2015年3月議会一般質問&答弁が東村山市HPにアップされました。
<以下、東村山市HPより抜粋>
⑥にいきますね。2014年6月に値上げしてから今までの乗車人数合計と割合、それぞれの対前年度比、そのうち70歳以上の方で乗車しなくなった方々の人数合計と割合をお伺いします
○まちづくり部長(野崎満君) 全路線の運賃改定前後の各月の乗車数比較を申し上げます。
平成25年6月の乗車数3万9,920人、平成26年6月の乗車数3万205人、マイナス24.3%。平成25年7月の乗車数が3万9,859人、26年7月、3万566人、マイナス23.3%。平成25年8月、3万8,156人、26年8月、2万9,770人、マイナス22%。平成25年9月、3万6,280人、26年9月、2万8,222人、マイナス22.2%。平成25年10月、3万9,759人、26年10月、2万9,235人、マイナス26.5%。平成25年11月、3万5,807人、平成26年11月、2万7,868人、マイナス22.2%。平成25年12月、3万3,668人、平成26年12月、2万5,361人、マイナス24.7%。平成26年1月、3万562人、平成27年1月、2万4,558人、マイナス19.6%でございます。
改定前の平成25年6月から26年1月までの8カ月間の乗車延べ人数合計は29万4,011人、改定後の8カ月間の合計は22万5,785人で、人数で6万8,226人の減、率で23.2%の減でございます。
次に、70歳以上で乗車しなくなった人数でございますけれども、年齢別の統計をとっておりませんので、仮に70歳以上の乗車率を当市人口比率等からグリーンバス利用者全体の32.3%とし、さらに今回の運賃改定により全体で乗車人数が23.2%減となりましたことから、この減率を用いて試算いたしました。
この結果、改定前、前年の8カ月間での70歳以上乗車延べ人数9万4,962人に対しまして、改定後8カ月間、7万2,925人となり、延べ2万2,035人の減と試算されました。率につきましては、試算に用いた23.2%でございます。
○3番(奥谷浩一議員) 今ずっと統計を出していただいたのと、あと推定値になりますけれども、今回6月から、100円から初乗り料金の180円に値上げされたことで、全体で言えば6万8,000人弱、23.6%で、70歳以上のシルバーパスを使える年代としては、推定値でありますけれども、約2万2,000人強、割合としては23.6%なのかな。2万2,000人の方が使えなく、また乗らなくなっているという推定値であります。
先ほどのところで、民間バスにシルバーパスが導入されている理由は高齢者の社会参加とありました。もともと東村山市でコミバスを導入したのは、新しい公共システムで、この間、10年間で民間との公平性等が言われてきて、100円から180円に初乗り料金が値上げされたわけです。検討の余地があると言いながら、それについては導入を見送った経緯があります。高頻度に乗る方には割引が必要だねという認識はあったとしても、実際に値上げされた際には導入されていない、高齢者の割引制度については。
それによって私は、この推定値でありますけれども、延べ人数の2万2,000人の方が、今まではコミバスに乗っていろいろなところにお出かけになっていた方が、我慢するか乗らなくなった。ほかの公共交通を使ってくれれば、それはそれでいいと思うんですけれども、コミバスに乗る人というのはもともと交通不便地域にいる人ですから、民間のバスがないからコミバスに乗っていると思うんです。
だから、代替手段がないからコミバスに乗っているにもかかわらず、値上げをされたことによって2万2,000人の方が、推計ではありますが、乗らなくなっています。これは利用者サービスのところで言っても、高齢者については、市が運営主体となっているコミュニティバスやシルバーパスの対象外となっているため導入が難しいということで、今現在、未対応となっています。