績
・『食品ロス』を減らすためのフードドライブが実現
・防災行政無線を使って認知症所在不明者の捜索が実現
・経済効果の高い住宅修改築費補助金の期間拡大が実現
・災害時非常食廃棄分の一部を小・中学校や福祉団体にも配布し食品ロス軽減が実現。

◎ 編集後記

<かみまち 弓子>

 2度目の挑戦で4年前に市議会議員に初当選させて頂きました。私たちの世代は子育てと介護が重なって来て、日々の生活で疲労困憊し、疲れ果てる。もっとも政治を必要とし、政治の支援が必要な世代にこそ、行き渡らない。困難な世の中だからこそ子育てと介護を両立できる「働き方改革」をみなさんと一緒に前へ進めていきたいと思います。

<おくたに 浩一>

 これからの東村山市は、お金も資源も地域でまわる『好循環改革』が大切だと考えています。地元の直売所で野菜を買うことは、地元でお金が回る誰にでもできる「まちづくり」です。エネルギーも地消地産。誰もがお互いに尊重し支え合い、生き生きとした 人生を送ることができる「まちづくり」を進めて参ります。

2019年(平成31年)3月定例議会活動報告1

2019年04月12日 | 立憲民主党レポート
◎ 予算化実現 体育館エアコン調査!

 かみまち議員が平成30年9月議会の一般質問、平成29年度一般会計決算討論に続いて12月議会の一般質問で政策提案した「公立小・中学校体育館へ早期のエアコン設置」。平成31年度予算で中学校体育館エアコン調査。

 平成30年12月議会での一般質問では、「東京都は、11月16日に公立小中学校の体育館に空調設備を取り付ける補助制度の創設の補助予算案を発表したとの新聞報道がされた。補助率は、2018年度中に申請すれば3分の2、2019年度以降は2分の1と差をつけ、早期の申請を促すとのことである。都の動向について詳細な情報をつかんでいるか伺う。

 また、公立小中学校体育館のエアコン設置の必要性を認識している当市としては、早期の申請をすべきと考えるが見解を。」と東京都の補助金制度の創設を受けて早期のエアコン設置を強く求めました。

 平成31年3月議会初日に市長は、施政方針説明において「平成31年度以降も都の補助が継続されると伺っております。体育館への空調設備の導入に関して、まず中学校各校の体育館の立地条件や、建物構造などを踏まえた空調効果や最適な設置方法などを調査したうえで検討してまいりたいと考えております。」と述べました。

 平成31年度予算で、7つの公立中学校の屋内運動場空調設備調査委託料として、合計約475万円が可決されました。

◎ 学校にスクール・ロイヤー等の法律専門家を

 かみまち弓子議員の一般質問要旨は、『1.子ども虐待・DV被害防止について2.学校の環境整備と登下校の安全について3.SNS依存の対策と進捗状況について』でした。

 おくたに浩一議員の一般質問の要旨は、『1.電話リレーサービスについて2.東村山市リノベーションまちづくり事業について3.完全消滅型生ごみ処理器「ミニ・キエーロ」実証実験について』でした。

 かみまち議員は一般質問で「いじめ・虐待等のアンケート調査」の取り扱いについて質問をしました。また、「町田市では、平成31年度から『スクール・ロイヤー』を設置する。本市でも、教育委員会に弁護士資格を持つ職員を配置するべき」と政策提案しました。

 また、おくたに議員は一般質問で「総合震災訓練時などのブースにおいて、聴覚障がい者の方が救急の連絡するための『ネット119』の申し込み手続きをする支援をするべき」と政策提案しました。

◎ 学童保育の保育時間延長を求める陳情 

「学童保育の保育時間延長を求める陳情」が厚生委員会に附託され採択されました。

 『保育園に通う子どもを持つ親として、卒園後の学童保育時間が、保育園における保育時間よりも短くなることは大きな負担となっております。「1年生の壁」などと呼ばれ、特に共働きの世帯が増える中、子どもたちを危険にさらす時間が発生してしまうことから、就業の継続さえ危ぶまれる大きな障害となっていることは、東村山の子育てをする親の中で、長い間、課題になっています。

 現在、東村山市の児童クラブの開所時間は、学校の授業がある日は下校時から午後5時45分までとなっていますが、武蔵村山市は下校時から午後6時半まで、東大和市は下校時から午後7時まで、清瀬市は下校時から午後6時15分まで、東久留米市は下校時から午後6時まで、小平市は正午から午後7時までとなっています。「学童保育の保育時間延長」を求めて、早期実現に向けて働きかけていただくよう』陳情が出され採択されました。


◎ 電話リレーサービスって?

 平成31年2月4日衆議院議員会館にて、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事長から「電話リレーサービス制度化・法整備を求める件」についてのヒアリングに同席しました。ICTと手話通訳者を介してろうあの方でも電話をかけられるようにするのが「電話リレーサービス」です。

 世界でも20カ国が導入していますが日本では一部で行なわれているのみとなっています。電話を活用したリアルタイムの双方向コミュニケーションが十分できないため、生活や仕事面で必要な情報を得ることができないとのことです。メールやFAXがなく電話しかないお店や緊急時に連絡が取れない、カード利用や停止の際、本人確認ができない。あたりまえのことがあたりまえにできない不都合があります。

◎ 東村山市民スポーツセンターにて『いすバスの魅力、車いすバスケットボールエキシビションマッチ&体験会』が開催されました。間近で観戦するのは初めてで、競技用車いすのぶつかる音にビックリ。

平成29年度一般会計決算審査の質疑&答弁が東村山市HPにアップされました。

2018年12月25日 | 立憲民主党レポート
平成29年度一般会計決算審査の質疑&答弁が東村山市HPにアップされました。
東村山市議会 立憲民主党の「憩いの家」部分を抜粋しました。

 12月議会の一般質問では、「憩いの家」運営業務委託事業者に対して、契約不履行を理由として、委託料の「一部」返金を求めている旨の答弁が、総務部長および市長からありました。
 「損害が算定できない」ので、委託料返金請求はしないという9月議会での態度からは一歩前進しました。

<以下、東村山市HPから抜粋>

○おくたに委員 4番のシルバー人材センターはわかりましたので飛ばします。5番の233ページから235ページの憩いの家の施設費のところです。さきの委員のところで結構わかったんですけれども、お聞きしていきます。

 ①です。平成29年度の廻田、久米川、萩山、富士見憩いの家の業務委託の委託料は、満額、事業者に支払われたのかをまず確認させてください。

△津田健康増進課長 年度当初の契約額のとおりの支払いをいたしております。

○おくたに委員 ②です。仕様書に記載されている東村山市憩いの家運営委託業務の一部が、過去6年間、適切に実施されていなかったということがあります。仕様書というのは、この業務委託契約において、どのような意味を持つのか確認させてください。

△津田健康増進課長 一般的に仕様書は、受託者または請負者の業務範囲を明確化するもので、履行の条件、事業の内容、手順、実施条件等の業務に関する詳細を定めるものとなっております。

 憩いの家の場合は、受託事業者に対し、憩いの家運営業務の事業目的である、高齢者等の相互の親睦と福祉の増進を図るを達成するための手法、またはその達成を確認するための指標を示したものであると認識いたしております。

○おくたに委員 そうですよね。契約内容で契約は締結するんですけれども、それ以外の部分で細かなことは仕様書に書いて、その仕様書に基づいて契約が履行されるというのが通常の流れですね。ですから、大変な重要な指標であるというのが、この仕様書になると思います。

 そこで③です。東村山市憩いの家の運営業務委託の仕様書で、以前、予算のときにいただいた資料ですけれども、8ページのところに、14、管理運営の状況についての実施調査等、「(4)受託者は、施設の利便性向上等の観点から、施設利用者等の満足度調査やアンケート等を年1回以上実施し、その結果及び業務改善の状況等を市に報告しなければならない」というのが、なされていなかったということでありました。
 仕様書の同じく6ページのところに、10番で損害賠償というのがあります。「(3)トラブルや苦情等については、迅速、適切かつ親切に対応処理すること。又、受託者や施設等への要望や苦情等については速やかに市へ報告すること」というところがなかったことですけれども、それの要望や苦情が市へ報告されていなかったということになります。

 このことは、本来アンケートをしていれば、施設利用者等からの満足度調査やアンケートを実施していれば、その中で業務改善が行われるということが6年間考えられます。その利用者の利益を侵害したことになると私は考えます。

 そこで、10の損害賠償責任、「(1)受託者の責に帰すべき事由により、市又は第三者─これは利用者です─に損害を与えた場合には、受託者がその損害を賠償すること」に当たると考えます。過去にさかのぼり損害賠償額を算定し、業務委託料と相殺すべきだったと考えますが、見解をお伺いします。

△津田健康増進課長 仕様書では、受託者から毎月報告いただく項目を「管理運営月報」及び「実施した事業の内容及び実績」といたしておりますが、受託者との間で様式は定めておらず、平成24年度から平成29年度までの間、管理運営月報という形での提出はございませんでした。また、施設利用者の満足度調査も行われてはおりませんでした。

 しかしながら、口頭にて事業の実施状況の報告はいただいており、電子データにて館の利用人数や各種サービスの利用状況を把握することはできておりました。また、苦情やトラブルといった事態につきましては随時報告を受けておりまして、その都度、解決に向けて対応してまいったところでございます。

 損害賠償は実際に損害が生じたということが必要となりますが、本件に関しましては、さきの理由から施設サービスに係る状況は把握しており、実際の憩いの家運営に損害が生じたとまでは言えないものと捉えているところでございます。

○おくたに委員 私の質疑では、今、苦情等はそのときそのときにトラブルを解決してきたという答弁があったんですけれども、さきの委員の答弁では、そういった苦情がなかったからというお話があったと記憶しているんですけれども、委員長、ここのところちょっと答弁を、整合性を図るために、時間をとって調整していただきたいと思います。

◎土方副委員長 休憩します。
午後2時47分休憩

午後2時48分再開
◎土方副委員長 再開します。
△津田健康増進課長 私、ただいま「苦情」という言葉を使って答弁してしまいましたが、いわゆる利用者の方々からの要望ですとか御意見、そういったものに対して、その都度対応するように努力してきたということでございます。大変申しわけございません。

○おくたに委員 6年間アンケートや満足度調査をやってこなかったわけですから、業務が適正に運営されていたという今まで答弁もあったんですけれども、私はやはり利用者からの要望を聞きながら業務改善を重ねていくという施設の運営があったと思うんです。それに関して改善をしてこなかった点においては、やはり利用者に対しては損害があったと捉えるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。

△津田健康増進課長 確かにアンケート調査等は行ってはおりませんでしたが、日々の運営の中で利用者の方々からさまざまな要望をいただいていたかと存じます。

 実際、これは平成30年度に入ってからのことで大変恐縮ですが、私も憩いの家に巡回させていただくところで、御利用者の方々からいろいろ御要望をお伺いすることがありまして、その都度、例えばの話ですが、膝が悪い方がおっしゃったことですけれども、普通の椅子ではなくて、ちょっと低い椅子を入れていただきたいとか、そういったお声も直接お伺いしたところはございます。

 そういったものに対しましては、そういったものを御用意させていただいて、先般、担当係長と一緒に憩いの家等を巡回するなどの対応をさせていただいておりまして、過去においてもそのように努めてきたものと推察しております。

○おくたに委員 今回、直営に戻ったじゃないですか。それで巡回されて、椅子が高いか低いかという話が耳に入ったから、すぐ改善できたと。でも、今まではそういうアンケートとか業務改善のところの苦情が、ちゃんと吸い上げるシステムがなかったわけです。

 そのために6年間、言ってみれば、その方がどれぐらい利用されていたか知りませんけれども、行かれて、そのお耳に入ってすぐ対応するまでの間、その方はずっと不便な思いをされていたかもしれない。それが私は損害だと言うんです。市民が損害を受けていると言うんです。それについてはもう何回も今までの委員でやっていますから、次いきますけれども、平行線です。

 私は、利用されている方たちが得るべき利益を享受できなかったという点に関しては、お金には換算はできないかもしれないけれども、満額払うというのは市民感情と乖離があるんじゃないかという立場です。

 ④です。東村山市憩いの家運営業務委託の仕様書の6ページ、先ほどの消防法の関係でありますけれども、(4)消防法第8条の規定に基づく防火管理者の配置及び避難訓練の実施がなされていなかった。このことにより、先ほど来、答弁では、火災なんかがなかったから、特に安全だったからという、人命の、生命・財産に危険を及ぼしていないというお話でしたけれども、このことにより、今までなかったわけですから、万一火災が発生した際の施設利用者等の生命・財産に危険を及ぼしたということになりますと私は考えます。

 このことは、同じく損害賠償責任の「受託者の責めに帰すべき事由により、市又は第三者に損害を与えた場合には、受託者がその損害を賠償すること」に当たると考えます。過去にさかのぼり損害賠償額を算定し、業務委託料と相殺すべきだったと考えますが、見解をお伺いします。

△津田健康増進課長 仕様書に定める防火管理者の設置及び避難訓練の実施がなされていなかったということは事実でございます。しかしながら、損害賠償は実際に損害が生じたということが必要となり、本件に関しては、この間に火災等による被害を市または利用者等が実際には受けていなかったというところから、損害が生じたとまでは言えないと捉えているところでございます。

○おくたに委員 これに関しても今までずっと、さきの委員もやってこられましたので、平行線になりますけれども、実際に消防法に規定のあることがなされていなかったということのみで、やはり何かあった場合に危険が及ぶというところに関してはもちろんあるわけで、それを6年間も放置していたということは、やはり利用されている方が、何かあった場合に、その方はちゃんとした避難ができなかった可能性があるということで、やはり利用されている市民の方にはそれだけの損害を私は与えてきたと判断いたします。

 そこで、今、損害賠償の額を算定できないからというお話がありました。損害賠償の金
額を幾ら幾らと細かく決めることはなかなか難しい。では仕様書のこれは幾らでこれは幾らという、そういう計算方法はしていないわけですから、それができていないから、その分で幾らマイナスにしようと、難しい話だと私も思います。

 全員協議会の資料でも市長の初日の給料の減額のところでもそうですけれども、当然、市も責任があったんですよ、この件に関しては、行政側にもね。市においては、担当職員の異動や退職により仕様書の見直しの経過等に十分に認識されていなくて、引き継ぎもできていなくて、こういった書式を出しなさいということも言っていなかった。だから市にも当然責任があります。

 しかしながら、普通、民間と業務委託契約を結んだ際に、その民間の事業者がこの大切な仕様書、業務において大変な指標となる仕様書を見ないで、ほったらかしにして、業務を運営するということは許されるものなんですか、普通は。

 ほかの何百という事業が東村山であります。それは調べてもらいました。それについてはちゃんと仕様書に基づいてやっていますという答弁がありました。でもこの業務は、ここに書いています、読んでみましょうか。

 民間事業者の受託者が変更となった際に、この民間事業者は、前の受託者─社協のときですね─において憩いの家に勤務した社員をそのまま雇用しています。ですから、そのままの人が現場では動いています。実際の憩いの家の現場で働く社員には変更がなかったため、受託者は現場の社員に業務を任せておけば仕様書どおりの業務が可能であると認識し、仕様書の詳細な確認を怠った。これは我々に配られた行政がつくった文書です。

 そういった業務を、この大切な仕様書を全く確認せずに、現場が回っているからいいじゃないの、損害がないじゃないか、誰も困っていないじゃないか、満額払うことが、市民が本当に納得ができるとお思いですか。

△津田健康増進課長 ただいま委員から御指摘あったとおり、仕様書の全てが、きちんと業務ができていたわけではないというところ、それは成績不良があったというところについては、全員協議会等での報告でも申し上げているとおりでございます。

 その中で満額の委託料を支払うのがというところでございますけれども、我々としましては、実際この6年間、確かに仕様書どおりが全てできていたわけではないのですが、利用者の皆さんに憩いの家という施設を気分を害することなく御利用いただいていたものというところで認識をいたしているところでございます。

 一部そういった、委員の御指摘にもあったように、仕様書で一定できていなかったところ、また職員もその認識が、誤認もあったというところも含めまして、一定、受託者に対しては指名停止という措置をとらせていただいたものと捉えているところでございます。

○おくたに委員 指名停止というのは行政処分で、この後の話なんですけれども、私が言っているのは、この6年間のお金払ったのをどうしてくれるのという話なんですよ。気持ちがおさまらない、市民の代表としては。行政の理論はわかります。損害が計算できないし、そしてちゃんと業務は回っていましたねと。だから私は思うんですよ。受け付けしてくれていた人とか、バスを運転してくれた人とかの人件費があるじゃないですか。これは当然、働いているんだから払うのは当たり前なんです、その人たちの分は。

 しかしながら、この会社は管理運営に関しての管理費を取っているでしょう、管理費を。でもこの委託の内容のこの仕様書に基づいたことはやっていないわけです。それは管理運営の中のこの会社のほうの仕事だと思うんです。実際の窓口は動いています。この方たちの人件費は減らす必要ない。ちゃんと払ってください。でもこの会社に渡す管理費用、これは、これだけのものをしていなかったんだから、その分削減してくださいと。

 市が悪いところもあります。この業者のほうも、さっき言ったように、仕様書の内容の確認を怠って現場に任せ切り。そうしたら折半でね、協議すればいいじゃないですか、そこのところは。話し合いをしていきましょうよ。

 そういった方向にしないと、実際に使っている利用者の方たちは、安全面を脅かされ、業務改善をしてもらえなかった。しかしながら、日々使わせてもらった、ありがたいと思っている人もいるでしょう。だから窓口のお金とか、バスのお金は払ってください。でも管理業務、管理委託費を取っている会社に対しては、ちゃんとしたことをしていないんだから、その分はちゃんと話し合ってどうするかをすべきじゃないですか。

△津田健康増進課長 ただいま、おくたに委員から御指摘、御意見のあったところでございますけれども、我々、総価契約にてこの業務を行っておりました。その中から職員の人件費等、先ほど朝木委員にも答弁させていただきましたが、決算額については、あくまでも我々、推計ということで申し上げさせていただいた次第でございます。

 その仕様書において成績不良であった部分が、ではその中で幾らかというと、非常に算定が困難というところもございますので、そちらについては非常に難しいことなのかなと捉えております。

○おくたに委員 賠償請求をするためには、債務不履行の事実があること、債務者に帰責事由があること、その債務不履行に損害が発生したことの因果関係が必要だとなっていますけれども、当然、不完全履行である、お互いに責は認めているということで、この損害に関しては、それが出てきていなかったということに関しては、やはり業務を完璧には遂行していなかった。その分はお互いに、ではどれぐらいの金額が、1割なのか2割なのか、そこは相談じゃないですか。

 だから、全く損害が発生していなかった、計算できない、だから請求できませんじゃなくて、そこは相談なんです。幾らにするかという、さじかげんなんですよ。お互いに歩み寄る部分なんです。それが交渉なんです。だからそこをぜひ進めていただきたいと要望して、終わります。

12月議会議員提出議案「幼児教育・保育の無償化に関する意見書」が可決されました。

2018年12月23日 | 立憲民主党レポート
12月議会議員提出議案「幼児教育・保育の無償化に関する意見書」が可決されました。

<以下、東村山市HPから抜粋>

幼児教育・保育の無償化に関する意見書

 平成31年10月より実施される予定の幼児教育・保育の無償化は、そもそも消費増税に合わせた国の経済政策として昨秋の衆議院議員選挙時に突然提唱されたものである。ゆえにその財源は当然のことながら、国の責任において全額を国費で確保されるべきものであるところ、政府は地方自治体に新たな負担を求める考えを示した。

 これに対し、去る11月15日、全国市長会は強く反対する方針を表明し、国との協議が行われた。

 全国の自治体は、厳しい財政事情の中で多様化し切迫する住民ニーズに懸命に応えるべく、既に来年度の予算編成に入っている。この期に及んで国の意向で著しい負担を強いられることは、多くの市区町村にとっては受け入れがたく、それぞれの状況に応じて主体的に進めている諸施策にも重大な齟齬が生じる恐れが強く、事務負担の増大、大きな混乱も懸念されるところである。

 幼児教育・保育の無償化そのものに反対するものではないが、無償化によって見込まれる保育需要の拡大に対応するのは自治体であり、現在に至っても詳細が明らかにされない上に、保育人材の育成・確保、施設整備費等に対する財政措置などの支援がなければ、到底その目的を達することはできない。

 また無償化の対象が、一般の市町村が指導監督権限を有しないベビーホテル等の認可外施設等にまで拡大されていることは、自治体の責務である教育・保育の安全確保、質の向上の観点からも、重大な過誤を生じることにつながりかねない。

 12月10日、全国市長会は国が示した幼児教育・保育の無償化に係る実施初年度の財政措置については了承することとしたが、東村山市議会は以下を強く要望する。

1.必要な財源については、国の責任において恒久的に全額を支出し、自治体に新たな負担を強いないこと。

2.一般の市区町村に指導・監督権限のない認可外保育施設等への無償化は、安全確保の観点から疑義があり、極めて慎重に扱うこと。

3.地方分権の趣旨に基づき、自治体の意見を尊重し、合意形成のうえで施策を遂行すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

平成30年12月20日

東村山市議会議長 伊藤 真一

内閣総理大臣 殿
財務大臣 殿
文部科学大臣 殿
厚生労働大臣 殿

12月22日(土)のつぶやき

2018年12月23日 | 立憲民主党レポート

12月21日(金)のつぶやき

2018年12月22日 | 立憲民主党レポート

12月20日(木)のつぶやき

2018年12月21日 | 立憲民主党レポート

「美点凝視」で地域の中で可能性を引き出していく。

2018年12月20日 | 立憲民主党レポート
 2018年12月19日(水)永田町の衆議院議員会館にて、京都造形芸術大学 本間正人教授を講師として、立憲民主党東京都連の研修会が開催されました。


 「元気を出せ!」では「元気が出ない」ヒーローインタビューすると「元気になる!」
実際、二人一組で5分間やってみました。すごく気持ちいいです。

 1週間を7日間と捉えるのではなく、168時間として使途不明時間を活用する。

 人間の学習力はすごい!最終学歴ではなく、最新学習歴を大切にしていこう。

 地域の中で心と心の通い合うコミュニケーションを増やしていく。

 「美点凝視」で地域の中で可能性を引き出していく。

 そのことで、ひとりひとりが自分らしく輝いていく、そんな東村山市を皆さんと一緒に創っていきたいと思いました。

 

12月15日(土)のつぶやき

2018年12月16日 | 立憲民主党レポート

12月13日(木)のつぶやき

2018年12月14日 | 立憲民主党レポート

12月11日(火)のつぶやき

2018年12月12日 | 立憲民主党レポート

12月9日(日)のつぶやき

2018年12月10日 | 立憲民主党レポート