「どうやっているの?ほかのまちでは?~市民参加でごみ減らし~」美住リサイクルショップ市民ごみ講座

2014年03月16日 | リサイクル
「どうやっているの?ほかのまちでは?~市民参加でごみ減らし~」美住リサイクルショップ市民ごみ講座


2014年3月16日(日)13:30~15:00

「どうやっているの?ほかのまちでは?~市民参加でごみ減らし~」美住リサイクルショップ市民ごみ講座が開催されました。

講師は、小平・環境の会 島 京子氏

内容は、小平市の市民参加による生ごみ堆肥化や啓発活動等の現状でした。

ごみ減量のため小平市では、市民が開催するイベントに食器を貸出しする制度が確立している。

貸し出し食器はデポジット制をとっていて、例えばフェスティバルでは焼きそばが250円で食器を返却したら50円バックする。

また、マイ食器の持参の場合は焼きそばが150円で買える。
そして、貸し出した団体では食器は大まかに洗って返却すればよく、貸し出し食器を管理する団体が市役所の食堂の食器洗浄機で最終の洗浄を行う。

これだと借りやすいですね!

生ごみ集団回収もされていて、環境フェスティバルなどの年2回イベントで市民にできた堆肥を配っている。

また年1回、生ごみ集団回収に参加している方々にできた堆肥を配っている。

東村山市でも、生ごみ集団回収されて堆肥になったものが市民に見える形で戻って来れば、参加する世帯が増えるかもしれないですね。

ちなみに小平市のHPから以下抜粋します。

「生ごみ集団回収」とは呼ばず「食物資源循環モデル事業」という呼び方から、「資源」としてとらえている点が素晴らしいですね。

***以下、小平市HPより抜粋***

食物資源循環モデル事業 参加世帯を募集中 更新日:2013年7月4日

作成部署:環境部 ごみ減量対策課

 市では平成22年7月から生ごみを食物資源と位置づけ、自主的に参加していただいている世帯から分別収集し、資源としてリサイクル(堆肥化)する「食物資源循環モデル事業」を実施しています。平成25年度も、新たな参加世帯を募集し、合計で700世帯の参加を目標として引き続き実施します。事業の趣旨をご理解いただき、多くの市民の皆さんの参加をお願いします。

募集内容◆開始時期  9月から(予定)

◆対象地域  市内全域

◆参加申請の手続き

・参加方法および申請者

 市内在住で、3世帯以上(上限なし)のグループ(近所・集合住宅など)を作り、集積所を決めて、参加世帯の代表者がごみ減量対策課(市役所4階)へ届け出をしてください。

・提出書類

 食物資源循環モデル事業参加団体登録申請書および参加世帯名簿(申請書はごみ減量対策課、東部・西部出張所で配布。小平市ホームページからもダウンロードできます)

◆募集世帯数 100世帯程度(先着順)

◆申請の期限 8月9日(金曜)

※募集世帯数に達しない場合は、期限後も継続して募集します。

◆決定の通知など

 参加世帯代表者に、食物資源循環モデル事業参加団体登録通知書を送付します。また、分別に使用する専用バケツ、詳しい分別一覧表等を代表者の方にお届けします。

※参加いただいた世帯の方には、ごみ減量啓発品や、出来上がった堆肥も配布しています。

説明会の開催 市民の皆さんへの説明会を開催します。分別の方法などを詳しく説明するほか、ふだんのごみ出しに関する質問などにもお答えします。日程は下表のとおりです。説明会への参加は、申込み不要です。当日、会場へお越しください。説明会はおおむね1時間程度です。

説明会の日程 と   き
と こ ろ
7月9日(火曜) 午前10時~ 花小金井南公民館

午後2時~ 小川西町公民館
7月10日(水曜) 午前10時~ 小川公民館

午後2時~ 上水南公民館
7月11日(木曜) 午前10時~ 学園西町地域センター

午後2時~ 大沼公民館
7月12日(金曜) 午前10時~ 天神地域センター

午後2時~ 中央公民館

食物資源の出し方〇3世帯以上のグループで参加してもらい、密閉型抗酸化バケツを無償で貸し出しています。

〇毎週水曜日の朝8時までに、あらかじめ届け出た集積所に専用バケツのまま出し、収集業者が中身だけを回収しています。回収後は空のバケツを各自持ち帰ってもらっています。

食物資源が堆肥になるまでと参加者の感想 回収後、たい肥化工場に運ばれた食物資源は、専用の処理機に投入し、かくはんして発酵させると、水分が抜け、約20日間で茶色の土のようなたい肥のもとになります。これに、せんてい枝のチップを混ぜてさらに2週間ほど発酵させるとたい肥が完成します。製品としてはその後さらに3カ月ほど寝かせてから出荷されます。平成23年度は、400世帯が参加し、約27トンの食物資源が回収され、たい肥化されました。平成24年度は、25年3月末現在で581世帯が参加しています。 

 なお、参加世帯を対象に行ったアンケート調査の結果によると、「燃えるごみの量が大幅に減った。」「ごみに対する意識が変わり、ごみを減らそうという気になった。」等、回答者のうちの約9割の方々から「参加して良かった」との感想をいただいています。

 市では、このたい肥で作った野菜や果物を市民が食べることで資源循環を目指しています。

3月13日(木)生ごみ集団回収事業説明会が開催されました。

2014年03月13日 | リサイクル
2014年3月13日(木)生ごみ集団回収事業説明会が開催されました。

内容は、生ごみ集団回収事業の再開に伴う事業説明でした。

 生ごみ集団回収事業については、委託先である生ごみ堆肥化施設の許可更新、及び場内設備の大規模改修により、平成25年2月19日の回収をもって一時中断していました。

 10月以降の再開予定が大幅に延びて、再開のめどが立たず1年以上が経過してしまいました。

 新年度からは、多摩地区の別の生ごみ堆肥化施設事業者において生ごみ集団回収事業の再開するというものでした。

 しかし、再開する事業費用が年間約75万4千円から約282万7千円と約207万3千円もの大幅な増額が試算されています。

 一時中断前の平成23年度の処理量(20,530㎏)に基づいて試算した場合

 <以前の生ごみ堆肥化施設㈱多摩フレッサ>
  処理費用:25円/㎏  収集運搬費用:10円/㎏

 <再開後の委託料試算>
  処理費用:30円/㎏  収集運搬費用:3万8,500円/回

 つまり、今までの処理費用が1㎏あたり5円増えるだけなので、収集運搬費用が10円/㎏のままだったら5円×20,530㎏=10万2,650円の増加にしかならないはず・・・

 ところが、10円/㎏では事業者が割りに合わないとのことで、収集量が何キロでも1回の回収で3万8,500円の収集運搬費用が見込まれています。

 今までは、年間で20,530㎏(平成23年度の処理量)÷約48回(毎週1回)=平均で1回あたり約427.7㎏しか回収していないことになります。

 1回の回収で今まででしたら10円×3,850㎏=3万8,500円となります。

 つまり、3,850㎏分の回収費用と同じになります。

 そうすると今までは何故、収集運搬費用が10円/㎏で可能だったのか?
 
 今回は、何故同じ方法が取れないのか?

 明日から始まる予算特別委員会で明らかにしていきます。

 また、説明では費用面だけでこの事業を判断しないという発言がありました。

 しかし、予算が可決されれば新年度の早い時期から再開して、2~3年後に継続するか否かについて検証するとのことです。

 平成23年度実績で265世帯。最終目標は500世帯。

 100円のコミュニティーバスを180円(民間バスの初乗り料金)に値上げして、その地域の高齢者のためにだけ税金を使うことは不公平だとして、高齢者割引については割引を実施しない方向である、今の東村山市政を考えると、同じ理屈で一部の市民のために税金を使うことが不公平であると生ごみ集団回収事業を廃止されてしまうのではないかとの懸念が残ります。

 参加者からの要望であったように、

①もっと手続きを簡略化すること 

②世話人を中心として生ごみ集団回収事業に関わる方々の会を開催し、事業者見学を実施したり、この方々が主体的に市民説明会を実施すること 

③生ごみ集団回収事業参加者マップをつくり、参加者の増加の見える化を図ること

ができるかが課題になると思います。

 
 
 
 



環境建設委員会市内視察「リサイクルセンター建設工事現場説明」2013年7月16日(火)

2013年07月16日 | リサイクル
環境建設委員会市内視察「リサイクルセンター建設工事現場説明」2013年7月16日(火)


2013年7月16日(火)10:30~11:30
環境建設委員会市内視察「リサイクルセンター建設工事現場説明」を受けました。

午後からは、一般市民に説明会を実施するとのことです。

建造物は解体されて、更地になっていました。
汚染土壌は、3カ所から約220立米を処理したとのことです。

これから、建築計画の申請が下りれば工事が開始されます。

基礎ができた段階、棟上げの段階、完成直前の3工程で見学会を実施するとのことです。

2012年11月5日10時から、リサイクルセンター建設工事請負契約、補正予算の臨時議会が開催されます!

2012年10月29日 | リサイクル
2012年11月5日10時から、リサイクルセンター建設工事請負契約、補正予算の臨時議会が開催されます!

〇 議案第48号 東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約

  株式会社協和エクシオとの11億670万円(消費税込)の東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約について


〇 議案第49号 平成24年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)

  東村山市秋水園リサイクルセンターの入札価格との差額の減額補正並びに秋水園管理棟新設工事の増額補正


東京多摩地域でのごみ焼却施設建て替え計画

2012年10月23日 | リサイクル
2012年10月19日

市民ごみ大学セミナー

東京多摩地域でのごみ焼却施設建て替え計画

<発表>

1.ふじみ衛生組合(三鷹市・調布市)

2.日野市 新ごみ処理施設建設計画 

3.新武蔵野クリーンセンター

<傾向>

① できるだけ現有施設の長寿命化を図る

②予備炉をつくらず、規模を縮小する

③ 発電設備を備える

秋水園リサイクルセンター建設工事、株式会社協和エクシオが10億5,400万円で落札

2012年10月18日 | リサイクル
秋水園リサイクルセンター建設工事、株式会社協和エクシオが10億5,400万円で落札。

予定価格は、11億770万8千円。

9月議会の補正予算審議では、ペットボトルの処理を民間委託にすることや「びん・缶」の選別処理ラインを1ラインにしたことにより、12億6千万円から約1億円くらい減額されるとのことでした。

2位の会社は、11億8,450万円
3位・4位の会社は、14億円を超えています。

予算が12億6千万円しか議会で認められていないのに何故?・・・

そうすると、11億6千万円以下で入札した企業は、1社しかないということになります。

<以下東村山市HPから抜粋>

東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事
2 業種
機械器具設置
3 施工場所 東京都東村山市秋津町4-17-1
4 施工期間
契約締結日の翌日から平成26年6月30日
5 概要 設計・施工一括発注
リサイクルセンター棟、粗大ごみ処理棟及びストックヤード棟建設工事一式並びに既存施設の解体撤去工事一式等

6 予定価格(税込)
事後公表
7 単体・JV区分 単体
8 入札方法 条件付き一般競争入札(東京電子自治体共同運営電子調達サービスによる電子入札)
9 入札参加資格条件 東京電子自治体共同運営の東村山市競争入札参加有資格者で、上記2の業種に登録があること。
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこと。
経営不振の状態(会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項の規定に基づき更生手続開始の申し立てをしたとき、民事再生法(平成11年法律第225号)第21条第1項の規定に基づき再生手続開始の申立てをしたとき、手形又は小切手が不渡りになったとき等。ただし、市が経営不振の状況を脱したと認めた場合を除く。)にないこと。
公告の日から入札までの間で、東村山市から指名停止措置又は入札参加排除措置を受けていないこと。
上記2の業種において、経営事項審査による総合評定値が1,000点以上であること。
平成14年度以降に、官公庁発注工事で契約金額が3億円以上で5トン/日以上の廃棄物の選別、圧縮等を行う施設の建設工事実績を有すること。
下記12の東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書を提出すること。
建設業法の規定に基づき、対象工事に対応する建設業法の許可業種に係る監理技術者又は主任技術者を専任で配置することができること。

10 入札参加申請書の受付 平成24年9月10日(月曜)午前9時から平成24年9月19日(水曜)午後3時までに電子入札システム(電子調達サービス)により「一般競争入札参加資格確認申請書」を提出すること。

添付書類
上記9の入札参加資格条件の契約実績を証する契約書等の工事件名、契約金額、工事期間、契約者名及び処理能力が確認できる部分の写し並びにJV実績の場合は協定書の写し

11 発注仕様書等の貸与期間等 平成24年9月10日(月曜)から平成24年9月20日(木曜)までの間に貸し出す。

発注仕様書等の貸与の方法については「東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書提出要領」を参照のこと。

12 計画設計図書の提出 平成24年10月4日(木曜)又は5日(金曜)に持参すること。
受付時間は午前9時から午後5時まで(午後0時から午後1時までを除く。)とする。

計画設計図書の内容及び提出の方法については「東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書提出要領」を参照のこと。

13 申請結果の通知 平成24年10月12日(金曜)に電子入札システム(電子調達サービス)により、一般競争入札参加資格確認結果通知書を送付します。
14 入札期間 一般競争入札参加資格確認結果通知書を受領した時から平成24年10月16日(火曜)正午まで
15 開札日時 平成24年10月16日(火曜)午後2時
16 開札場所 電子入札システム(電子調達サービス)
17 入札執行回数 3回
18 落札者への通知 開札終了後、電子入札システム(電子調達サービス)により通知をする。通知を受けた者は、通知を受けた日の翌日に受付票を持参し総務部契約課(市役所本庁舎3階)に来庁すること。ただし、別に指示があったときは、この限りでない。
19 入札の無効 入札参加資格条件に示した競争入札に参加する資格がない者が入札したとき。
申請内容に虚偽の記載があったとき。
工事請負等競争入札参加者心得(電子入札用)に違反した入札をしたとき。
指名を受けた後、東村山市から指名停止措置又は入札参加排除措置を受けた者が入札したとき。

20 最低制限価格 設定しない
21 入札保証金 免除
22 契約保証金 契約金額の10%以上の納付を要する。
23 前払金 あり (契約金額の40%以内。ただし、6,000万円を限度とする。)
24 部分払 あり (回数は4回以内。ただし、契約金額の10分の9以下を限度とする。)
25 契約条項を示す場所 入札情報サービス(電子調達サービス)の「お知らせ情報(東村山市)」に掲載する。
26 その他 契約締結までの間に東村山市内において指名停止措置又は入札参加排除措置を受けた場合は、契約を締結しないものとする。
入札において、事故が起きた場合や不正な行為があると認めた場合は、入札を中止し、又は延期することがあります。
必要に応じ、見積り資料の提出を求めることがあります。また、この場合は、見積り資料の総括表は、情報公開の対象となります。
1回目の入札で落札者のない場合は、再度入札を行う。この場合、電子入札システム(電子調達サービス)上で開札後に「再度入札通知書」を送信するため確認すること。再度入札は最大2回行う可能性がある。原則としていずれも1時間間隔で開札時間を設定するものとする。
本案件は、平成24年東村山市議会に提案する必要があるため、本案件が議会で可決されることを条件として入札を行うものである。

27 添付資料

録画配信!東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例

2012年10月17日 | リサイクル
東村山市HPに9月議会最終日のインターネット録画配信がアップされています。

<以下、東村山市HPより抜粋>

議員提出議案第8号 東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例


〇提案説明(奥谷浩一) 質疑(小町明夫議員、伊藤真一議員)

http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/gikaijoho/gikai_21_rokuga/24_rokuga/2409saishu_list/gikai241003_10_01.html


〇質疑(佐藤真和議員・赤羽洋昌議員) 討論・採決

http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/gikaijoho/gikai_21_rokuga/24_rokuga/2409saishu_list/gikai241003_10_02.html


東村山市の「ビン缶及び不燃物の処理の方法」に関する住民投票条例否決!

2012年10月06日 | リサイクル
議員提出議案第8号 東村山市の「ビン缶及び不燃物の処理の方法」に関する住民投票条例否決!

(1)12億6300万円で新設するか(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用するかの対案を示した住民投票条例が賛成少数で否決されてしまいました。

簡単に言うと、秋水園での「ビン缶及び不燃物の処理」に建設コストを12億6300万円かけるか、今の施設を有効利用して建設コストをタダで済ませるかというものです。

精一杯、説明したつもりですが多くの議員の理解が得られなくて残念です。

賛成は、以下の8名

日本共産党 4名 福田かづこ議員・保延務議員・山口みよ議員・山崎秋雄議員

東村山を良くする会 3名 奥谷浩一・朝木直子議員・島崎よう子議員

草の根市民クラブ 1名 矢野穂積議員

反対は、以下の16名

自由民主党市議団 7名(議長を除く) 肥沼茂男議員・北久保眞道議員・石橋博議員・小町明夫議員・蜂屋健次議員・土方桂議員・三浦浩寿議員

公明党 6名 石橋光明議員・島田久仁議員・伊藤真一議員・駒崎高行議員・村山淳子議員・小松賢議員

変わろう!議会・東村山 2名 佐藤真和議員・大塚恵美子議員

みんなの党 1名 赤羽洋昌議員

以下、提案説明です。

<提案説明>

議員提出議案第8号、東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例の提案理由の説明をさせていただきます。

本市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関し、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し市政の民主的な運営及び財政の健全化を図るため、本案を提出するものであります。
提出者は、矢野 穂積、保延 務、奥谷 浩一でございます。
代表して私から説明させていただきます。

はじめに、提案理由について申し上げます。
8月28日の臨時議会において、有効署名数5775名の直接請求による議案(第26号)(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例が否決されました。

市長は、議案提案の中で、「住民投票は、リサイクルセンター建設に賛成か反対かの〇×ではなく、何らかの代替案があって初めてする可能性がある。」と述べられました。

市長答弁で、鳥取市のような方法もあることを示唆されました。

鳥取市では、平成23年8月8日に、市庁舎新設の是非を問う住民投票条例の直接請求が行われ、臨時会で上程され審査されましたが、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案否決されました。

しかしながら、このような経過を踏まえ、鳥取市議会では、議員提案で住民投票条例を制定することを確認し、9月定例会最終に「鳥取市庁舎整備に関する住民投票条例検討会」を議会内に設置し、「新築移転」と「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」の2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、平成24年2月定例会で、全会一致で可決されました。

これを受けた住民投票が平成24年5月20日に行われ、投票率が、50.81パーセントで、「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」が有効得票数の過半数を超えました。

 そして、鳥取市長は、次のように述べておられます。
「いろいろな検討経過が十分市民のみなさんに公開され、明らかとなって議論が進められることの必要性が、今回の住民投票に至る経過の中でも一層痛感されているところです。

 鳥取市のまちを発展させていく推進力を生み出していく大きな力を、市民のみなさん、議会のみなさん、そして市の執行部、この3者がしっかりと連携しながら取り組めるようにお願いをしていきたいと思います。」と。

私は、(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例について、以下のように賛成討論をさせていただきました「現在、東村山市議会では、市民に開かれた議会を目指し、議会基本条例制定に向け、特別委員会を設置しております。

万一、今回の住民投票条例の議案が、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案が否決された場合、東村山市議会として、渡部市長が述べられたように対案を作成し、2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、実施することが、本当に市民に説明責任を果たす開かれた議会・働く議会のあり方だと考えます。

議員各位におかれましては、その辺の所もぜひ、ご検討いただきたいとご提案申し上げ、私の賛成討論といたします。」と。

また、平成23年度決算質疑に於いて、所管の答弁で、現在ペットボトルの保管等に使用している粗大ごみ処理棟がリサイクルセンターとして使用できる可能性があることが判明し、しかも建設補修費用も不必要であることがはっきりしました。

既存の施設を使えば12億6300万円もの税金の支出が不要であることがはっきりした以上、この計画を再検討するべきであると考え条例を提案させていただきました。


それでは、条例案について説明させていただきます。2ページをご覧ください。

この議員提出議案、東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例案の特徴は、第2条にあるように、(1)12億6300万円で新設することに賛成する(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用することに賛成する。かの対案を示している点です。

また、第4条の住民投票の期日では、この条例の施行の日から60日以内としている点です。

*次に、対案である現存施設の有効利用の方法の具体的な説明をさせていただきます。

特徴は、お金をかけずに、現存施設の有効利用及び市内の民間業者を育成する案でございます。

まず、不燃物の積み替えにつきましては、現在ペットボトルのストックヤードとして使用されている粗大ごみの処理施設をそのまま利用いたします。

粗大ごみ処理施設に入って、すぐ右の所に大きな穴(プッシャーホッパー)がふたつあります。

昔は、あそこに粗大ごみを放り込んで圧縮、それを手選別用エプロンコンベアで運び、資源物の抜き取り作業をしていました。その後、破砕機にかけて細かく砕いていました。

パッカー車で運んできた不燃物を粗大ごみ処理施設に入って、すぐ右の所に大きな穴(プッシャーホッパー)に投入します。そしてそのまま、エプロンコンベアーで運び、エプロンコンベアーの先に狛江市のような鉄製の箱を置いて、そのまま不燃ごみが入っていくようにします。
その鉄製の箱をフォークリフトで積み上げて置いていきます。
そうすれば、現在、山のように不燃物を積み上げ、上からぽろぽろと崩れ落ち、騒音の最大の発生源である大きなエンジン式のホイルローダーで、何度も下のコンクリートを削る大きな音をさせて、山の上に不燃物を積み上げる作業の必要がありません。

また、ビンの処理は、(写真のように)粗大ごみの破砕施設内で、狛江市のように鉄製の箱に色分けし、柄の長い金づちを使い、大きなビンを割る方式を考えております。このことにより、二階から落下させてビンを割るといった騒音を軽減でき、スペースも少なくてすみます。(バッテリー式のフォークリフトで積む)

また、これからビンの処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者を公募し、使用しなくなったリサイクル作業場のビン処理機械を無償貸与し育成していくことを考えております。

つぎに、缶につきましては、焼却炉東側の建物の中で、(図面で示す)積み替え作業のみで売り払いを考えております。

これから缶の処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者を公募し、使用しなくなったリサイクル作業場の缶圧縮機械を無償貸与し、育成していくことを考えております。

次に附則について申し上げます。
この条例は公布の日より施行することとし、投票日の翌日から起算して90日を経過した日に、その効力を失うこととするものでございます。

以上、本条例案については、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し市政の民主的な運営及び財政の健全化を図るものでございますので、速やかにご可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。

議員提出議案 東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例

2012年09月29日 | リサイクル
2012年10月3日(水)の9月定例議会最終日に議員提出議案第8号として、
東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例の質疑が行われます。

提出者は、以下の通りです。

東村山市議会議員 奥谷 浩一・矢野 穂積・保延 務(議席番号順)

*条例案の説明・・・ 本市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関し、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し市政の民主的な運営及び財政の健全化を図るため、本案を提出するものです。

この議員提出議案、東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例の特徴は、以下の第2条にあるように、(1)12億6300万円で新設か(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用かの対案を示している点です。

(住民投票)
第2条 前条の目的を達成するため、次の各号の選択肢について、住民による投票(以下「住民投票」という。)を行う。
(1) 12億6300万円で、ビン缶及び不燃物処理のためのリサイクルセンターを新築することに賛成する。
(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用することに賛成する。

*以下、対案である具体的な現存施設の有効利用の方法の説明です。

お金をかけずに、現存施設の有効利用及び市内の民間業者育成案

①不燃物の積み替え → 現在ペットボトルのストックヤードとして使用されている粗大ごみの破砕施設をそのまま利用

粗大ごみ処理棟の入ってすぐ右の所に大きな穴がふたつあります。

昔は、あそこに粗大ごみを放り込んで圧縮、それをベルトコンベアーで抜き取り作業をしていました。その後、破砕機にかけて細かく砕いていました。

とするならば、ベルトコンベアーの先に狛江市のような鉄製の箱を置いて、そのまま不燃ごみが入っていくようにすれば、パッカー車で運んできた不燃物のストックヤードがいらず、バッテリー式のホイルローダーで積替えをしなくていいはずです。

鉄製の箱をバッテリー式のフォークリフトで積み上げておいて、10トン車の荷台に積み替えるだけなら、まったく騒音は発生しません。

また、ビンの処理は、同じラインで不燃物が終わってからやれば、スペースが有効に使えます。

イメージは、粗大ごみ処理棟の中は、鉄製の箱がいっぱい積み上げられている感じです。


②ビン → (見出し画像のように)粗大ごみの破砕施設内で、狛江市のように鉄製の箱に色分けし、柄の長い金づちを使い、大きなビンを割る。(バッテリー式のフォークリフトで積む)

これからビンの処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者に使用しなくなったリサイクル作業場のビン処理機械を無償貸与し、育成していく。

③缶 → 焼却炉東側の建物の中で、積み替え作業のみで売り払い。

これから缶の処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者に使用しなくなったリサイクル作業場の缶圧縮機械を無償貸与し、育成していく。

収集方法は、当面現状維持(ビン・缶は別々収集)。

個別収集のコストを検討し実現可能であれば、狛江市のように家庭用コンテナ貸出し方式を採用を検討していく。

*以下、これまでの経緯です。

8月28日の臨時議会において、有効署名数5775名の直接請求による議案(第26号)(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例が否決されました。

市長は、議案提案の中で、「住民投票は、リサイクルセンター建設に賛成か反対かの〇×ではなく、何らかの代替案があって初めてする可能性がある。」と述べられました。

市長答弁で、鳥取市のような方法もあることを示唆されました。

鳥取市では、平成23年8月8日に、市庁舎新設の是非を問う住民投票条例の直接請求が行われ、臨時会で上程され審査されましたが、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案否決されました。

しかしながら、このような経過を踏まえ、鳥取市議会では、議員提案で住民投票条例を制定することを確認し、9月定例会最終に「鳥取市庁舎整備に関する住民投票条例検討会」を議会内に設置し、「新築移転」と「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」の2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、平成24年2月定例会で、全会一致で可決されました。

これを受けた住民投票が平成24年5月20日に行われ、投票率が、50.81パーセントで、「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」が有効得票数の過半数を超えました。

 そして、鳥取市長は、次のように述べておられます。
「いろいろな検討経過が十分市民のみなさんに公開され、明らかとなって議論が進められることの必要性が、今回の住民投票に至る経過の中でも一層痛感されているところです。

 鳥取市のまちを発展させていく推進力を生み出していく大きな力を、市民のみなさん、議会のみなさん、そして市の執行部、この3者がしっかりと連携しながら取り組めるようにお願いをしていきたいと思います。」と。

私は、(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例について、「現在、東村山市議会では、市民に開かれた議会を目指し、議会基本条例制定に向け、特別委員会を設置しております。

万一、今回の住民投票条例の議案が、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案が否決された場合、東村山市議会として、渡部市長が述べられたように対案を作成し、2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、実施することが、本当に市民に説明責任を果たす開かれた議会のあり方だと考えます。

議員各位におかれましては、その辺の所もぜひ、ご検討いただきたいとご提案申し上げ、民主党会派を代表しての私の賛成討論といたします。」と賛成討論をさせていただきました。

また、平成23年度決算質疑に於いて、所管の答弁で、現在ペットボトルの保管等に使用している粗大ごみ処理棟がリサイクルセンターとして使用できる可能性があることが判明し、しかも建設補修費用も不必要であることがはっきりしました。

既存の施設を使えば12億円もの税金の支出が不要であることがはっきりした以上、この計画を再検討するべきであると考えます。

『ビン缶及び不燃物の処理を行う』秋水園リサイクルセンター事業計画は、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し、市政の民主的な運営及び財政の健全化を図る必要があると考えます。

このことを受け、今回の議員提出議案となりました。




12億円のリサイクルセンター建設の是非を問う住民投票条例案が10対14の反対多数で否決されました!

2012年08月29日 | リサイクル
2012年8月28日(火)

東村山市議会8月臨時議会におきまして、12億円のリサイクルセンター建設の是非を問う住民投票条例案が10対14の反対多数で否決されました!

報道陣を除き、89名もの方々が傍聴にお越しになり、議場の傍聴席には入りきれず、テレビモニターを設置した委員会室にて傍聴していただいた方々も居られました。

以下、民主党の賛成討論を掲載いたします。

<賛成討論>

民主党は、議案第26号に賛成の立場から討論いたします。

質疑に於いて、市長が問題点だとする3点については、何ら問題ではないことが明らかになったと考えます。

それよりも、行政サイドの不正確な答弁やあいまいな情報提供により、議会での審議が、正確な情報がない中で行われたことは、大きな問題であると考えます。

一例を申し上げますと、前期のリサイクルセンター特別委員会(自民党の肥沼委員長)において、各委員から、何度も「外部委託できる業者はないのか。」の質問に対して、「そのような業者はない。」の一点張りでした。

しかしながら、今期の環境建設委員会で、平成23年11月14日になって初めて、「法解釈を見直したら、専ら再生品というのがあり、ビンや缶なども市の発注であれば、産廃業者に出せることがわかった。」として、3事業者が示されたものであります。

本来であれば、前期の特別委員会の段階で、ちゃんと法解釈をして、このことが分かっっていれば、民間事業者への外部委託の議論はできたはずであります。

議会審議の遅延を招いた原因は、行政側にあると考えます。私、個人的には、委員長を出していた会派が一番怒らなければいけないのではないかと思いますが・・・

また、リサイクルセンター建設の予算が議決された後の、平成24年5月7日の環境建設委員会において初めて、騒音の一番の原因であるホイルローダーのバッテリー式への機種変更や床面の改善の話が出てきたものであります。

現在、議会自身の意思決定が、不正確な情報をもとになされた結果、本来の行政のチェック機能を果たせない状況にあります。

そのため、地方公共団体の意思決定を補完するものとして、今回の住民投票条例は必要であり、条例制定に賛成するものであります。

また、市長は、議案提案の中で、「住民投票は、リサイクルセンター建設に賛成か反対かの〇×ではなく、何らかの代替案があって初めてする可能性がある。」と述べておられます。

そのことについては、既に、8月23日の時点で、市民の会の方々が、議会が始まる前に市長に要望書という形で、代替案を4案提出されています。

先の市長答弁でありましたように、鳥取市のような方法もあります。

現在、東村山市議会では、市民に開かれた議会を目指し、議会基本条例制定に向け、特別委員会を設置しております。

万一、今回の住民投票条例の議案が、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案が否決された場合、東村山市議会として、渡部市長が述べられたように対案を作成し、2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、実施することが、本当に市民に説明責任を果たす開かれた議会のあり方だと考えます。

議員各位におかれましては、その辺の所もぜひ、ご検討いただきたいとご提案申し上げ、民主党会派を代表しての私の賛成討論といたします。

『リサイクルセンター建設の賛否を問う住民投票条例』臨時議会始まる!

2012年08月23日 | リサイクル
2012年8月23日(木)10時から

『(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問うの住民投票条例』臨時議会始まる!

市長は、議案提案の中で、「住民投票は、リサイクルセンター建設に〇×ではなく、何らかの代替案があって初めてする可能性がある。」と述べました。

実は、本日、市民の会の方々が、議会が始まる前に市長に要望書という形で、代替案を4案提出されています。

また、「現状の使っていない元粗大ごみ処理施設をリフォームして、不燃物の積替え作業に」といった中身の以下のような請願も本日、受理されました。


24請願第15号 リサイクルセンターは3R(Reform(リフォーム)・Reasonable(リーズナブル)・Renewal(リニューアル))で!

現状の施設を活かした処理方法の実施を求める請願

(請願主旨) 不燃物の積み替え作業については、現在使用されていない粗大ごみの処理施設をリフォームし使用すること、現在使用しているリサイクル作業場を手直しして使用する処理方法を実施することを求める。

(請願理由)リサイクルセンター建設の必要性は、騒音・振動・労働環境の3つであった。

これをクリアする案があれば、建設は必要ではなくなり、尚且つ、秋水園に搬入されるごみ収集車の車両数が減少すれば、さらにベターである。

この観点から、考察するに現状の施設を活かした、最も経済効率の高い方法を提案するものである。

1.不燃物の積み替え作業の騒音・振動対策について

 以下の理由から、現在使用されていない粗大ごみの処理施設をリフォームし使用することが、可能と考える。

① 25トン車が入れるスペースがある。

② 防音設備が既にされていて、外に防音壁と緩衝帯として、東村山市が購入した土地がある。

③ 床面を浸透性表面強化剤にし、ホイルローダーをバッテリー式に変更すると、騒音・振動は激減する。

④ 10トン車の荷台部分がバックで縦に入って、積み替え作業がしにくいので、西武バスのターミナルにあるような、ターンテーブルを使い、方向が縦から横に変えられるようにする。

⑤ 入り口には、焼却炉の搬入扉に設置したような、自動シャッターを設置し、音が直接外に漏れない工夫をする。

2.リサイクル作業場の労働環境と騒音対策について

 以下の理由から、現在使用しているリサイクル作業場を手直しして使用することが、可能と考える。

① 民間のリサイクル作業現場と比べて、現在のリサイクル作業場の労働環境が劇的に悪いとは捉えられないが、蛇腹形式のスポット式の冷房設備で、作業している方に涼しい風を送る必要がある。

② 缶は、資源物として売払う。収集車がそのまま、秋水園を経由せずに直接搬入する。

③ びんの処理は、現状としては、このままリサイクル作業場で行うが、騒音対策のため、周囲に防音壁を立て、カレットの取り出し口には、さらに焼却炉の搬入扉に設置したような、自動シャッターを設置し、音が直接外に漏れない工夫をする。

以上のように、不燃物の積み替え作業については、現在使用されていない粗大ごみの処理施設をリフォームし使用すること、現在使用しているリサイクル作業場を手直しして使用する処理方法の実施を求めるものです。